車のへこみの直し方は?自分で直す方法やメリット・デメリット、業者への依頼費用まで徹底解説

車にできたへこみは、見た目が悪くなる以外にもさまざまな支障をもたらすため、放置せずに都度適切な修理を行うことが大切です。

この記事では、車のへこみを自分で直す方法やそのメリット・デメリット、さらには専門業者への依頼費用まで、詳しく解説します。

また、DIY修理の手順やリスクについても紹介していますので、車のへこみを直したいと考えている方はぜひ参考にしてください。

車の板金修理における作業内容や修理できる傷の種類から、修理方法や費用、修理にかかる日数まで
【完全保存版】板金とは?鈑金との違いや作業の流れ、費用など徹底解説
にて紹介していますので、合わせてご覧ください。

目次

車のへこみは放置厳禁!その理由とは

車のへこみは、発見次第できるだけ早急に直す必要があります。放置すると次のようなリスクが考えられます。

  • 塗装の隙間から水分が入り、錆が発生しダメージが拡大
  • 錆が進行するとパネル交換が必要になり、高額な修理費用が発生
  • 査定額が下がるなど、売却時にマイナス評価
  • 長期間放置すると強度が落ちたり、修理が困難になることも

小さなへこみでも早めに直すことで、被害や費用を最小限に抑えられるでしょう。

車のへこみの直し方

車のへこみを直す場合、自分でDIY修理する方法とプロに修理を依頼する方法の2つがあります。

自分でDIY修理する方法

小さなへこみの修理であれば、DIYで修理できる場合もあります。

インターネットなどで車のへこみや塗装の修理に関する知識も得られるので、そういった情報を基にDIYで修理する方も増えているようです。

プロによる修理方法

もう一つの方法は、へこみや塗装修理の専門業者である板金塗装業者などに、修理を依頼する方法です。

車の修理経験がない方や、確実にきれいに修理したい方はプロへの依頼がおすすめです。

DIYで直せるへこみとは?方法と注意点を解説

DIYが向いているのは「浅く小さなへこみ」

自分で修理できるのは、塗装に傷がない浅いへこみや、直径5cm以下の軽微なへこみなどです。

市販の吸盤やドライヤーを使った方法でも、ある程度きれいに直せることがあります。

ただし、深いへこみや塗装が剥がれている場合はDIYには不向きです。仕上がりが気になる方や不安がある場合は、無理せず専門業者に相談しましょう。

自分でへこみを直す代表的な方法4つ

自分で車のへこみを直す方法としては、以下のような手段があります。

吸盤式工具で引っ張る

専用の吸盤(バキュームリフター)を使って、へこんだ部分を引き出す方法です。

手軽に試せて塗装を傷つけにくく、小さく浅いへこみに向いています。

吸盤の選び方、作業時の注意点などは以下の記事で解説していますので、参考にしてください。

お湯やドライヤーで温めて直す

へこみにお湯をかけたり、ドライヤーで温めた後に内側から押し出す方法です。

手元にある道具ですぐに試せるのが利点ですが、熱によるやけどや塗装へのダメージには注意が必要です。

お湯でへこみを直せるケースや作業時の注意点などを、以下の記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

ヒートガンを使う

ヒートガンで高温の熱風を当てて金属を柔らかくし、内側から叩いて戻す方法もあります。

お湯やドライヤーよりも高温の熱風を出せて効率的に作業できますが、非常に高温のため、必ず軍手を着用のうえ慎重に作業を行う必要があります。

市販の修理キットを使う

道具が一式そろっているため、初心者でも扱いやすいのが特長です。

例えば、表面に専用パッドを貼り付けて引っ張る「プーラー式」や、裏側から押し戻す「ロッド式」、吸盤で引き出すタイプなどがあります。

へこみの場所や大きさに応じて適したキットを選びましょう。

説明書に従って正しく使うことが重要です。

DIY修理のメリット・デメリット

スクロールできます
メリットデメリット
・修理費用を節約できる
・好きなタイミングで作業できる
・専門知識や技術が必要
・修理後の見た目が不自然になることがある
・場合によっては失敗して悪化する可能性も

DIYでよくある失敗例と注意点

DIYでへこみを修理する際は、やり方を誤ると逆に車を傷つけてしまうことがあります。

よくある失敗としては、「へこみが戻らない」「塗装がはがれた」「へこみが広がった」といった例があり、特に熱を使う方法では火傷のリスクもあるため注意が必要です。

また、強く引っ張りすぎてボディが変形してしまうケースもあるため、無理な作業は避け、少しずつ慎重に行うことが大切です。

慣れていない方や仕上がりに不安がある場合は、無理をせず専門業者に相談しましょう。

プロに依頼した場合の修理方法と費用の目安

プロが行うへこみの直し方手順

DIYとの大きな違いのひとつは、プロならではの専用技術と工程による高品質な仕上がりです。

ここでは、実際に業者がどのような手順で修理を行っているのかをご紹介します。

STEP
へこみの評価

プロの技術者は、作業前にへこみの大きさ、形状、位置などを評価します。

これにより、修理の適切なアプローチや手法を決定します。

STEP
へこみを元の形状に戻す

専用の工具や吸盤を使用して、へこみを引っ張ったり、叩き出したりしてへこみを元の形状に戻します。

へこみが深い場合や形状の復元が難しい場合には、数種類のパテを使用しながらへこみを埋め、平坦な表面を作ります。

その後、修理部分を滑らかにするために、サンディング(研磨)が行われます。

STEP
塗装

修理部分が均一な表面になったら、塗装作業に移ります。

塗装は、下地処理、下塗り、中塗り、上塗りの順に行われ、仕上げのクリアコートで保護されます。

STEP
仕上げと最終チェック

仕上げ磨きを行い、塗装の光沢を出して完了です。

最後に、修理箇所が正しく修復されたかどうかを検査し、必要ならば微調整が行われます。

修理費用の相場感

修理の規模や必要な作業内容によって異なります。

修理業者によっても料金体系が異なりますが、一般的には数万円から数十万円程度の費用がかかり、へこみが大きく、深くなるほど費用相場は高くなります。

例えばENEOSウイングのサイズ別のへこみ修理料金の目安は以下の通りです。

スクロールできます
へこみのサイズ修理料金
〜10cm以下36,300円程度
〜20cm以下49,500円程度
〜30cm以下59,400円程度
〜40cm以下69,300円程度

※修理箇所や車種、店舗によって費用は変動するため、事前の見積もり確認は必須です。

仕上がりや安全性はプロならでは

プロによる修理は、専用の機材と高い技術力を活かして施工されるため、仕上がりの美しさや精度が段違いです。

凹みがどこにあったのかわからないほど、元通りの状態に近づけることができます。

また、修理における安全性にも配慮されているのがプロの特徴です。

表面だけでなく、内部構造に異常がないかの確認や、損傷の影響が走行性能や安全性に及んでいないかもチェックされるため、安心して車を使い続けられます。

「見た目」だけでなく「安心感」も重視したい方には、プロの修理が最適です。

業者へ依頼するメリット・デメリット

スクロールできます
メリットデメリット
・高品質な仕上がりが期待できる
・経験豊富なスタッフによる安心対応
・色合わせや仕上げも自然で、元通りに近い状態へ
・手間や時間を大幅に削減できる  
・DIYに比べて費用がかかる傾向がある
・修理期間が長くなる場合がある(預かり対応)
・業者によって仕上がりや費用に差がある  

どこに依頼するべき?修理業者ごとの違いを比較

へこみ修理を依頼できる業者と特徴

スクロールできます
業者特徴
ディーラー・メーカー純正部品による高品質な修理
・保証や納車サービスなど手厚い対応
・費用は高め
板金塗装専門業者・高度な技術と豊富な経験で難しい損傷も対応が可能
・ディーラーより安価な場合が多い
カー用品店・買い物などのついでに気軽に依頼しやすい
・小さなへこみや簡易的な修理に限定される可能性あり
ガソリンスタンド・給油やメンテナンスの際に依頼できて効率的
・店舗によっては作業内容が限定される場合も

業者の選び方

修理業者を選ぶ際は、以下の点をチェックしましょう。

  • 修理実績や技術力があるか
  • 口コミや評価が高いか
  • 見積もりが明確かつ丁寧に説明されているか
  • スタッフが相談に親身に対応してくれるか
  • クレジットカードやスマホ決済、ローンなど支払い方法が豊富か

価格の安さだけでなく、信頼できる接客や技術力も重視するのがポイントです。

プロに依頼する際の注意点

仕上がりの希望を明確に伝える  

「新車同様のレベルまで修理したい」や「完全に直っていなくても目立たなくなれば良い」など、どの程度の仕上がりを求めるかによって大きく異なります。希望する仕上がりのレベルを正確に伝えましょう。

必ず事前に複数社から見積もりを取る  

条件をそろえて比較することで適正価格が見えてきます。

追加料金の有無も確認する  

見積もりに含まれていない作業や部品があるか確認しておきましょう。

プロへの依頼は費用がかかるものの、そのぶん仕上がりの美しさや安心感は大きな魅力です。

DIYに不安がある方や、大切な愛車をしっかり直したい方には、プロの技術に任せるのが安心でしょう。

へこみ修理に自動車保険は使える?適用条件と注意点

任意保険のうち、車両保険に加入している場合はへこみの修理費用を保険でカバーすることも可能です。

ただし、加入している保険によってカバーできる範囲に差があります。

一般型とエコノミー型の補償範囲をまとめました。

スクロールできます
へこみの原因一般型エコノミー型
いたずら
単独事故(壁やガードレールなどにぶつけるなど)×
他の車(二輪車を含む)との接触・衝突
自転車との接触×
当て逃げ×
動物との接触×
火災・爆発
台風・洪水・高潮
地震・津波・火山の噴火××

へこみの原因、また保険が一般型かエコノミー型かによって補償範囲が変わります。

またへこみの修理に保険を使用すると、等級が変わり翌年の保険料が上がるので、修理費用によっては保険を使用しないほうがお得なケースもあります。

そのため、へこみ修理の見積もりを取り、保険会社に相談のうえで保険を使用するかどうかを決めることをおすすめします。

車のへこみ修理は丁寧な対応と高品質な仕上がりのENEOSウイングへ

ENEOSウイングでは、検定に合格した経験豊富な技術者が、専門知識と確かな技術でへこみ修理を担当いたします。

最新の設備を導入し、細部まで丁寧に作業を行うことで、高品質な仕上がりを実現しています。

また、塗料にもこだわり、色の再現性や耐久性に優れた外資系メーカー製の塗料を使用。

修理跡が目立たず自然に調和する、美しい仕上がりを目指します。

「安心して任せられる丁寧な対応」「納得のいく美しい仕上がり」をお求めの方は、ぜひENEOSウイングへご相談ください。

技術・設備・素材すべてにこだわり、満足いただけるサービスをご提供します。

車のへこみの直し方に関するよくある質問

車のへこみはどれくらいの時間・期間で治りますか?

小さなへこみなら数時間〜半日ほどで修理できることもありますが、塗装や部品交換が必要な場合は1日以上かかることもあります。

時期や修理内容によって異なるため、事前に見積もり時に確認しておきましょう。

車の傷、へこみを直さないとどうなりますか?

車の傷やへこみを放置すると、さまざまな問題が生じます。

傷やへこみは錆や腐食の原因となり、車の外観や塗装の劣化、ひどい場合にはパネル交換しなければならないほどのダメージを及ぼすこともあります。

車のへこみは100均の吸盤でも直りますか?

一般的に、100均の吸盤は車のへこみを修理することは想定しておらず、非力なものがほとんどです。

そのため、100均の吸盤を使用して車のへこみ修理は難しいといえるでしょう。

車のへこみは気にしないでもいいですか?

車のへこみは気にするべきといえます。一見小さなへこみでも、放置すると車の塗装やボディそのものの劣化、将来的なリセールバリューの低下にもつながりかねません。

洗車時などに傷やへこみの有無をチェックし、発見したらできるだけ早く修理することが大切です。

まとめ

車のへこみ修理には、主に自分で行うDIY修理と業者へ依頼する方法の2つがあります。

DIY修理は費用を抑えられる反面、仕上がりの美しさや修理後の耐久性では、やはりプロの技術にはかないません。

一見きれいに直ったように見えても、塗装の下にダメージが残っていたり、時間が経って不具合が出てくることもあります。

こうしたリスクを考えると、車のへこみ修理はプロへの依頼がおすすめといえるでしょう。


免責事項

本サイトでは、読者の皆さまに役⽴つ情報をお届けできるよう⼼がけておりますが、掲載内容のご利⽤にあたっては、ご⾃⾝の判断でご活⽤いただけますようお願いいたします。

内容についてはできる限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、その正確性や最新性を保証するものではありません。あらかじめご了承ください。

また、本サイトからリンクされている外部サイトの情報につきましても、当社では責任を負いかねますので、併せてご了承ください。

コラムに関するご意見について

本コラムの内容につきまして、誤りやお気づきの点がございましたら、ぜひお知らせください。 読者の皆さまからのご意⾒をもとに、より分かりやすく、正確な情報をお届けできるよう改善に努めてまいります。

お⼿数ではございますが、下記のコラムお問い合わせ窓⼝よりご連絡をお願いいたします。

コラムお問い合わせ窓⼝
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ENEOSウイング編集部です。コラムで車に関するお役立ち情報をお届けしています。

コメント

コメントする

上に戻る