車の修理でよく聞く「板金」とは、具体的にどのような作業かわからない方もいるのではないでしょうか？
車の修理における板金とは、事故や傷による車の損傷を修復するために欠かせない修理のことです。具体的な作業内容や費用の目安、保険適用のポイントなどを知っておくと、修理を依頼する際に役立ちます。
本記事では、車の修理（板金修理）の基礎から具体的な流れ、そして注意点まで徹底解説しますので、ぜひ参考にしてください。
板金の意味とは
板金（ばんきん）とは、本来、薄く平らに形成された金属そのものを指す言葉です。
また、その金属を常温の状態で曲げたり切断したりして加工する技術や作業のことも、板金といいます。
板金の技術は、車の修理をはじめ、建設業、製造業など幅広い分野で活用されています。
例えば、乗り物・日用品・電気機器・住宅の屋根など、日常生活で何気なく見かける様々なモノにも板金技術が使われており、それらを作ったり直したりするために板金が必要です。
車の修理における「板金」とは
車の修理における板金とは、車に傷やへこみができた際に生じた変形を直すための車の修理作業を指し、「板金修理」とも呼ばれています。
ボディの金属部分を、専用の機器や工具などを用いて正しい形状に修復する作業です。
鈑金との違い
同じく車を修理する作業のことを、「鈑金」と呼ぶ業者もあります。
意味は板金と同じですが、「板」は薄く平らな木材を表す字であるのに対し、「鈑」は薄く平らな金属を表す字です。
つまり、本来の意味を踏まえると鈑金が正しい表記とされています。
しかし「鈑」は常用漢字ではなく、一般的には意味が伝わりにくい字であるため、「板」が用いられる場合が多いです。
板金塗装との違い
「板金塗装」という言葉もありますが、車の修理においては板金とほぼ同様の意味で使われています。
車の修理で行われる板金は、ほとんどの場合車の変形を直してから下地処理と塗装をします。
変形の修復（板金）と塗装はセットで行われることから、車の修理を板金塗装と呼ぶ業者も多いです。
【参考】デントリペアとは？
デントリペアとは、塗装をそのまま活かしながら凹みを修理する方法のことです。
塗装を傷つけず、ボディの裏側から修理を行うため、板金修理に比べて時間が短く、費用も安く済むことが多いのが特徴です。
しかし、デントリペアはあくまで小さな凹みに対応する修理方法であり、傷や割れなどには対応できません。例えば、子供やペットが乗ったことによる小さな凹みや、石の跳ね返りや雷害による凹みなどに適しています。
板金修理で修理できる傷や凹みとは
板金修理は、具体的にどこまでの損傷を直すことができるのでしょうか。
以下より、板金修理で対応可能な損傷の例をご紹介いたします。
線傷、ガリ傷
障害物や他の車との接触などで、線状の傷やガリ傷がつくことがあります。
状況によって傷の深さは様々ですが、一見浅くて大したことはないように思える傷でも、放置するとサビの原因となるため早めの対処が必要です。
板金修理では、線傷やガリ傷など塗装面の傷に対して研磨・塗装で対応します。
サンダーなどで表面を削り、研磨紙で滑らかにしたうえで下地処理・塗装を行うというのが基本的な手法です。
線傷やガリ傷はごく浅いものであれば市販のコンパウンドやタッチアップペンなどを使って目立たなくさせることができます。
しかし傷の深さを一般の方が見分けることが難しいため、確かな知識と技術力を持つプロへの相談がおすすめです。
線傷やガリ傷の深さの見分け方や業者へ修理を依頼した場合の費用などは、以下の記事をご覧ください。
軽度の凹み
障害物や他の車とぶつかったり、車が縁石に乗り上げたりすると外板パネルがへこんでしまいます。
そのへこみを直す手段として、板金修理は最適です。
凹みの状態に合わせた方法でパネルの変形を修復し、仕上げに塗装を行います。
凹み修理は表面的な傷の修理よりも難易度が高く、失敗すると大きな弊害が及びます。
特に、「熱を加えて直そうとしたら樹脂パーツが溶けてしまった」「叩く力加減を誤ってさらにパネルを変形させてしまった」などの失敗例は多いです。
確実に凹みを直すなら、板金修理業者へ相談しましょう。
以下の記事では、車のへこみの直し方やDIY修理の失敗例プロへ依頼した場合の日数や費用の目安など詳しく解説しています。
塗装剥げ
車をどこかにぶつけたり、外的要素の影響を受けたりして塗装が剥がれることもあります。
塗装剥げの原因となる外的要素としては、日光の紫外線や鉄粉・鳥のフンなどの汚れが挙げられます。
また、洗車や雨が降ったあとにボディに残った水滴がレンズのように日光の紫外線を集め、局所的に塗装の劣化を早めるケースも多いです。
塗装が剥がれるとサビが発生しやすくなるため、速やかに板金修理で対処する必要があります。
塗装剥げに対する板金修理では、成型のためにパテを使ったり研磨したりして下地が滑らかになるまで処理し、塗装作業を行います。
塗装剥がれの具体的な原因や修理費用の相場などは、下記の記事をご覧ください。
ボディのサビ
塗装の剥がれや傷などが原因でボディにサビが発生すると、少しずつ広範囲にサビが拡大していき、やがて走行に支障をきたすほどのダメージにつながります。
サビが発生した場合は、速やかに業者へ相談のうえ板金修理を依頼しましょう。
板金修理では、サビている部分を除去してから新しいパネルを溶接し、塗装するというのが基本的な流れです。
以下の記事では車のボディにサビができる具体的な原因や放置することのデメリット、修理費用の相場などについて解説しています。
フレーム修正
車のボディが強い衝撃を受けると、外板パネルだけでなくフレームまで歪んでしまいます。
車体を支える・走行性能を維持するといった役割があるフレームが歪むと、正常に走行できなくなるため板金修理での対応が必要です。
なお、フレームは交換ができないため、板金修理ではフレーム修正機などの機器を使って形状を元通りに直すことになります。
それでも歪みが直らない場合、車の買い替えが必要となることもあります。
フレーム修正は板金修理の中でもコストがかかる修理であり、10万円～100万円程度の費用が必要です。
加えて外板パネルなどの修復やエーミング作業も必要になれば、支払総額はより高くなると考えられます。
エーミング作業は板金修理に含まれるものではありませんが、衝突事故などで損傷した車に行われることが多いです。
バンパーなどの傷
近年の自動車は、バンパーなどに樹脂素材が使われています。
板金修理は基本的に金属部分の変形を修復する手段ですが、バンパーなどの傷・凹みを直す際にも有効です。
ただし金属製のパーツとは違い、樹脂製パーツには熱可塑性があります。
熱を加えると柔らかくなる性質を利用して変形を直すため、一般的な板金とはやり方が異なります。
なお、バンパーはフロント・リアで修理費用の目安がやや変わります。
さらに損傷度合いによっては板金修理ではなく交換が必要になる場合もあるため、自己判断で修理せずプロに相談すると良いでしょう。
バンパーのキズ修理に関する詳しい情報は、下記の記事で解説していますので参考にしてみてください。
車の修理における主な板金作業の内容
車の板金修理で行われる作業は、大きく分けて以下の3つがあります。
外板板金：ボディの外側パネルを修復
外板板金とは、ボディの外側にある金属パネルの変形を修復する作業のことです。
車はいくつもの金属パネルを組み合わせて作られており、骨格であるフレームを挟んで外側と内側にパネルがついています。
その外側にあるパネルを修理する作業が、外板板金です。
具体的な手法としては、パネルの裏側から叩いて変形部分を平らに直したり、表側から特殊な工具で変形部分を引っ張り上げたりします。
内板骨格（フレーム）修正：フレームを整える
内板骨格とは、ボディの内側にある骨格部分です。
車を形作るうえでメインとなる部分であり、事故などで大きな衝撃が加わると外板と共に変形してしまうことがあります。
その際、内板骨格の変形を直す内板骨格修正という作業が行われます。
内板骨格修正では、フレーム修正機などの特殊機器を用いるケースが一般的です。
本体に車をセットして、歪んだフレームの寸法を確認しながら調整します。
内板骨格修正は専門性が高い作業であるため、費用も高額になりがちです。
パネル交換：修理が難しい場合の選択肢
外板板金や内板骨格修正でも修復不可能だったり莫大なコストがかかったりする場合、パネルそのものを交換します。
また、上記に当てはまらなくても、安全面を考慮して修理ではなくパネル交換を推奨されるケースもあります。
損傷度合いによっては、パネル以外のボディパーツが交換となることもあります。 どこを交換するのかによって、作業工程・日数・費用などは変わります。
車の修理（板金修理）の流れ
車の修理（板金修理）には、様々な工程が含まれています。
具体的な作業内容や工法は業者によって異なりますが、基本的には以下のような流れで進みます。
車の修理（板金修理）は修理箇所の修復から塗装後の磨きまで、効率的かつ丁寧な作業と高い技術力が求められます。
車の修理（板金修理）に要する日数
車の修理（板金修理）に要する日数は、主に以下の要素で変わります。
- 損傷の度合い
- 損傷箇所
- 交換するパーツの在庫の有無
- 修理の依頼先
- 依頼先の混雑状況 など
先述の通り、車の修理（板金修理）には様々な工程が含まれているため即日対応は難しく、短くても2日以上はかかります。
特に重度のへこみ・歪みがある場合や板金の際に脱着が必要な箇所を修理する場合、交換するパーツの取り寄せが必要な場合は1週間以上の期間を要することもあります。
できるだけ早く車を修理したい場合は、車の修理（板金修理）の即日対応について解説している以下の記事をご覧ください。
車の修理を板金で行うメリット・デメリット
車の修理（板金修理）の作業について解説してきましたが、ここでは車の修理（板金修理）を行うことのメリット・デメリットについて整理します。
メリット
- 元の状態に近づけることが可能なため、見た目がきれい
- 大きな損傷や複雑なゆがみなど、広範囲の修理が可能
デメリット
- 複雑な作業を伴う場合、時間がかかることがある
- 保険で対応すると、次回の保険料が高くなる可能性がある
- 仕上がりが施工業者によって差が出ることがある
上述した通り、車の修理（板金修理）は、車の外観を元通りに近づけるための効果的な方法ですが、仕上がりの良し悪しは業者の技術や経験によって異なることがあります。
そのため、納得のいく修理をするためには、業者選びが大切です。
次章では、車の修理（板金修理）を依頼できる業者について詳しく解説します。業者を選ぶポイントを押さえ、後悔しない車の修理を実現しましょう。
車の修理（板金修理）ができる業者
車の修理（板金修理）が依頼できる業者も様々で、業者によってサービスの内容や価格の傾向が異なります。
そのため、主な業者の特徴を理解したうえで依頼先を選ぶことが大切です。
ここでは、車の修理（板金修理）ができる業者の主な種類と特徴をご紹介いたします。
ディーラー
新車を販売しているディーラーでは、自社メーカーの車に対する車の修理（板金修理）も受け付けています。
品質管理が徹底されており、修理のクオリティには期待できます。
ただし、ディーラーは車の修理（板金作業）を外部の工場に委託している場合も多いです。
パーツ交換の際は基本的に純正パーツのみ使用することも相まって、他の業者より費用が高く日数も長引く傾向にあります。
車の修理（板金修理）工場
町の車の修理（板金修理）工場は、車の修理を専門的に行っているため、ディーラーよりも比較的安く本格的な板金修理を提供しています。
厳しいマニュアルがないからこそ、予算や希望に合わせて柔軟に修理方法を提案してくれることも利点です。
その一方で、工場によって施工品質やサービスの質に差が出やすいというデメリットもあります。
初めて車の修理（板金修理）工場を利用する際は、口コミなどもチェックしながら慎重に依頼先を選ぶことが大切です。
カー用品店
車のメンテナンスアイテムや電装品などを販売しているカー用品店も、店舗によっては車の修理（板金修理）をおこなっています。
価格が安く、店舗数が多いため利用しやすいことがメリットです。
ただし、カー用品店の車の修理（板金修理）は対応可能な損傷が限られており、重度の損傷の修理は断られるケースも珍しくありません。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドでも、車の修理（板金修理）が可能な店舗が増えています。
カー用品店と同じく安い・店舗数が多いというメリットの他、給油や洗車など日々の利用のついでに見積もりを依頼できるという利便性の高さも大きな特徴です。
デメリットは、ガソリンスタンドは各社で車の修理（板金修理）に対する注力の度合いが異なる点です。
全国に300店舗以上ガソリンスタンドを展開するENEOSウイングでも、車の修理（板金修理）を行っています。
無駄を省いた独自工法と設備の整った自社工場保有により、作業品質の高さを保ちながらコストの削減を実現しておりますので、安心してご相談ください。
車の修理（板金修理）にかかる費用（値段）相場
車の修理（板金修理）にかかる費用は、損傷箇所や損傷度合い、依頼先などによって変わります。
参考として、へこみの板金修理にかかる費用相場を主なパーツ別・損傷の種類別にご紹介いたします。
パーツ別に見る費用（値段）相場
主なパーツごとの車の修理（板金修理）の費用相場は、以下の通りです。
| パーツ | 費用 |
|---|---|
| バンパー | 12,000〜40,000円程度 |
| ボンネット | 30,000〜100,000円程度 |
| サイド周辺 | 30,000〜60,000円程度 |
| トランク | 50,000〜100,000円程度 |
| ルーフ | 25,000〜80,000円程度 |
傷の症状別に見る費用（値段）相場
車にできる主な損傷と、それぞれの修理にかかる費用相場は以下の通りです。
| 損傷 | 費用 |
|---|---|
| すり傷 | 10,000～50,000円程度 |
| ひっかき傷 | 15,000～50,000円程度 |
| へこみ | 12,000〜80,000円程度 |
| フレームの歪み | 100,000～1,000,000円程度 |
| サビ | 20,000～70,000円程度 |
なお、ENEOSウイングでは小さなすり傷なら8,000円〜板金修理が可能です。
ENEOSウイングの車の修理（板金修理）の値段やその他特徴については、以下の記事をご覧ください。
車の修理（板金修理）は高騰傾向にある
近年は以下のような事情が重なり、車の修理（板金修理）の費用が高騰傾向にあります。
- 物価高
- 技術者の不足
- 車の性能向上に伴う修理作業の複雑化
以前は低価格で依頼できていた業者でも、現在見積もりを取ったら想像以上に高い金額を提示されることがあるかもしれません。
先述した費用は、あくまでも現時点での相場です。
お得に愛車を修理するなら板金業界にも価格転嫁の可能性があることを念頭に置きながら、慎重に業者を比較検討する必要があります。
車の修理（板金修理）を安い費用で済ませるコツ
車の修理費用が高騰傾向にある昨今、家計の負担を抑えながら大切な愛車を修理するためにはいくつかのコツを押さえた業者選びと依頼が重要です。
車の修理（板金修理）の費用を安く抑えるなら、以下の3つを意識しましょう。
- 複数の業者で見積もりを取る
- ディーラーへの依頼は避ける
- 傷ができたら早めに修理を依頼する
- 部品交換の場合は安価なリサイクル品の利用を検討する
先述したように、車の修理（板金修理）の値段は同じ作業内容でも業者によって変わります。
よりお得な依頼先を見つけるなら値段が高くなりやすいディーラーを避け、複数の業者で見積もりを取って比較してみましょう。
また、車の損傷は放置するほど腐食が進み、より複雑で高額な修理を要する状態となるリスクが高まります。
軽度でも傷やへこみができたら、早めに修理を依頼することが大切です。
車の修理（板金修理）に保険を使うことはできる？
車の修理（板金修理）の費用負担を抑える方法としては、「車両保険の利用」もあります。
車同士の事故はもちろん、自損事故による損傷の修理にも車両保険が使えます。
ただし、加入している車両保険の種類によっては適用可能なケースに限りがあります。
また、修理に車両保険を使うと等級ダウンとなり翌年から保険料が高くなる点も注意が必要です。
場合によっては、修理費用を自己負担した方がお得になることもあるため、保険の利用は慎重に検討しましょう。
車の修理（板金修理）で車両保険が適用になるケースとは
車両保険は、大きく分けて「一般型」と「エコノミー型」の2種類があります。
それぞれ車両保険が適用される範囲が異なるため、確認しておきましょう。
一般型とエコノミー型の車両保険は、以下のケースで生じた板金修理で補償を受けることが可能です。
| 事故例 | 一般型 | エコノミー型 |
|---|---|---|
| 車両同士の事故 | 〇 | 〇 |
| 自転車との事故 | 〇 | × |
| 人との接触 | 〇 | × |
| 自損事故（建物や障害物などとの衝突・接触） | 〇 | × |
| 当て逃げ | 〇 | × |
| いたずら | 〇 | 〇 |
| 地震（地震に起因する災害）・噴火 | × | × |
| 台風・竜巻・洪水・高潮 | 〇 | 〇 |
| 墜落・転覆 | 〇 | × |
| 飛び石・飛来物との接触 | 〇 | 〇 |
なお、保険会社によっては特約を付帯することで、通常は適用されないケースの損傷にも補償を受けられる場合があります。
詳しくは保険会社へ問い合わせのうえ、補償範囲の詳細を確認しましょう。
車の修理（板金修理）を依頼する際の流れ
初めて車の修理（板金修理）を依頼する場合、「どのような流れで業者に依頼すべきか」わからない方もいるでしょう。
ここでは、車の修理（板金修理）の依頼から納車までの基本的な流れを解説いたします。
複数社から見積もりを取る
まずは依頼先の候補となる業者を複数見つけましょう。
費用やサービスに関して納得できる業者を見つけるには、最初から1社に絞るよりも2～3社程度ピックアップして比較するのがおすすめです。
候補を見つけたら、電話やWEBの専用フォームなどで各社に問い合わせて見積もりを依頼します。
来店予約をして実際に車を見てもらい、見積もりを出してもらうことになります。
金額・修理日数・作業内容など様々な項目をよく確認のうえ、比較検討しましょう。
依頼先を決定
依頼したい業者が決定したら、改めて来店予約をしてその業者に車を持ち込みます。
契約条件を確認のうえ正式に依頼し、修理完了まで車を預けましょう。
車の修理（板金修理）
車を預けたら、業者による車の修理（板金修理）がスタートします。
損傷度合いに合わせた方法で修理が進みますが、混雑状況や損傷の度合いによっては日数が長引くこともあります。
なお、想定よりも修理が長引いているにもかかわらず業者が途中で連絡をしてこないというケースも珍しくありません。
その場合は遠慮せずに自分から業者へ問い合わせ、進捗について尋ねましょう。
納車・支払い
車の修理（板金修理）が完了したら、店舗へ車を受け取りに行きます。
受け取りと同時に修理箇所を業者と一緒に確認し、問題がなければ工賃を支払います。
車の修理（板金修理）は自分でDIYできる？
カー用品店や通販サイトには、車の傷を目立たなくさせられる傷消しアイテムが販売されています。
傷消しアイテムを使えば、自分でも傷を修理することは可能です。
ただし、広範囲についた傷・深い傷・へこみを伴う傷の修理は難易度が高く、一般の方が市販のアイテムを使って修理すると失敗する恐れがあります。
修理に失敗すれば状態がさらに悪化し、本来よりも費用が高額な修理を要する事態となりかねません。
確実に車の傷やへこみを直すなら、最初から業者へ依頼することをおすすめします。 自分で修理できる傷の種類や各種傷消しアイテムの使い方、注意点などについては以下の記事をご覧ください。
車を安く・きれいに直す！車の修理（板金修理）ならENEOSウイングへ
車の修理（板金修理）をお考えの方は、ENEOSウイングの板金修理サービスにお任せください。
ENEOSウイングでは「カーコンビニ俱楽部」「ピッカーズ」の各種メニューを取り扱っており、独自の工法・確かな技術力を持つスタッフが自社保有工場にて、高品質な板金修理を低価格でご提供いたします。
お見積もりやその他ご相談は、全国に300店舗以上展開しているENEOSウイングの各店舗へお気軽にお問い合わせください。
webから板金修理の見積もり予約が可能
ENEOSウイングでは、車の修理（板金修理）取り扱い店舗のすべてでWEBからの見積もり予約が可能です。
ご来店可能な時間が限られている方も、お好きなタイミングでご予約いただけます。
また、店舗によってはWEB予約のお客様を対象に割引キャンペーンを実施している場合もございます。
詳しくは店舗検索ページより、お近くのENEOSウイングの情報をご確認ください。
板金に関するよくある質問
板金に関してよくある質問を、回答と一緒にまとめました。
鈑金は何をするのですか？
鈑金（板金）とは、平たい金属の板を加工することを指します。
車の修理においては、ボディなどについた傷・へこみを直す作業のことを鈑金（板金）や板金修理と呼びます。
主な作業内容としては、外板パネルや骨格の変形・歪みを修復、塗装などがあります。
「鈑」と「板」の違いは何ですか？
「鈑」は金属製の素材を平たくしたもの、「板」は木材を平たくしたものを指す字です。
金属加工や金属製である車の修理という意味では「鈑金」という表記が正しいですが、「鈑」は常用漢字ではありません。
そのため、車の修理を指す言葉としては「板金」という表記が広く浸透しています。
鈑金修理に予約は必要ですか？
鈑金（板金）修理は、基本的に予約必須ではありません。
しかし予約なしで来店すると、店舗の混雑や業者側のスケジュールの都合から、待ち時間が長引いたり修理を断られる場合があります。
見積もりから修理依頼までスムーズに済ませるのであれば、事前の予約をおすすめします。
車の修理（板金修理）にかかる日数はどれくらいですか？
車の修理（板金修理）にかかる一般的な日数は、2日～1週間程度です。
損傷の度合い・損傷箇所・依頼先などによって具体的な所要日数は変わるため、見積もりの際に業者へ確認しておきましょう。
なお、小さく浅い傷の修理であれば即日完了する場合もあります。
まとめ
車のボディについた傷やへこみを直す、車の修理のことを「板金」や「板金塗装」と呼びます。変形した外板パネルやフレームを特殊な工具・機器で修復したり塗装したりといった作業を行います。
ディーラー・板金修理工場・カー用品店・ガソリンスタンドなどで、車の修理（板金修理）の依頼が可能ですが、サービスの質や値段の傾向は業者ごとに異なるため、複数の業者で見積もりを取ることが大切です。
軽い損傷ならDIYの板金修理も不可能ではありませんが、失敗のリスクを避けるためにもプロへの相談がおすすめです。
ENEOSウイングなら、プロのスタッフが持つ優れた技術力と万全の施工環境が整った自社工場にて、高品質な修理を低価格で実施いたします。
コメント