ドライブスルー洗車の基本からメリット・デメリットまで。手洗い洗車との違いも解説

車を洗車する際に、ドライブスルー洗車を利用するか手洗いするべきか迷う方も多いのではないでしょうか。

街中のガソリンスタンドでよく目にするドライブスルー洗車機には、手軽さや安いというメリットもありますが、その反面デメリットも存在します。

本記事では、ドライブスルー洗車機のメリット・デメリットを紹介すると共に、手洗い洗車との違いを詳しく解説いたします。

洗車についての知識を深め、お車にあった洗車方法を見つけてみませんか。

目次

ドライブスルー洗車とは?

ドライブスルー洗車とは、車に乗ったまま、門型の機械が動いて洗車を行うことを言います。

洗車機の多くが、水やシャンプーをかけるためのノズルや回転ブラシ、水滴を吹き飛ばすための風を送るノズルがついており、一連の作業を一つの機械で行っています。

洗車機にはいくつもの種類が存在し、対応できるメニューが異なったり、大型トラックなどの洗車が可能な機械までさまざまです。

基本的にガソリンスタンドや洗車場に設置されています。

ドライブスルー洗車のメリット

前述の通りドライブスルー洗車は、「車に乗ったまま洗車が行える」のが最大のメリットです。

しかし、その他にもメリットはたくさんあります。

短時間でラク

洗車機にお金を入れ、アナウンスの指示に従って車を停車させたら、およそ3〜5分程度で洗車が完了します。

拭き上げ作業を含めても10分程度で完了することができます。

忙しい人や急いで車の汚れを落としたいときにはおすすめです。

車に乗ったままなので、さほど労力をかけずに、車をピカピカの状態に仕上げることができます

価格が安い

料金は洗車機によって異なりますが、水洗いのみ100円〜300円、シャンプー洗車300円〜500円、ワックスやコーティング700円〜1,500円など比較的安く洗車が行えます。

自宅で洗車をすると考えた場合、洗車用品を揃えたり、水道代がかかったりと意外と費用がかかるものです。

その点を考えると、ドライブスルー洗車は短時間かつ低価格でできるので、日常的に取り入れたいものと言えるでしょう。

24時間対応しているところもある

 前述したように、「忙しくて夜遅くにしか時間が取れない人」や「急いで汚れを落としたい人」など、時間を気にせず利用できるので、大変便利です。

ドライブスルー洗車にデメリットはある?

コスパが良く、忙しい人も短時間で洗車ができるドライブスルー洗車ですが、デメリットもあります。

細部まで洗うことができない・洗い残しがある

機械が自動洗浄してくれるため、洗浄ブラシが届く範囲が限られており、隅々まで綺麗に洗うことはできません。

特にサイドミラーやワイパーには汚れが残っていることがほとんどです。

また、専用ブラシが届く範囲しか洗うことができないため、溝などの凹んだ部分は汚れたままになってしまうのです。

傷がつく場合がある

洗車機は、ブラシを回転させてボディを洗い上げます。

ブラシに砂などが付着したまま回転することによって、ボディに傷がつくのです。

その上、砂などが付着していなくても、ブラシの摩擦によって細かい傷がついてしまうことがあるので要注意です。

ですが最近では、傷がつきにくいブラシに改良された洗車機も出ています。

また、事前にボディを水で洗い流しておくことで、砂などを落とすことができ、傷がつくことを少しでも防ぐことができるでしょう。

拭き取りは自分で行う必要がある

洗車機は、洗車〜エアーで水滴を吹き飛ばすことまではできますが、水滴を完全に拭き取ることができません。

ドライブスルー洗車機に通したあとは、拭き上げスペースにて自分で車体に残る水滴を吹き上げる必要があります。

撥水洗車などの場合コーティングにムラができることがある

手作業と違い、大きな機械でコーティング作業をするので、細部まで十分なコーティングが行き届かないことがあります。

そのため、フロントガラス部分だけでも、撥水具合に差が生じることもあります。

また、コーティングされていない部分から汚れが広がってしまうことも考えられるのです。

ドライブスルー洗車機の値段はどれくらい?

料金は洗車機によって異なりますが、水洗いのみ100円〜300円、泡で洗うシャンプー洗車300円〜500円、ワックスやコーティング700円〜1,500円など比較的安く洗車が行えます。

ドライブスルー洗車機の使い方(やり方)

STEP
受付ユニットを操作して、洗車コースを選ぶ

行いたい洗車コースを選び、該当する装備品が車についていればその部分を避ける選択をし、お金を入れる。

STEP
車を洗車機に入れ、停車する

車を停車ラインまで進める。

 車を停車させたら、ミラーを畳み窓をしっかり閉めエンジンをきる。

STEP
洗車が終わるまで車内で待機する

洗車中は、車から降りたり窓を開けたり車を動かすことはNGです。終了のブザーがなるまで待機しましょう

STEP
洗車が終了したら、車を移動させる

拭き上げスペースに車を移動し、ボディに残った水滴を拭き上げる。

ドライブスルー洗車機を使用する際の注意点

ドライブスルー洗車機を利用する際、どのような注意点があるのでしょうか。

装備品選択の項目をきちんと確認する

車に装備品が付いていれば、格納や取り外しをしておきましょう。

格納や取り外しができないものは、受付ユニットにて洗浄を避ける選択ボタンを押してください。

洗車中に窓やドアを絶対に開けない

洗車中に窓やドアを開けると、大量の水や洗剤が車内に入る上に、大きな回転ブラシやエアーノズルなどと接触し大変危険です。

絶対に窓やドアを開けず、合図があるまで車内で待機しましょう。

傷がつくなどのリスクがあることを理解しておく

機械が洗車をするため、車体の形によって力加減が変化することはありませんので、回転ブラシの摩擦によって細かい傷が入ることがあります。

特に、黒や紺、赤など色の濃い車体は、洗車キズが見えやすい傾向があります。

その点を理解した上で、利用するようにしましょう。

「安く」「ラク」に車を綺麗にしたい方はドライブスルー洗車がおすすめ

自分で洗車をすると、時間と労力がかかります。一方、店舗で手洗い洗車を依頼すると費用がかかります。

「安く」「ラク」に車を綺麗にしたい方には、ドライブスルー洗車が良いでしょう。

ドライブスルー洗車ならENEOSウイング各店へ!

ENEOSウイングは全国に300店舗以上あるので、外出先でも利用しやすいでしょう。

給油ついでにドライブスルー洗車も是非ご利用ください。

「傷つけたくない」「細部まで綺麗に仕上げたい」方は手洗い洗車がおすすめ

ドライブスルー洗車は、安くてラクに洗車ができますが、洗車キズと言われる細かい傷がついてしまうこともあります。

「傷つけたくない」「細部まで綺麗に仕上げたい」という方には、手洗い洗車をオススメします。

手洗い洗車とは?

手洗い洗車は、洗車キズの原因とされる砂や埃を取り除きながら洗車できます。

また汚れ具合に合わせて優しく洗えるので、洗車機に比べ、洗車キズがつきにくいとされています。

手洗い洗車のメリット・デメリット

メリット

  • 傷がつきにくい
  • 細部まで丁寧に洗える
  • 細かなキズに気付ける

自分の目で確かめながら洗えるので、隅々までキレイにすることができます。

また、細かなキズに気づきやすいため、キズから痛みが広がる前に対処することができます。

デメリット

  • 時間と労力がかかる
  • 水を使えるスペースが必要

ENEOSウイングは質の高い手洗い洗車もご提供!

熟練のプロによる手洗い洗車で、モコモコの泡で愛車を隅々までキレイに洗い上げます。

汚れは車を劣化させる原因の一つなので、愛車を美しく保ちたい方は、是非エネオスウイングの車に優しい洗車をお試しください。

ドライブスルー洗車によくある質問

最後に、ドライブスルー洗車について、よくある質問を紹介します。

コーティングをしている車も洗車機で洗車できますか?

特に問題なくできます。

洗車機の水圧では、コーティングが剥がれてしまうことは考えにくいです。ですが、コーティングが完全に硬化するまでの1ヶ月間は、洗車機の使用は控えましょう。

ただ、ワックス洗車はNGです。ワックスを含む洗車をしてしまうと、コーティング表面に油分が付着し、汚れを引き寄せます。

紫外線や酸性雨と汚れが組み合わさるとコーティングの劣化に繋がるからです。

なお、ENEOSウイングでご提供しているコーティングは洗車機利用もOKとなっております。

コーティング後も日々の手入れとして洗車機をご利用の場合は、ぜひENEOSウイングでコーティングしてはいかがでしょうか。

洗車中はエンジンを切ったほうがいいですか?

洗車中はエンジンを切ってください。

多くの人が、特に夏場はエアコンを切りたくないでしょう。ですが、洗車中にオートワイパーが作動し、ワイヤーを破損させたり、エンジン内やエンジンルームに水を吸い込んでしまうことがあります。

洗車機のアナウンス通り、エンジンは必ず切りましょう。

洗車後は必ず拭き上げる必要がありますか?

洗車後は、できるだけ拭き上げることがおすすめです。

車のボディーに水滴が残っていると、「イオンデポジット」や「ウォータスポット」ができやすくなり、車の劣化に繋がります。

また、「車を走らせれば自然に乾く」という考えもNGです。

水が蒸発した時にシミや水アカとして残る可能性があります。

そして、水滴に空気中のチリやホコリ、花粉などが付着してさらに汚れてしまうことがあるからです。

外車・輸入車もドライブスルー洗車機で洗車できますか?

洗車可能な洗車機もあります。

外車や輸入車は、ミラーがたためず着脱できる仕様のものも多いため、洗車中にミラーが落ちてしまうことがあります。

まずは洗車機に「外車ボタン」があるか確認しましょう。

「外車ボタン」がある洗車機は、ミラー落下が起こらないように配慮されているため、安心して洗車機を使用できます。

まとめ

誰もが愛車をキレイに保ちたいと思っているのではないでしょうか。

汚れは車を劣化させる原因の一つなので、時間がないからといってそのままにしておくことはNGです。

汚れ具合や時間と労力を考えて、手洗い洗車とドライブスルー洗車をうまく使い分けることをおすすめします。

ENEOSウイングなら、ドライブスルー洗車設置、手洗い洗車もご提供しております。

車の洗車についてご不明点や不安点などありましたら、お近くのENEOSウイングまでお気軽にご相談ください!

最適なサービスのご提案をさせていただきます。

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この記事を書いた人

ENEOSウイング編集部です。コラムで車に関するお役立ち情報をお届けしています。

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