タイヤ交換の費用相場はいくら?工賃や費用の内訳、交換時期の目安を解説

走行性能や安全性を保つために、タイヤは劣化に応じて定期的な交換が必要です。

とはいえ、タイヤ交換は頻繁に行うメンテナンスではないため、費用の目安がわからない方も多いでしょう。

この記事では、タイヤ交換の費用相場や工賃の内訳、さらにお得に交換するコツや時期の目安までわかりやすく解説します。

タイヤ交換の基本や寿命・交換の目安時期から、交換方法、交換費用まで
完全ガイド:タイヤ交換のすべてを徹底解説
にて紹介していますので、合わせてご覧ください。

目次

タイヤ交換とは?

タイヤ交換は、車の安全と快適な走行のために欠かせないメンテナンスです。

まとまった費用がかかることもありますが、定期的な実施が必要です。

タイヤ交換の必要性

タイヤは車と路面をつなぐ唯一の接点であり、安全走行に欠かせない重要な部品です。

走行中はもちろん、駐車中でも紫外線や気温変化の影響で少しずつ劣化する消耗品です。

摩耗やひび割れが進んだタイヤを使い続けると、グリップ力が低下して事故のリスクが高まり、乗り心地や燃費も悪化します。

そのため、定期的なタイヤ交換が必要です。

タイヤの寿命は一般的に4~5年ですが、走行距離や使用環境によってはさらに早く交換が必要になることもあります。

また、残り溝が1.6mm未満になると道路交通法違反となり、車検にも通りません。

組み換えと履き替えの違い

タイヤ交換には、大きく分けて「組み換え」と「履き替え」の2種類があります。

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作業内容説明費用や時間の傾向
組み換えホイールから古いタイヤを外し、同じホイールに新しいタイヤを取り付ける作業。工程が多く、費用は高め・作業時間は長め
履き替えホイールとタイヤがセットになったものを丸ごと交換する作業。工程が少なく、費用は安め・作業時間は短め

タイヤ交換の費用に影響するポイント

タイヤ交換の費用は、主に次の3つで変わります。

  • 作業内容(組み替え・履き替え・バランス調整など)
  • タイヤのサイズ(車種)
  • 依頼先(ディーラー・専門店・ガソリンスタンドなど)

以下で、それぞれの費用相場を順番に解説します。

タイヤ交換の作業別工賃の目安

作業ごとの費用相場は以下の通りです。

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作業内容費用(1本あたり)
組み替え約1,000~10,000円    
履き替え約500~2,000円    

タイヤ交換時は、バランス調整(約500〜1,000円)やゴムバブル交換(約300〜1,000円)が必要になることもあります。

業者によっては、基本作業と追加作業が別料金だったり、セットでまとめられている場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

車種・サイズ別のタイヤ本体の値段

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車種(タイヤサイズ)値段(4本)
軽自動車・コンパクトカー(13~15インチ)約12,000~50,000円    
SUV・セダン(16~18インチ)約40,000~80,000円    
ミニバン(16~19インチ)約40,000~100,000円    

依頼先ごとの費用傾向

タイヤ交換は、主にディーラー・タイヤ専門店・カー用品店・ガソリンスタンドなどで依頼できます。

依頼先によって工賃やサービス内容が異なるため、総額費用に差が出ます。

業者特徴工賃(1本あたり)
ディーラー・サービスの質が高く信頼性がある
・自社メーカーの純正品のみ交換可能
・工賃は高い傾向にある
約2,000~4,000円    
タイヤ専門店・幅広いメーカーのタイヤを取り揃えている
・タイヤの交換技術も高い
・工賃は高い傾向にある
約2,000~4,000円    
カー用品店・ディーラーやタイヤ専門店よりも工賃が安い
・タイヤ交換の専門店ではないため設備や技術力が不十分なこともある
約1,000~3,000円    
ガソリンスタンド・ディーラーやタイヤ専門店よりも工賃が安い
・給油などのついでに利用できる
・タイヤ交換の専門店ではないため設備や技術力が不十分なこともある
約1,000~3,000円    

タイヤを持ち込む場合は費用が割高になるケースもある

作業内容やタイヤサイズの他に、交換するタイヤを「店舗で購入する」か「持ち込む」かによっても費用が変わることがあります。

持ち込みタイヤの場合、交換費用を割高に設定している業者もあります。

また、ディーラーはタイヤの持ち込みを不可としていることも多いです。

安くタイヤを購入して持ち込みで交換したい場合は、必ず利用予定の店舗へ問い合わせておきましょう。

ENEOS(エネオス)ウイングでは、店舗購入はもちろん、持ち込みや店舗への直送に対応している店舗もあります。

対応可否は店舗によって異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。

タイヤ交換の費用を安く抑えるコツ

ここでは、タイヤ本体代と作業工賃を安く抑える3つのコツをご紹介いたします。

安価なタイヤを購入する

メーカーの純正タイヤや大手ブランドのタイヤは、値段が高い傾向にあります。

性能やブランドにこだわりがなければ、安価な社外品のタイヤの購入も検討しましょう。

安価なタイヤは、取り扱いメーカーが豊富で選択肢の幅が広いネット通販がおすすめです。

また、店舗購入でもタイヤ・ホイールをセットで購入すると割安になることもあります。

WEB割引やキャンペーンなどを利用する

業者によっては、季節限定のキャンペーンやWEB予約限定割引を実施しています。

こうした割引を利用すれば、通常よりお得にタイヤ交換が可能です。

例えばENEOS(エネオス)ウイングでは、WEB予約でタイヤ4本交換がお得になるサービスを提供しています。

工賃や見積もりを比較して選ぶ

タイヤ交換の費用は業者によって異なります。

カー用品店・ガソリンスタンド・整備工場など、同じ作業でも料金は変わるため、複数の店舗で見積もりを取り比較するのがおすすめです。

費用だけでなく、サービス内容や対応の丁寧さもあわせて確認し、納得できる業者を選びましょう。

持ち込み交換は工賃が割高になる場合があるため、事前にチェックしておくと安心です。

タイヤ交換の費用に関するよくある質問

タイヤ交換の値段に関してよくある質問を、回答と一緒にまとめました。

1本のみタイヤ交換をしたい場合、値段はどれくらいですか?

作業内容(脱着or組み換え)、タイヤサイズ、依頼先によって異なります。

目安として、脱着のみなら1本あたり約500〜2,000円です。

タイヤ交換費用が安い時期はありますか?

ノーマルタイヤは、シーズンオフとなる降雪時期に安くなる傾向があります。

スタッドレスタイヤは需要が高まる前の9~10月頃が狙い目です。

ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤでは交換する費用に変わりありますか?

費用差はほとんどありません。

ただし、業者ごとに料金設定が異なるため事前確認が必要です。

費用がかかってもホイールのバランス調整は必要ですか?

作業内容にかかわらず、タイヤの交換後はバランス調整が必要です。

タイヤは新品でも形や重さにばらつきがあるため、バランス調整を行わないと走行中の快適性に影響が及ぶ可能性があります。

ホイールバランス調整のみであれば1本あたり約500~1,000円ですが、業者によっては基本の工賃に含んでいる場合もあります。

タイヤ交換費用は経費にできますか?

事業用車両なら経費計上が可能です。仕訳は「修繕費」「車両費」「資産維持費」のいずれかを使うのが一般的です。

通常は修繕費で問題ありませんが、他の車両関連費と揃えて計上しましょう。

※20万円以上の高額タイヤは減価償却が必要です。

直送・持ち込みOK!お得な割引も!タイヤ交換はENEOS(エネオス)ウイングで

タイヤ交換では、費用だけでなく技術面の安心感も大切です。

ENEOSウイングは、全国の店舗で確かな知識と技術を持つスタッフが、タイヤ選びから交換までトータルでサポートします。

また、お客様が購入したタイヤの持ち込みや店舗への直送に対応している店舗もあります。(対応状況は事前に店舗へご相談ください)

安心してお任せいただけるサービスをお探しの方は、ぜひお近くのENEOSウイング店舗にご相談ください。

ENEOS(エネオス)ウイングのタイヤ交換費用

各店舗のタイヤ交換費用やタイヤの値段については、以下のリンクからお近くの店舗を検索してご確認ください。

お見積もりは無料のため、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

タイヤ交換費用は、主に作業内容・車種(タイヤのサイズ)・依頼先によって変わります。

目安として、作業工賃は数千円~1万円程度、タイヤ本体代は1万円台~10万円程度が一般的です。

費用を抑えたい場合は、タイヤを事前に購入して持ち込む、キャンペーン期間を利用するなどの方法もあります。

ENEOSウイングでは、タイヤに関する知識と技術のどちらにも優れたスタッフが対応します。

また、店舗独自のWEB割引や特典もご用意しています。

費用面・技術面ともに安心できるタイヤ交換サービスをお探しの方は、ぜひお近くのENEOSウイング店舗にご相談ください。

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この記事を書いた人

ENEOSウイング編集部です。コラムで車に関するお役立ち情報をお届けしています。

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