車の凹みを熱湯で直すのは危険?直し方・注意点・プロへの修理費用など解説

車の凹みの直し方についてインターネットで検索すると、「熱湯を使えば自分で直せる」という情報を目にした方もいることでしょう。

「DIYでお金をかけずに修理ができる」と思うかもしれませんが、熱湯を使った修理方法にはリスクや注意点があります。

今回は、車の凹みを熱湯で直す方法・起こり得るリスク・注意点について解説いたします。

車の凹み修理を依頼できる業者や修理費用の相場もご紹介していますので、愛車の凹みにお悩みの方はぜひ参考にしてください。

目次

車の凹みを熱湯で直す方法

車の凹みは、以下の手順により熱湯で補修できる場合があります。

STEP
凹み部分に熱湯をかける
STEP
内側から板金用ハンマーで叩く
STEP
叩いた部分を冷却スプレーで冷やす

凹み部分に熱湯をかけると、熱で一時的に表面が柔らかくなります。

その間に板金ハンマーで叩いて形状を整え、急激に冷やすことで「形状記憶」の力が働き凹み部分が平らな状態へ戻るという原理です。

特別なアイテムは不要なため、熱湯さえあれば自分でも簡単に凹みを直せるとイメージする方は多いことでしょう。

しかし、熱湯による補修は様々な注意点・リスクがあるため実施には慎重な判断が必要です。

車の凹みを熱湯で修理する際の注意点

ごく小さなへこみであれば熱湯を使ってDIYで修理することもできますが、その際にも以下の2点には注意が必要です。

  • 熱湯の扱いに注意する
  • ゆっくりと時間をかけて行う

具体的にどのような注意が必要なのか、以下より解説いたします。

熱湯の扱いに注意する

熱湯を使った修理では、皮膚に熱湯が触れて火傷をするリスクが高いです。

そのため、「素足にサンダルは避ける」「軍手などを着用する」「防水性の高い靴(長靴など)を履く」などを意識してください。

また、自分だけでなく家族やペットなど、周囲の人に危険が及ばないようにしましょう。

ゆっくりと時間をかけて行う

車の凹みを修理する作業を急いで行うと、逆に症状を悪化させる可能性が高いです。

プロでなければスムーズに作業することはできないので、DIYをする場合は様子を見ながら少しずつ時間をかけて作業をしてください。

無理やり凹みを直そうとすると悪化して余計な修理費用がかかるため、お金をかけない分、時間と手間を惜しまないことが大切です。

車の凹みは熱湯をかけるだけで直せるが危険を伴う

車の凹みを熱湯で直すうえで、「すべての凹みを直せるわけではないこと」は理解しておきましょう。

熱湯で直せる凹みはごく小さなもので、なおかつ樹脂製のパーツ(バンパーやフェンダーなど)です。

大きな凹みや様々な方向から力が加わって生じた複雑な凹みは、熱湯がもたらす形状記憶の作用で対処しきれません。

また、金属部分の凹みは熱湯程度の温度では形状が変わることはなく、十分な効果が期待できません。

その上、熱湯を使う方法は修理の確実性・愛車の価値・安全性などに関わる様々なリスクを伴うため、注意が必要です。

熱湯以外で車の凹み直しに使えるもの

凹み部分に熱を加えて直すという修理方法は熱湯を使ったものに限らず、以下のアイテムを使うことで直せる場合もあります。

ドライヤー・ヒートガン

ドライヤーやヒートガンを使い、温風を凹み部分に当てて直せる場合があります。

熱湯の代わりに使ったり、熱湯と併用してさらに表面温度を高めたりといった使い方ができます。

なお、ドライヤーの場合は家庭用の製品ではなく高温の温風を出すことができる製品でなければ効果が現れません。

最も確実なのは、最高で400℃程度の温風に対応しているヒートガンの使用です。

吸盤

車の凹み修理における吸盤とは、「バキュームリフター」などと呼ばれるアイテムです。

板金用ハンマーで叩けない箇所の凹みを直す際に役立つもので、吸盤部分を押し当てて強く引っ張り上げて使います。

なお、吸盤には様々なサイズがあり、凹みの大きさに合わないものを選ぶとうまく修理できません。

サイズ選びを誤ると、かえって大きな凹みを生じさせる原因となるため注意が必要です。

車の凹みを熱湯などでDIY修理するリスク

車の凹みを熱湯で修理する際に起こり得るリスクとしては、以下の6つが挙げられます。

  • リセールバリューを下げる可能性がある
  • 正確に車のダメージを把握できない
  • 損傷がない部分にダメージを与える可能性がある
  • 結局余分な修理費用が必要になるケースも
  • 怪我の危険がある
  • 安全装置等のセンサーに不具合を生じさせる可能性がある

どのようなリスクなのか、以下より解説いたします。

リセールバリューを下げる可能性がある

熱湯によって車の凹みを元に戻すこと自体はできますが、DIYによる修理とプロの作業とではクオリティに圧倒的な差が生じます。

一見すると修理の跡は目立ちませんが、車を査定に出した際には修理痕が必ずチェックされます。

DIYによる修理を行ったことが分かると、ほぼ間違いなく査定にマイナスの影響が及ぶため、リセールバリューが下がる可能性が高いです。

査定額の落差を考慮すれば、料金を支払ってプロに修理を依頼した方がお得になるケースもあります。

正確に車のダメージを把握できない

凹み自体はあくまで外見上のダメージなのですが、凹みが生じるほどの衝撃が車に加わっていることを考えると、凹み以外のダメージがある可能性もあります。

DIYで凹みの修理自体はできても、それ以外のダメージに気が付くことができず、対処せず放置してしまうケースは珍しくありません。

プロに依頼をすれば凹みの修理はもちろん、車をチェックする中でその他の問題を発見して修理をしてくれます。

場合によっては安全な運転に支障が及ぶダメージがある可能性もあるので注意してください。

損傷がない部分にダメージを与える可能性がある

熱湯を使った修理方法だと凹み以外の部分にダメージを与える可能性があります。

損傷がない部分に熱湯をかけてしまったり、修理のために衝撃を与えてしまったりして、症状を悪化させるケースも考えられます。

DIYで凹みを直すには技術や経験が必須となるため、ネットで修理方法を調べただけで、実施を試みることはおすすめできません。

結局余分な修理費用が必要になるケースも

DIYで凹みを修理した結果、症状を余計に悪化させてしまうケースもあります。

自分で直そうとして上手くいかずにプロに依頼をした場合、最初からプロに依頼した場合よりも修理費用が高額になる可能性が高いです。

そのため、より確実に綺麗に修理するのであれば、迷わずプロに依頼することをおすすめします。

怪我の危険がある

熱湯を使った作業を行うため、火傷のリスクが生じます。

作業をする本人だけでなく、小さな子供やペットなどが不意に近寄って熱湯をかぶる可能性も考えられます。

安全装置等のセンサーに不具合を生じさせる可能性がある

昨今の車には安全装置などのさまざまなセンサー類が搭載されていることが多いです。

凹みの修理を自分ですると、これらの安全装置に不具合が生じる可能性があります。

センサー類が取り付けられた車の修理は、プロに作業を依頼するのが推奨されるため、自分で修理をするのは控えましょう。

車の凹みを失敗せずに直すならプロへ依頼が懸命

車の凹みを自分で直すと「車の価値を下げる」「症状が悪化する」「怪我の恐れがある」などのリスクがあるため、基本的にはプロへの修理依頼をおすすめします。

車の凹み修理をプロへ依頼することのメリットは、以下の通りです。

  • キレイな仕上がりで修理ができる
  • 的確な判断で凹み修理をしてくれる
  • 安全装置などのセンサーに不具合が生じることもない

板金修理に関する専門知識・技術力を身につけているプロは、凹みの状態に最適な方法で、他の箇所に影響を及ぼすことなくキレイに直してくれます。

一方でプロへの修理依頼には、セルフ修理よりも費用がかかるというデメリットもあります。

しかし知識がないまま無理にセルフ修理を行って失敗すると、自力では対処しきれない状態にまで悪化し、結果的に高額な出費を伴う修理が必要な事態となるリスクを伴います。

セルフ修理で考え得るリスクも併せて考えると、技術や経験がある人以外は最初からプロへ依頼するという選択肢が賢明です。

車の凹み修理をプロへ依頼する際の費用相場

車の凹みの修理をプロに依頼する場合の費用相場をご紹介します。

修理費用は「凹みの大きさ」や「凹んだ箇所」「塗装費用の有無」によって変わります。

以下は、ENEOSウイングにおける凹み傷の修理費用になります。ただし、あくまでも目安金額となりますので、具体的な金額については事前に見積もりを取り確認をしましょう。

スクロールできます
大きさ凹み傷
(板金・塗装修理)
~10cm36,300円
~20cm49,500円
~30cm59,400円
~40cm69,300円
~50cm79,200円
~60cm89,100円

※価格はWEBからご予約いただいた場合の価格となります。

また、損傷の度合いによっては修理よりもパーツ交換の方が安くなるケースもあります。

修理が可能か、パーツ交換が必要であるかも業者によって異なりますので、複数の業者で見積もりを取り、比較検討すると良いでしょう。

車の凹み修理の依頼先

車の凹みを修理する際の依頼先は以下の通りです。

  • ガソリンスタンド
  • カー用品店
  • ディーラー
  • 整備工場

修理の範囲によって対応できない店舗もあるため、まずは実際に傷を見せて修理が可能かどうか、確認しましょう。

依頼先を決める際のポイント

修理の依頼先を決める際には以下のポイントを意識してください。

  • 修理費用の安さ
  • 修理技術の高さ
  • 損傷の度合い

やはり修理費用の安さを重視する人も多いですが、それだけでなく修理技術の高さにも注目しましょう。

修理費用が安くても仕上がりに納得できなければ、プロへ依頼する意味がありません。

また、損傷の度合いによって依頼先が対応できるかも変わってきますので、車の状態を把握した上で決めましょう。

ENEOSウイングでは確かな技術を持つプロが丁寧に仕上げます!

車の凹みは熱湯をかけて直すこともできますが、さまざまなリスクを考慮するとプロに任せるのが一番です。

ENEOSウイングでは、一定の基準をクリアした技術者による質の高い仕上がりでの修理をご提供できます。

そのうえ、徹底したコストカットによるリーズナブルな価格も実現しています。

ENEOSウイングのへこみ修理の特徴

ENEOSウイングの凹み修理では、確かなスキルを持った技術者によるクオリティの高い作業に加えて、リーズナブルな価格やスピーディな作業時間を実現しています。

高い技術力と充実した設備や機材による幅広い対応力や、技術と経験を兼ね備えた技術者による高品質なサービスをご提供しています。

また、自社工場保有により、一定以上の品質を維持しているため、どの店舗にお任せいただいても高品質の修理を実現しています。

仕上がりのクオリティにこだわりたい方やコスパの高い依頼先をお探しの方は、ぜひENEOSウイングへお任せください。

ENEOSウイングはWEBからのご予約で割引も!

ENEOSウイングでは、WEBからのご予約で修理費用の割引サービスもご提供しています。

また、店舗によってはお得な特典やキャンペーンも実施しています。

WEBからスムーズに予約を行いたい方やよりリーズナブルに修理を依頼したい方は、ぜひWEBサイトからご予約ください。

熱湯による車の凹み修理に関するよくある質問

熱湯による車の凹み修理に関するよくある質問をまとめました。

車の凹みを熱湯で直す際に冷却スプレーはどのタイミングで使えばいいですか?

冷却スプレーを使用するタイミングは、熱湯をかけ凹んだ部分を後ろから押し出した直後に行います。

熱した箇所を冷却しないと作業後に修理箇所が変形する可能性があるので注意してください。

なお、熱湯や冷却スプレーを使っての修理はリスクが高いです。安全に、確実に修理を行う場合はプロへの依頼を検討してみましょう。

ウレタンバンパーの凹みを熱湯で直せますか?

ウレタンバンパーは柔軟性があり、熱湯によって変形しやすいため凹みを直すこと自体は可能です。

しかし、自分で直すとさまざまなデメリットやリスクがあるため、基本的にはプロに修理を任せるのがよいでしょう。

車に熱湯をかけて塗装はおかしくなりませんか?

一般的に自動車の塗装では、塗料を施した箇所を高温で焼き付ける工程があります。

そのため、塗装面そのものは熱湯をかけただけで著しく劣化症状が発生する可能性は低いです。

しかし、その塗装面を覆う「クリア層」は熱湯で劣化が進み、剥がれてしまう恐れがあります。

塗装面を保護する役割を持つクリア層が剥がれると、塗装から水分や汚れが侵入して内部でサビが発生するリスクが高まります。

したがって、自己判断で熱湯を使った凹み修理を実施することはおすすめできません。

車の凹みを熱湯で修理する際、失敗しないコツはありますか?

熱湯で修理が可能な「小さな凹み」でのみ行うことや、焦らず少しずつ時間をかけて作業を行うなどがあります。

ただ、失敗を防ぐことを第一に考えるのであれば、プロに依頼をした方がいいでしょう。

車の凹みは熱湯を使わなくても自然に直りますか?

熱の影響を受けやすい樹脂製パーツの凹みは、外気温による表面温度の上昇で形状記憶の作用がはたらき、凹んだ部分が元に戻るケースもあります。

しかし、大きな凹み・金属部分の凹みなどは、ほとんどの場合自然には直りません。

また、車の凹みは塗装剥がれや内部の電気系統の故障が併発している可能性もあります。

放置すると塗装の状態や走行時の安全性に影響が及ぶため、凹みが自然に直るのを待つことはせず、早めにプロへ相談のうえ修理しましょう。

まとめ

車の凹みを熱湯で修理する際のデメリットや注意点を解説しました。

DIYによって凹みを修理すること自体は可能ですが、様々なデメリットがあるため基本的にはプロに任せるのがおすすめです。

ENEOSウイングでは、確かな技術力を駆使した高品質な板金修理をリーズナブルな料金ご提供しております。

愛車の凹みをキレイに直すのであれば、ぜひご利用をご検討ください。


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この記事を書いた人

ENEOSウイング編集部です。コラムで車に関するお役立ち情報をお届けしています。

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