タイヤ交換の作業時間・所要時間はどれくらい?待ち時間を短くするためのポイントとあわせて解説

車の安全性や走行時の快適性を保つには、定期的なタイヤ交換が必須です。

しかし多忙でまとまった時間の確保が難しい方は、つい後回しにしてしまうことも多いのではないでしょうか。

そこで今回はタイヤ交換にかかる一般的な作業時間をご紹介すると共に、時間が長引きやすくなるケースや時間を短縮させるポイントも解説いたします。

タイヤ交換のスケジュールを立てるうえで有用な情報となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

一般的なタイヤ交換の作業時間・所要時間

タイヤ交換にかかる時間は、交換する本数によって変わります。

ただし同じ本数でも、作業内容やタイヤのサイズによって異なる場合があるため注意が必要です。

一口にタイヤ交換と言っても、タイヤをホイールごと付け替える「脱着」や現在のホイールにタイヤだけを付け替える「入れ替え」、新品のタイヤ・ホイールセットの装着などがあります。

それぞれで工程が異なるため、作業にかかる時間も変わってくるのです。

また、タイヤのサイズが大きいほど作業時間が長くなる傾向にあります。

脱着・バランス調整の場合

タイヤの脱着

ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤを履き替える場合などに行う、脱着とバランス調整の作業時間は以下の通りです。

サイズ時間
10インチ~15インチ30分程度
16インチ~18インチ40分程度
19インチ~20インチ50分程度

※タイヤ4本の場合

脱着はホイールからタイヤを取り外す必要がないため、比較的短時間で完了することができます。

入れ替え・バランスの場合

タイヤの入れ替え

ホイールはそのままにタイヤのみ新品に入れ替える場合や、偏摩耗を防ぐためのタイヤローテーションの際に行う作業です。

バランス調整と合わせた場合の一般的な作業時間は、以下のようになります。

サイズ時間
10インチ~15インチ30分~40分程度
16インチ~18インチ40分~50分程度
19インチ~20インチ50分~60分以上

※タイヤ4本の場合

入れ替えは脱着に加え、ホイールから古いタイヤを外して新品を取り付ける工程も必要です。

そのため、作業時間は長くなる傾向にあります。

新品タイヤ・ホイールセットを装着する場合

新品のタイヤ

店舗やネットショップなどで購入した新品のタイヤ・ホイールセットと、古いタイヤをホイールごと入れ替える際の一般的な作業時間は以下の通りです。

サイズ時間
10インチ~15インチ30分~40分程度
16インチ~18インチ40分~50分程度
19インチ~20インチ50分~60分以上

※タイヤ4本の場合

新品のタイヤ・ホイールセットとの交換でも、バランス調整の作業が必要になります。

タイヤ交換の作業時間・所要時間が長くかかるケース

作業内容やタイヤのサイズ以外にも、様々な原因でタイヤ交換の時間が長引く場合があります。

ここでは、タイヤの交換時間が長引く主なケースをご紹介いたします。

リフトでは上がらない車に取り付ける場合

通常、タイヤを交換する際はリフトで車体を上げて作業を行います。

しかしリフトで上げることが困難な車で交換作業を行う場合、別の方法で車体を上げるぶん手間が増えるため作業時間も長くなる場合があります。

高価な社外ホイールを装着している場合

高価な社外ホイールを装着している車のタイヤ交換を行う場合、傷を防ぐための養生作業をしたり各工程を通常よりも念入りに行う傾向にあります。

そのため、通常の交換作業よりも時間がかかりやすいです。

足回りのカスタムをしている場合

低扁平タイヤなどは通常のタイヤと異なる機材を使ううえに、高度な技術が必要となるため作業時間が長引きやすいです。

また、車高を下げている車もリフトやジャッキの入れ方が通常と異なるため、時間がかかる可能性があります。

ハイグリップタイヤ、ランフラットタイヤなどショルダー部が硬いタイヤの場合

ハイグリップタイヤやランフラットタイヤのように、ショルダー部(トレッドとサイドウォールの間)が硬いタイヤも注意が必要です。

このようなタイヤも交換に特殊な工具と高度な技術を要するため、時間が長引くだけでなく工賃も高くなる傾向にあります。

混雑していて順番待ちが発生している場合

タイヤ交換の依頼が可能な業者は様々ですが、どの業者でも土日祝は混雑しやすい傾向にあります。

そのため予約をせずに来店すると、待ち時間と作業時間を合わせて数時間ほどかかってしまうケースも珍しくありません。

タイヤを履き替える11月〜12月、3月〜4月頃

土日祝だけでなく、11月~12月・3月~4月頃の季節も混雑に注意が必要です。

季節の変わり目ともいえるこの時期は、スタッドレスタイヤとノーマルタイヤを履き替えるユーザーが集中します。

特に新品のスタッドレスタイヤへ履き替える場合は、一度乾いた路面を走行して慣らすことが大切です。

本格的な冬に差し掛かるタイミングでは混雑で希望よりも遅いスケジュールで交換せざるを得なくなるため、早めの来店を心がけましょう。

タイヤ交換の作業時間・所要時間を短くすることはできる?

タイヤ交換の作業は常に安全かつ正確に作業をする必要があるため、作業時間そのものを短縮させることは難しいです。

ただし、作業前に生じる待ち時間であれば以下のような工夫で短縮につながります。

日時を決めて予約する

タイヤ交換を受け付けている業者の多くは、作業日・時間の事前予約が可能です。

予約をすれば当日は優先的に作業をしてくれるため、長い待ち時間が発生するリスクを抑えることができます。

業者によってはWEBから気軽に予約することができる他、予約で割引サービスの利用が可能な場合があります。

待ち時間の短縮だけでなく、お得な料金でタイヤを交換することができるのは事前予約の大きなメリットです。

ピーク時期や混みやすい休日を避ける

先述の通り、季節の変わり目や土日祝はタイヤ交換の需要が高まるため店舗が混雑する傾向にあります。

希望の日時が予約で埋まっている可能性もあるため、可能な限り混雑しやすいタイミングは避けるか、早めに予約することを心がけましょう。

カスタマイズをしている場合やタイヤの大きさは事前に伝えておく

車高を低くしている車や低扁平タイヤを取り付けている車、特殊なサイズのタイヤへ履き替えたい場合は事前に業者へ伝えておくことをおすすめします。

特殊なサイズのタイヤへ履き替える場合、当日に来店しても店舗に在庫がなく取り寄せとなることがあります。

取り寄せとなれば日をまたいでの交換となるため、あらかじめ確認しておくことが大切です。

タイヤ交換の時間に関するよくある質問

タイヤ交換の時間に関してよくある質問を、回答と一緒にまとめました。

スタッドレスタイヤとノーマルタイヤでは交換時間は変わりますか?

スタッドレスタイヤとノーマルタイヤにおいては、交換時間に大きな差はありません。

ただし履き替えの需要が高まる11月~12月・3月~4月頃は、店舗が混雑する可能性が高いです。

交換を行うタイミングによっては、順番待ちにより一般的な所要時間を大きく超過するケースもあります。

タイヤ交換の待ち時間は何をすればいいですか?

タイヤの交換中は必ずしも店舗に留まる必要はないため、近隣のお店へ買い物に行ったり別の場所で用事を済ませたりしても良いでしょう。

また、店舗に待合室がある場合はその中で休憩をしつつ、作業の様子を見学してみることもおすすめします。

基本的に待ち時間中は自由に行動することができるため、他に用事がある方は待ち時間中の行動も含めてスケジューリングをしておくと時間を有効活用できます。

事前予約可でスムーズに対応!タイヤ交換はENEOSウイングへお任せください

タイヤの履き替えや入れ替え、新品タイヤの購入などをお考えの方は、ぜひENEOSウイングにお任せください。

ENEOSウイングでは全国に展開する多くの店舗でタイヤ交換を承っており、お電話やWEBからご予約いただけます。

タイヤ交換は豊富な知識と高い技術力を身に付けたスタッフが担当しているため、正確性と迅速性を併せ持つ作業でお客様1人ひとりのニーズにお応えすることが可能です。

店舗によってはWEBのご予約で割引サービスを実施していることもありますので、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

タイヤ交換は本数だけでなく、作業内容やタイヤのサイズによって作業時間が変わります。

特に大径タイヤや社外ホイールを使用したタイヤ、足回りをカスタマイズしている車のタイヤ交換は時間が長引く傾向にあります。

また、スタッドレスタイヤとノーマルタイヤの交換需要が高まる時期や土日祝は、長い待ち時間も発生する可能性があるため注意が必要です。

事前に予約をしたり、特殊なサイズのタイヤに交換したい場合は事前連絡も行っておくと、総合的な時間の短縮につながります。

時間を無駄にせずタイヤ交換をしたいとお考えの方は、高い技術力による迅速な作業を可能としており、事前のご予約も可能なENEOSウイングにお任せください。

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この記事を書いた人

ENEOSウイング編集部です。コラムで車に関するお役立ち情報をお届けしています。

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