車のコーティングが剥がれる原因と修理・対処方法を解説

車にコーティングを施工したは良いものの、すぐに剥がれてしまいその効果を十分に実感できなかったという経験のある方もいることでしょう。

コーティング後、扱い方を誤ると本来の耐用期間よりも早くに剥がれやすくなります。

今回は車のコーティングが剥がれる主な原因や剥がれたときのサイン、剥がれたときに行うべき対処法など徹底解説いたします。

再施工時の費用相場や予防策もご紹介していますので、参考にしてみてください。

目次

コーティングが剥がれた際に現れる症状

以下の症状が現れた場合、コーティングが剥がれている可能性が高いため再施工などで対処する必要があります。

水の弾き方が均一でない・ムラがある

通常、コーティングを施工するとボディ全体に等しく撥水効果がはたらき水が落ちていきます。

しかし一部だけ不自然に水が弾かれず残ってしまう場合、その部分のコーティングが劣化している可能性が考えられます。  

ただし油膜や水シミなどの影響で水弾きが弱くなることもあるため、原因が判断できないようであればコーティングを施工した店舗へ相談してみると良いでしょう。

触った際に引っ掛かりやザラつきがある

洗車したにもかかわらず、ボディに触れると汚れがこびりついているかのような引っかかり・ザラつきを感じた場合は注意が必要です。

すでにコーティングが剥がれた箇所に汚れが固着しているか、鉄粉など通常の洗車では落とせない汚れが被膜に食い込んでいる可能性があります。

放置すると塗装面がその汚れの影響を受ける恐れがあるため、早期に対処しましょう。

光沢がなくなる

コーティング剤の多くは、有機物質を含めることで施工後のツヤ感を出しています。

しかし、先述したようにコーティング剤の有機物質は紫外線や大気中の有害物質に弱いため、それらの影響を受けると光沢がなくなっていきます。

また、洗車時にできる傷も光沢を弱める原因のひとつです。

コーティングにおいて光沢の有無は、劣化の有無を見極める判断材料となります。

汚れが固着しやすくなる

コーティングは塗装面の代わりに汚れを受け止め、コーティング剤に含まれる成分の働きにより簡単な洗車でその汚れを落とせるという効果もあります。

しかしコーティングが剥がれているとその効果が発揮されず、汚れ落ちが悪くなります。

洗車の際、施工直後よりも汚れが落ちにくくなった・固着した汚れがあるといった事態に気が付いたら、コーティングの劣化や剥がれを疑いましょう。

コーティング剥がれの原因

車のコーティングが剥がれる原因として特に多いケースが、以下の8つです。

紫外線の影響

紫外線は車の塗装の劣化を早めますが、この影響はコーティング被膜も例外ではありません。

コーティングは紫外線や熱に晒され続けると、被膜を形成する有機物質が分解されていき、劣化が進んで剥がれやすくなります。

そのため、常に屋外で車を保管する「青空駐車」の場合はコーティングが早くに剥がれてしまうリスクを伴います。

PM2.5や排気ガスなど有害物質によるもの

工場などの施設から排出されるPM2.5や車の排気ガスなども、コーティングの成分の劣化を早める原因のひとつです。

特に工業地帯や高速道路など、有害物質を含んだ大気の中を走行する機会が多い車はコーティングが早く剥がれる可能性があります。

洗車時の摩擦

洗車で多いミスとして、事前に十分な水洗いをせずにスポンジをボディにこすりつけて傷ができるケースがあります。

ボディに付着した砂ぼこりとスポンジによる摩擦で、塗装の表面に細かい傷がついてしまった状態です。

コーティングを施工していれば塗装に直接傷がつくことはありませんが、被膜の耐久性を落とす原因になります。

カーシャンプー、ケミカルによるもの

コーティング施工車は、洗車時に使用するカーシャンプーやケミカルの選び方にも注意が必要です。

酸性のカーシャンプー、虫の死骸や水シミなどに対し強力な洗浄力を発揮するケミカルは、汚れだけでなくコーティングの成分まで落としてしまう場合があります。

アイテムと施工したコーティングの相性によっては、一度使用しただけですぐに被膜が剥がれるケースも珍しくありません。

カーケアに用いるアイテムについては、コーティングの施工店へ確認しておきましょう。

鳥のフンや虫の死骸、花粉などによるもの

鳥のフン・虫の死骸・花粉なども酸性の物質であり、コーティングにとっての天敵とも呼べる汚れです。

付着したまま放置すると、そこからコーティングの劣化が始まり剥がれやすくなっていきます。

状態が深刻化すると、コーティングが剥がれた箇所から汚れが浸入して塗装が直接ダメージを受けるおそれもあります。

メンテナンス不足

コーティングは汚れの固着や塗装の劣化を防ぐ効果がありますが、施工後は完全に放置しても良いというわけではありません。

メンテナンスをせずにいると、コーティングの被膜に蓄積された汚れや紫外線・有害物質によるダメージが蓄積され、耐久性が衰えていきます。

その結果、コーティングの性能が長持ちせずその効果を十分に実感できなかったというケースも多いです。

走行中の飛び石

飛び石とは、走行中車のタイヤに跳ね上げられた小石が後続車へ当たってしまうトラブルです。

飛び石が当たるとごく小さな傷ができる場合が多いですが、そこからコーティング被膜の劣化が始まり剥がれやすくなることもあります。

コーティングの質が悪い

外的要素ではなく、施工したコーティングそのものに原因がある可能性も考えられます。

コーティングには様々な種類がありますが、同じ種類のコーティングでもメーカーによって長所・短所は異なります。

質の悪いコーティング溶剤を使用していたり、施工者の技術力・施工環境が不十分だったりすると、相応に耐久性が低くなり早く剥がれるリスクも高いです。

コーティングが剥がれた際の対処法

万が一コーティングが剥がれていた場合の対処法としては、以下の2つが挙げられます。

自分で補修する

市販のコーティング溶剤を購入し、自分で施工場所を用意のうえ作業に臨むという対処法です。

車のコーティングは業者に依頼すると数万円~の費用がかかりますが、自分で再施工する場合は20,000円未満の費用で済みます。

そのため、よりコストを抑えて対処したい場合は検討したい手段です。

セルフでの補修は難易度が高い

自分で対処する際に注意したい点が、作業の難易度の高さです。

再施工するにあたって、すでに施されたコーティングの被膜を除去して下地を整える必要があります。

その際、作業に少しでもミスが生じると再施工後の仕上がりが悪くなり、美観を損なううえにコーティングの性能も十分に発揮されません。

また、コーティングの仕上がりは施工環境にも左右されます。

砂ぼこりや天候の影響を受けず、十分なスペースが確保された施工環境を自分で用意する手間もかかります。

専門業者へ依頼する

最も確実に現状を改善できる手段が、専門業者への依頼です。

専門業者はコーティング施工に関して一般の方よりも知識・技術力に長けており、専門機器が十分に揃った作業場所も備えています。

そのため、自分で施工するよりも仕上がりの質に期待できます。

自分で施工した際にミスがあると、再度コーティングを除去して施工し直す手間と費用が余分にかかります。

専門業者への依頼は費用はかかりますが失敗のリスクが低く手間をかけずに済むため、おすすめな手段です。

業者でコーティング剥がれを補修・再施工した場合の費用

自分で施工したコーティングが剥がれてしまった場合や、全体を改めてコーティング施工してもらいたい場合など、コーティングのやり直しを業者に依頼する場合の費用相場は以下の通りです。

種類費用
ポリマーコーティング10,000~40,000円程度
ガラス系コーティング30,000~80,000円程度
ガラスコーティング80,000~150,000円程度

なお、業者によってはコーティングの状態を保つために定期的な再施工を行うメンテナンスメニューを利用できる場合もあります。

コーティングにおけるメンテナンスメニューの費用相場は、10,000円~数万円程度です。

コーティング剥がれを防ぐための予防策

コーティング剥がれを引き起こす要因は日常の様々なシーンに潜んでいるため、完全に防ぐことは難しいです。

しかし、コーティングを剥がれにくくできる対策はあります。

適切な頻度での洗車を心がける

車は外で使用する以上、大気中に含まれる有害物質・砂ぼこり・鳥のフン・花粉といった汚れを避けることはできません。

汚れが堆積するほどコーティングが剥がれるリスクも高まるため、定期的に洗車して被膜の表面をキレイに保つ必要があります。

コーティングを施工していれば大抵の汚れは水洗いで落ちますが、それでも落ちない汚れにはコーティングへの負担が少ない中性のカーシャンプーを使いましょう。

洗車後は拭き上げる

洗車後、ボディに水分が残っているとコーティングの表面にミネラル分が残留して水シミになります。

水シミはコーティングのツヤ感や水弾きなどを低下させる原因となるため、必ずしっかりと拭き上げをしましょう。

なお、拭き上げの際はマイクロファイバークロスのような柔らかいものを使うと、よりコーティングが傷みにくくなります。

コーティングの定期メンテナンスを行う

コーティング本来の性能を長持ちさせるには、定期的なメンテナンスが必要です。

施工した店舗にメンテナンスをしてもらうことで、劣化により剥がれるトラブルを未然に防いでコーティングを常に万全な状態に保ちやすくなります。

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ENEOSウイングのコーティングサービスの特徴

ENEOSウイングは、キーパーコーティングの施工に関して多数の店舗がコンテスト受賞歴を持ちます。

さらに施工の質に影響する施工環境の整備も注力しており、天候の影響を受けず豊富な設備が揃ったコーティングブースの設置店舗も随時増やしております。

また、割引サービスを実施している店舗もございますので、お得にコーティングを施工・補修したい方はぜひENEOSウイングへご相談ください。

コーティングの剥がれに関するよくある質問

コーティングの剥がれに関してよくある質問を、回答と一緒にまとめました。

車のコーティングが剥げたので塗り直したいのですが、どうすればいいですか?

車のコーティングが剥がれた場合の対処法としては、自分で再施工するか業者に相談するかの2通りがあります。

自分で再施工をすれば費用が安く済みますが、作業の難易度が高く失敗のリスクを伴います。

より確実に状態を改善させたいなら、業者への相談がおすすめです。

ガラスコーティングが劣化したらどうなりますか?

ガラスコーティングが劣化すると、以下のような症状が現れます。

  • 水の弾き方が均一ではない
  • 触ると引っ掛かりやザラつきがある
  • 光沢がなくなる
  • 汚れが固着しやすくなる

コーティングの効果に違和感を覚えたら、洗車やメンテナンスでコーティングの状態を整えましょう。

洗車してもコーティングは落ちますか?

水洗いや一般的なシャンプー洗車でコーティングが落ちることはほとんどありません。

しかし、酸性のカーシャンプーやケミカルなど、コーティングの成分と相性が悪いアイテムを使うと被膜が剥がれる恐れがあります。

施工後の洗車は水洗いや中性のシャンプーを使ったものに留め、どうしても落ちない汚れについては業者に相談すると安心です。

コーティング車でやってはいけないことは?

コーティングの劣化を早めないためにも、以下の3つは避けることをおすすめします。

  • 青空駐車
  • 定期的なメンテナンスを怠る
  • ボディに水分や汚れが付着したまま放置する

コーティング施工車の適切なケア方法が分からない場合は、業者へ相談することもひとつの手です。

車のコーティングをしたら洗車頻度はどのくらい変わりますか?

車の保管状況にもよりますが、コーティングを施工していない車も施工済みの車も月1回程度が一般的な洗車頻度です。

ただし著しく汚れた場合や塗装・コーティングにダメージを与える汚れが付着したときは、頻度にかかわらず速やかに洗車しましょう。

なお、コーティングを施工していれば汚れの固着が防がれて簡単に落とせるようになるため、洗車頻度に大きな差はなくとも洗車にかかる手間は省くことができます。

まとめ

車のコーティングは、紫外線・大気中の有害物質・洗車時のダメージなど様々な要因が重なって剥がれやすくなります。

コーティングの最適な状態を長く保つには、定期的な洗車やメンテナンスの継続が重要です。

万が一コーティングが剥がれてしまったときは、無理に自分で施工せず業者へ依頼しましょう。

ENEOSウイングなら、確かな技術力を持つスタッフが万全の施工環境で愛車の美観の維持に効果的なコーティングを実施いたします。


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この記事を書いた人

ENEOSウイング編集部です。コラムで車に関するお役立ち情報をお届けしています。

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