新車の初回車検は何年後?費用目安や業者選びについても解説

新車を購入した際、初めて車検を迎える時期について「初回の車検は2年後?それとも3年後?」と疑問に思ったことはありませんか?

また、車検費用の目安やどの業者に依頼すればいいのか悩む方も多いでしょう。

この記事では、新車の初回車検の時期や、2回目以降の車検スケジュール、車検の費用相場、車検が受けられる業者の選び方などを詳しく解説します。

新車の車検についての疑問を解消し、安心して準備を進めたい方はぜひ最後までご覧ください。

目次

新車の初回車検はいつ?

新車の車検は、基本的に登録日から3年後

新車は、一般的な自家用乗用車や軽自動車の場合、新車登録日から3年後の前日までに初回車検を受ける必要があります。

登録日とは、ナンバープレートが交付され、車を運行できる状態になった日を指します。

例えば、2020年12月1日が登録日の新車の場合、2023年11月30日までに車検を受ける必要があります。この期限を過ぎた2023年12月1日時点で初回車検を受けていない場合、車検切れとなり、運行が禁止されるため注意が必要です。

なお、車検は有効期限が切れる前であればいつでも受けられますが、満了日よりあまりに早い時期に受けると次回の有効期限が短縮されてしまう可能性があります。

そのため、満了日の約1ヶ月前に車検を受けるのが一般的におすすめされています。

新車の場合、部品の不良や経年劣化が起こりにくいことから、初回のみ車検までの期間が3年と長めに設定されています。2回目以降の車検は2年ごとになります。

例えば、2020年に新車登録をした車両の場合、2023年に初回の車検を受けた後、次回の車検は2025年、その次は2027年と、初回車検以降は2年ごとに車検を受けることになります。

商用車・特殊用途自動車の初回車検は購入から2年後

すべての新車が初回車検を3年後に迎えるわけではなく、車の種類や用途によって異なります。

以下の表に示す通り、車種別に初回車検の時期が決まっています。

スクロールできます
初回2回目以降
自家用乗用自動車・二輪自動車3年2年
大型特殊・特種自動車2年2年
乗用軽自動車3年2年
貨物軽自動車2年2年
旅客運送事業用自動車(バス・タクシー)1年1年
GVW8t以上の貨物自動車1年1年
GVW8t未満の貨物自動車2年1年
乗車定員11人以上の自動車(バス)・幼児専用車(乗車定員10人以下のスクールバス)1年1年
レンタカー2年1年

参考:自動車検査登録総合ポータルサイト 自動車車検証の有効期限

ご自身の車がどのカテゴリーに該当するかを確認し、車検スケジュールを把握しておきましょう。

初回車検は車検証か車検シールを確認

車検の有効期限は、車検証または車検シールをチェックしましょう。

車検シールはフロントガラスの内側に貼られており、有効期限を確認することができます。

有効期限を把握せずにうっかり期限を過ぎてしまうと、車の安全性が低下するリスクに加え、法的な罰則を受ける可能性があります。

決して忘れないように、適切に車検スケジュールを管理しましょう。

新車の車検はどこで受けられる?

ディーラーで新車を購入した場合、「車検もディーラーで行う必要がある」と思う方もいるかもしれません。

しかし、車検は必ずしもディーラーで受けなければならないわけではなく、さまざまな場所で受けることができます。

ディーラー

ディーラーは、自社メーカーの車に関する知識が豊富なため、信頼感があります。

また、整備が必要な場合は純正部品を使用して対応してくれるため、安心感が大きなメリットです。

一方で、ディーラーでの車検は、他の業者と比べて費用が高い傾向があります。

ガソリンスタンドなどディーラー以外の業者

ディーラー以外にも、以下の業者で車検を受けることができます。

  • ガソリンスタンド
  • 車検専門店
  • 整備工場
  • カー用品店

など

これらの業者のメリットとして、ディーラーに比べて車検費用が安い傾向があります。

また、例えばガソリンスタンドでは、給油や洗車のついでに車検の予約ができるなど、立地や利便性が魅力です。

予算や車の状態、求めるサービスに応じて業者を選ぶことで、自分に合った納得のいく車検が受けられるでしょう。

新車の初回車検費用について

車検の費用は、法定費用と車検基本料の2つに大きく分けられます。

法定費用

自動車重量税・自賠責保険料・印紙代(検査手数料)など法的に支払いが義務付けられている費用です。

初回車検の場合、自動車重量税のエコカー減税が適用されることが多く、減免額がある場合があります。

車種や条件によって金額が異なりますが、初回の車検でかかる法定費用の目安は、軽自動車の場合26,000円前後、普通車の場合30,000円前後です。

法定費用は車種ごとに決まっているため、どこで車検を受けても同じ金額になります。

法定費用の詳細は、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

車検基本料

車検基本料は、車検を依頼する業者に支払う費用で、定期点検料や検査手数料などが含まれます。この金額は依頼先によって異なります。

一般的に、初回車検でも2回目以降でも、車検基本料自体は大きく変わらないことが多いですが、依頼先によって異なる場合もあるので、確認しましょう。

車検基本料の相場

車検を依頼できる主な業者の車検基本料の相場は以下の通りです。

  • ディーラー 30,000円〜100,000円
  • 車検専門店 20,000円〜70,000円
  • ガソリンスタンド 15,000円〜70,000円

業者によって料金は異なるため、事前に見積もりを取りましょう。

全国にガソリンスタンドを展開するENEOSウイングでも車検サービスをおこなっています。費用の目安や評判などを紹介しているので、詳しくは以下の記事を参考にしてください。

車検時の整備費用は別途必要

新車は一般的に部品の劣化や消耗が少なく、交換や修理が必要な箇所も限られるため、初回車検時の整備費用は比較的抑えられる傾向があります。

ただし、乗車頻度や使用方法によっては、早期に部品交換が必要となることもあり、その場合、初回車検でも2回目以降と同様の費用がかかる可能性があります。

車検費用を抑えるためのコツ

初回の車検であっても、車検にはまとまった費用が必要です。そのため、できるだけ費用を抑えたいと考える方も多いことでしょう。

ここでは、費用を抑えるためのコツを2つご紹介します。

定期的なメンテナンスで追加費用を回避

車検時に整備不良があると、追加費用が発生する可能性があります。

タイヤの摩耗具合、ブレーキパッドの状態、ランプ類の灯火確認などを車検前に確認しておきましょう。

これらを定期的に点検しておくことで、車検の際に発生する急な出費を抑えることができます。

予算に応じた業者選び

前述した通り、車検が受けられる場所は、ディーラーだけでなく、ガソリンスタンドや車検専門店など複数あります。

業者ごとにサービス内容や車検基本料が異なるので、依頼前に見積もりをとって比較検討することがおすすめです。

自分の予算や希望に合わせて、どの業者に依頼するか選びましょう。

新車の初回車検はENEOSウイングへ!ディーラー品質の高水準サービスを提供

ENEOSウイングでは、カーディーラーと同等の最新設備を備え、経験豊富なスタッフが徹底したチェックを行い、車検を実施します。

法定点検や消耗品の交換も同時に対応可能(別途費用がかかる場合がございます)で、効率的なメンテナンスを実現します。

新車の初回車検について不安や疑問がある場合も、スタッフが丁寧にサポートいたしますのでご安心ください。

見積もりやご相談は無料で承っております。まずはお気軽にお近くのENEOSウイングへお問い合わせください。

新車の車検に関するよくある質問

最後に、新車の車検についてよくある質問について解説いたします。

新車の軽自動車の車検はいつですか?

新車の軽自動車の初回車検は、普通乗用車と同様で、新車登録日から3年後です。

車検シールはどこに貼ればいいですか?

車検シールは、フロントガラスの運転席上部に貼り付けます。前方かつ運転者席から見やすい位置に貼る必要があります。

1年ごとに車検が必要になる車はありますか?

主に商用車や特殊車両など、利用頻度が高く安全面でも厳しく管理されなければならない車両は、1年ごとに車検が必要です。

例えば、タクシーや貨物車、バスなどの公共交通機関に利用される車両や、モータースポーツに使用されるような特殊車両も同様です。

まとめ

新車の初回車検は、自家用乗用車の場合、登録日から3年後におこなわれます。その後、2回目以降の車検は2年後ごとに実施されます。

ただし、商用車や特殊用途車両の場合は、初回車検が2年後に設定されていることもあります。

車検費用は、車両の種類や車検業者によって異なりますが、一般的にディーラーでの車検は高額になることが多く、ガソリンスタンドなど民間の車検業者を利用することで、費用を抑えることが可能です。

ENEOSウイングでは、ディーラー車検と同等の最新設備を備え、経験豊富なスタッフが対応するため、安心しておまかせいただけます。

初めての車検で疑問や不安がある方、どこに依頼すべきかお悩みの方は、ぜひお近くのENEOSウイングへお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

ENEOSウイング編集部です。コラムで車に関するお役立ち情報をお届けしています。

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