「車検は何年ごとに受けるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
車検の周期は車種や用途によって異なり、すべての車が同じタイミングで受けるわけではありません。
また、「10年・13年を超えると毎年車検になる」と聞いたことがある方もいるかもしれませんが、現在はそのような制度ではありません。
この記事では、車種別の車検周期を早見表で紹介するとともに、毎年車検が必要な車、中古車の扱い、10年・13年経過に関する誤解、有効期限の確認方法まで、2025年の法改正を踏まえてわかりやすく解説します。
車検は何年ごとに受けるもの?

車検を受ける周期は、車の種類や用途によって異なります。
一般的な自家用乗用車(普通車・小型車・軽自動車)は、新車登録後の初回が3年、2回目以降は2年ごとです。
一方、バスやタクシーは1年ごと、貨物車は車両総重量や用途によって初回・2回目以降の有効期間が異なります。
【車種別早見表】車検の周期(有効期間)

車種・用途別の有効期間を、以下の表にまとめました。
| 車の種類・用途 | 初回 | 2回目以降 |
|---|---|---|
| 自家用乗用車(普通車・小型車・軽自動車) | 3年 | 2年 |
| 自家用貨物車(車両総重量8t未満) | 2年 | 1年 |
| 自家用貨物車(車両総重量8t以上) | 1年 | 1年 |
| 自家用軽貨物車(4ナンバー・軽トラックなど) | 2年 | 2年 |
| バス・タクシーなどの事業用乗用車 | 1年 | 1年 |
| 乗用レンタカー(普通・小型) | 2年 | 1年 |
| 自家用乗用小型二輪自動車(排気量250cc超) | 3年 | 2年 |
3ナンバーと5ナンバーで車検の有効期限の違いはある?
自家用乗用車であれば、3ナンバー車と5ナンバー車で車検の有効期間に違いはありません。どちらも新車登録後の初回は3年、2回目以降は2年ごとに車検を受けます。
一般的な乗用車では、3ナンバーは普通乗用自動車、5ナンバーは小型乗用自動車を示します。
両者は車体の大きさや排気量によって区分されますが、この違いによって車検の周期が決まるわけではありません。
なお、レンタカーやタクシーなど事業用として使用する場合は、自家用乗用車とは車検の周期が異なります。
ナンバー区分だけでなく、車検証に記載された用途も確認しましょう。
新車の初回車検に関しては、以下の記事も参考にしてください。

毎年車検が必要になる車種とは?

以下は、初回または2回目以降に1年ごとの車検が必要となる主な車種です。
| 車種 | 詳細 |
|---|---|
| 貨物自動車 | 車両総重量8t以上の車両は、初回検査から1年ごとに車検が必要 ※8t未満の場合、初回検査のみ2年後、それ以降は1年ごとの更新 |
| タクシー | 初回検査から1年ごとに車検が必要。個人タクシーも同様 |
| バス | 初回検査から1年ごとに車検が必要。 |
| レンタカー | 初回検査は2年ごと、以降は1年ごとに車検が必要 ※車種や用途により異なる場合があります |
| 大型特殊自動車 | 用途によって異なるが、1年ごとの車検が必要になる場合がある |
車検の有効期間は、車種や用途、車両総重量などによって異なります。
毎年車検が必要か分からない場合は、車検証に記載された有効期間を確認しましょう。
新車・中古車のそれぞれの初回車検はいつ?

自家用乗用車の新車は、新規登録から3年後に初回車検を受けます。
一方、中古車は購入から2年・3年ではなく、購入時の車検の有無や残存期間によって次回の車検時期が決まります。
中古車の車検の有効期間は、購入時の車検の状態によって次のように異なります。
| 購入時の状態 | 車検の有効期間 |
|---|---|
| 車検あり | 現在の車検証に記載された満了日まで。残りの期間は車両ごとに異なる |
| 車検整備付き | 販売店が車検を通してから納車するため、納車時点では原則として約2年間有効 |
| 車検なし | そのままでは公道を走行できない。車検に合格した後は原則として2年間有効 |
中古車は販売条件によって車検の残存期間や手配方法が異なるため、契約前に車検証や販売条件を確認しておきましょう。

登録から10年・13年を過ぎたら毎年車検になる?

自家用の普通車・小型車・軽自動車は、新車登録から10年・13年を過ぎても、車検の周期は変わりません。以前は、登録から10年を経過した自家用乗用車は毎年車検が必要でしたが、この制度は1995年の法改正で廃止されました。
そのため、車が古くなったことだけを理由に、車検が毎年必要になることはありません。
ただし、新車登録から13年を経過した車は、エコカー減税対象外の場合、自動車重量税が引き上げられます。
つまり、13年経過後に変わるのは車検の頻度ではなく、自動車重量税です。
車検の有効期限を確認する方法

車検の有効期限を調べるには、車検証またはフロントガラスの車検ステッカーを確認します。
車検証で確認する方法

従来の車検証では、「有効期間の満了する日」の欄に車検の期限が年月日で記載されています。
電子車検証で確認する方法
電子車検証の場合は、券面に有効期間の満了日が表示されません。
国土交通省の「車検証閲覧アプリ」でICタグを読み取るか、電子車検証と一緒に交付された「自動車検査証記録事項」を確認してください。
車検ステッカーで確認する方法
車検ステッカーは、正式には「検査標章」といい、フロントガラスの内側に貼られた四角形のシールを指します。
車検シールの車外から見える面には、車検の有効期間が満了する年と月が表示されています。車内側の面では、満了する年月日まで確認可能です。
車検ステッカーで車検の有効期限を確認する際は、必ず内側の日付までチェックするようにしましょう。

なお、車検の有効期限に関しては以下の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてください。

車検は有効期限の何ヵ月前から受けられる?

車検自体は、有効期限の満了日前であればいつでも受けられます。ただし、現在の車検の残存期間を失わずに更新できるのは、満了日の2ヵ月前から満了日までです。
この期間内に車検を受けると、現在の満了日を基準に次回の満了日が設定されます。
一方、2ヵ月より前に受けると、現在残っている期間を引き継げず、次回の満了日が前倒しになる点に注意が必要です。
車検のタイミングや有効期間の考え方については、以下の記事でも詳しく解説しています。

車検切れに注意!期限をすぎるとどうなる?

車検が切れた車で公道を走ると、6ヵ月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金の対象となり、違反点数6点が付されます。
行政処分前歴がない場合、免許停止期間は30日です。保管しているだけでは罰則の対象になりませんが、公道は走行できません。
車検と自賠責保険は更新時期が近いため、車検切れの場合は自賠責保険も切れているケースが少なくありません。
自賠責保険が切れた状態で公道を走ると、1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金の対象となり、違反点数6点が付されます。

車検にかかる費用

ここでは、車検にかかる主な費用について解説します。
| 項目 | 内容 | 費用 |
|---|---|---|
| 法定費用 | ・自動車重量税 ・自賠責保険料 ・印紙代 | 車種や車両重量、経過年数などによって決まり、依頼先による差は基本的にありません。ただし、印紙代は検査・申請方法によって異なります。 |
| 業者ごとに異なる費用 | ・車検基本料金 ・法定点検費用 ・整備費用 ・手続代行費用 など | 業者の料金設定や車種、車の状態、整備内容によって異なります。各費用が車検基本料金に含まれる場合もあります。 |
以下の記事ではENEOSウイングでの車検について紹介していますので、参考としてご覧ください。

車検と法定点検の違いとは

車検は、車が国の定める保安基準に適合しているかを確認する検査です。
車検切れの車は公道を走行できません。
一方、法定点検は、故障や不具合を早期に発見し、安全な状態を維持するための点検です。
自家用乗用車では12ヵ月点検と24ヵ月点検が定められており、実施は使用者の義務ですが、受けなかった場合の罰則はありません。
車検と法定点検の違いや、それぞれの点検内容について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

アフターケアも充実、長く乗っている車の車検もENEOSウイングにおまかせ

新車登録から10年・13年を過ぎても、自家用乗用車の車検周期は2年ごとのままです。
しかし、経過年数や走行距離が増えるにつれて、消耗部品の劣化や不具合が見つかる可能性は高くなります。
ENEOSウイングでは、お客様立ち会いのもと車の状態を確認し、整備が必要な箇所とその理由をわかりやすくご説明します。
オイルやバッテリーなどの消耗品に加え、リフトアップによる下回りの点検も行い、今後も安心して乗り続けるためのメンテナンスをご提案します。
国家資格整備士をはじめとする専門スタッフが、累計300,000台を超える車検実績で培った知識と技術を生かし、国土交通省地方運輸局の認可を受けた自社整備工場で対応します。
また、6・12・18ヵ月後には無料安全点検も実施しています。
長く乗っている愛車の車検やメンテナンスは、ENEOSウイングへお気軽にご相談ください。
車検に関するよくある質問

最後に車検の期間についてよくある質問を回答と一緒にまとめました。
車検は10年・13年を過ぎると毎年になりますか?
いいえ。自家用の普通車・小型車・軽自動車は、新車登録から10年・13年を過ぎても車検周期は変わりません。初回は3年、その後は2年ごとです。
軽トラの車検は何年ごとですか?
軽トラは軽貨物自動車に該当し、車検は初回・2回目以降ともに2年ごとです。
車検と法定点検は何が違いますか?
車検は保安基準への適合を確認する検査、法定点検は故障や不具合を早期に発見するための点検です。

中古車の車検はいつですか?
購入時の車検の残り期間や販売条件(車検整備付き・車検なし)によって異なります。購入前に車検証や販売条件を確認しましょう。
車検の費用を抑える方法はありますか?
事前に見積もりを取って比較検討するのが効果的です。
また、定期的にメンテナンスを行うことで、大きな故障を防ぎ整備費用を抑えられる場合があります。
まとめ
定期的な車検の実施は法律を守るためだけでなく、愛車の安全性を保つためにも重要な検査です。
何年ごとに行うかは車種によって異なりますが、基本的に自家用乗用車は最初の車検を新車登録から3年後に行い、それ以降は2年ごとに行います。
併せて、車の故障や不具合を防ぐための法定点検も12ヵ月・24ヵ月ごとに実施が必要です。
ENEOSウイングでは、国家資格を持つプロの整備士が国土交通省地方運輸局の認可を受けた自社整備工場にて車検・メンテナンスサービスをご提供しております。 安心して任せられる業者をお探しなら、ぜひお任せください。


コメント