中古車購入の流れとポイント – 予算から納車までのステップ別ガイド

新車よりもお得に入手できる中古車ですが、購入までには様々なステップがあるため基本的な流れを覚えておくことが大切です。

今回は中古車購入の基本的な流れをステップ別に詳しくご紹介するだけでなく、必要書類や中古車購入時の注意点なども解説いたします。

中古車購入を検討中の方、スムーズに中古車を購入したい方はぜひ最後までご覧ください。

目次

中古車購入の流れ

ここでは一般的な中古車購入の流れのほか、各ステップで具体的に何を行うかについても解説いたします。

【簡易表】中古車購入の全体的な流れ

中古車購入を決めてから納車まで至るには、大きく分けて以下7つほどの手順を踏む必要があります。

STEP
予算の決定
STEP
支払い方法の決定
STEP
希望する車種の選定
STEP
販売店への問い合わせと訪問
STEP
契約に必要な書類の準備
STEP
保険の加入と車両変更
STEP
支払いと納車の手続き

中古車はリーズナブルな価格から新車に比べて購入のハードルが低いと思われがちですが、実際は新車購入時と同じく購入者がやるべきことは多岐にわたります。

必要な手順の理解を深めて、納車までスムーズに進めることができるように心がけましょう。

1. 予算の決定

予算を決めたら、次は費用をどんな方法で支払うのかも決めておきます。

中古車購入における主な支払い方法は、「現金一括払い」と「ローン購入」の2通りです。

現金一括払いは販売店から提示された見積書の通りの金額を一括で支払うため、金利が発生せず支払総額を安く抑えることができます。

ただし、購入時にかかる費用はかなり大きな金額となるため、資金に余裕がなければ現実的とは言えない手段です。

その代わりに金利が発生するため、結果的に支払総額は高くなる点に注意が必要です。

なお、ローン購入の場合は購入の決定後、審査申込を行う必要があります。

2. 支払い方法の決定

予算を決めたら、次は費用をどんな方法で支払うのかも決めておきます。

中古車購入における主な支払い方法は、「現金一括払い」と「ローン購入」の2通りです。

現金一括払いは販売店から提示された見積書の通りの金額を一括で支払うため、金利が発生せず支払総額を安く抑えることができます。

ただし、購入時にかかる費用はかなり大きな金額となるため、資金に余裕がなければ現実的とは言えない手段です。

ローン購入では分割払いで中古車を入手できるため、初期費用は現金一括払いよりも格段に安くなります。

その代わりに金利が発生するため、結果的に支払総額は高くなる点に注意が必要です。

3. 希望する車種の選定

予算を決めたら、それに合う車種を選びましょう。

車選びで重要になる主なポイントとしては、以下の通りです。

  • メーカー
  • ボディタイプ
  • 乗車人数
  • エンジンタイプ

少人数で車を使うなら軽自動車、大人数ならミニバン、アウトドアも楽しみたいならSUVといったように使用する人数やシーンに合う車を見つけましょう。

結婚や転勤の可能性など、ライフスタイルの変化を見越した選び方をすると失敗しにくくなります。

燃費も重視するなら、エンジンタイプも要確認です。

車のエンジンタイプはガソリン・ハイブリッド・ディーゼル・EVなどがあり、どれを選ぶかで燃費の良さは大きく変わります。

4. 販売店への問い合わせと訪問

車種を決めたら、希望する車種を販売している店舗を探して問い合わせます。

ENEOSウイングの場合はオークション形式となっているため、数々の店舗情報をリサーチせずとも理想の車種を見つけやすくなっています。

中古車販売サービスを取り扱っている店舗が窓口となっており、アドバイザーがご予算通りの金額でお好きな車種に入札することが特徴です。

なお店舗によって中古車販売サービス取り扱い有無が異なるため、事前にお電話にてお問い合わせください。

ENEOSウイングへのお問い合わせ後、中古車の入札から納車準備までの具体的な流れは以下の通りとなります。

また、以下のフォームからもお問い合わせいただけます。

ご来店

お問い合わせの際にご来店日時を決定し、お約束の日時にENEOSウイングへご来店いただきます。

お見積もり・ご契約

経験豊富なオークションアドバイザーがご希望車種などの詳細をお伺いし、ご契約内容にご納得いただけましたら契約となります。

ご希望のお車をお探し

契約後、出品されている10万台の車からご希望の車種を選ぶことが可能です。

お好みの車を見つけたら入札の上限金額を決定

購入したい車種を見つけたら、入札の上限金額を決定します。

入札の上限金額とは、お客様自身がいくらまで入札できるのかを事前に設定しておく金額のことをいいます。

ENEOSウイングではオークションアドバイザーが限られた入札時間の中で入札を代行するため、事前に入念な打ち合わせのもと上限金額を決めておくことが大切です。

選んだ車を厳しくチェック

お客様が入札を希望する車種をお伺いしたあとは、オークション当日に下見として車の状態をチェックします。

中古車オークション代行のデメリットとしては、中古車販売店での購入とは違いお客様自身が車の状態を把握できない点が挙げられます。

そのため、希望の車種を見つけてもそれが良質な中古車かどうかが分からず不安要素となる場合も多いです。

ENEOSウイングでは、経験豊富な車の査定士が状態を厳しく入念にチェックしております。

希望車種の入札前に、車の状態について気になることがありましたら何なりとお申し付けください。

入札・落札

経験豊富なアドバイザーが、お客様のご予算や入札の上限金額を基準とした金額で入札します。

その金額が出品者の希望額を超えており、最も高い金額で入札することができれば落札となりその車が購入可能となります。

落札となったら、車はご契約いただいた店舗に陸送されて納車に向けた準備が行われます。

落札した車が店舗に届いたら点検整備

落札した車がご契約いただいた店舗に届いたら、店舗にて車の点検・整備を行います。

ENEOSウイングは年間21,000台を超える車検実績を持ち、車の点検・整備に関するノウハウも豊富に蓄積されています。

高度な技術力と知識をもつメカニックが車の状態を見極め、必要に応じて消耗品の交換や部品交換を実施します。

落札した車を安全にお使いいただくために入念なメンテナンスを行いますので、安心してお任せください。

洗車・室内清掃

点検・整備が完了したら、洗車と室内清掃も実施します。

納車前の仕上げとして車体の汚れをキレイに除去し、車内の汚れ・においまで徹底的に取り除くことで、より快適に車をご使用いただけます。

5. 契約に必要な書類の準備

お客様へ納車をする前に、ご契約に際して必要な書類をご用意いただきます。

中古車を入手する場合、販売店からの購入・オークションのどちらにおいても車検証や車庫証明書など様々な書類が必要になります。

事前に必要書類の内容を把握しておくことで、スムーズなお手続きが可能です。 中古車購入に必要な書類については、後ほど詳しく解説いたします。

6. 保険の加入と車両変更

車に関する保険は、大きく分けて「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があります。

自賠責保険だけでは補償範囲に限りがあり、高額な損害賠償が発生する事故や自損事故などはカバーしきれないため、任意保険への加入をおすすめします。

なお、車の所有者に加入が義務付けられている自賠責保険はご購入の流れで加入手続きも行いますが、任意保険は別途ご自身での加入手続きが必要です。

乗り換えかつ以前乗っていた車で任意保険に加入していた場合は、加入している保険会社にご連絡のうえ「対象車両の変更手続き」を行いましょう。

7. 支払いと納車の手続き

保険の加入を済ませたら、ご納車に際して契約手続き・代金のお支払いとなります。

店舗へご来店いただき、必要書類をご提出ください。

そのうえでスタッフがご提示した契約書をよくご確認いただき、内容に問題などなければ署名・押印でご契約成立となります。

成立後はご契約内容の変更が原則として不可能となるため、少しでも疑問に感じた点は気兼ねなくスタッフへお尋ねください。

最後に代金をお支払いいただいたら、いよいよ納車となります。

【参考】県外・遠方からの中古車購入する場合の流れ

自分の住まいから遠く離れた店舗でも、中古車を購入することはできます。

対応については各販売業者によって異なりますが、県外・遠方から中古車購入する場合の一般的な流れは以下の通りです。

STEP
WEB上で希望する中古車を探す
STEP
販売業者に問い合わせる
STEP
保証内容を確認する
STEP
見積もりを依頼する
STEP
契約手続きを進める
STEP
希望する方法で代金を支払う
STEP
納車

なお、県外・遠方から中古車を購入すると陸送費が高くなる他、県外で車を購入すると「他府県登録費用」という費用もかかります。

コストを抑えながら中古車を購入するのであれば、自宅の近くで購入ができる全国展開している販売業者がおすすめです。

ENEOSウイングでも、県外や遠方から購入いただくことも可能です。

ただし、販売店から距離などによってご提供が難しい場合もございますので、県外・遠方からご購入を希望する場合は事前にご相談ください。

中古車購入時に必要な書類

中古車購入の流れでも解説した通り、購入時には様々な書類が必要になります。

車種によって必要書類の内容が変わる場合もあるため、事前に知っておきましょう。

ここでは、どの中古車を購入する場合にも必要な書類と車種によって異なる必要書類について解説いたします。

車検証と車庫証明書

車検証は、購入する中古車が国で定められている保安基準を満たしていることを証明する書類です。

購入者が用意するのではなく中古車販売業者から提示される書類ですが、重要な書類のため必ず受け取り内容を確認しましょう。

車庫証明書は、車を保管するための車庫を証明する書類です。

中古車を購入する前に用意するべき書類で、管轄の警察署への届出で取得できます。

なお、軽自動車の場合は車庫証明書の取得ではなく「保管場所の届出」を行います。

実印・印鑑証明書と住民票

新車・中古車にかかわらず車は資産として登録されるため、購入時は資産登録・名義登録という手続きを行います。

その際、市区町村に登録してある実印とそれを証明する印鑑証明書が必要です。

印鑑証明書は、実印を登録している市区町村の役場で取得できます。

なお、軽自動車の場合は資産とみなされないため実印・印鑑証明書は不要です。

その代わりに住民票の提出を求められるため、市区町村の役場で取得しましょう。

委任状と住民票

中古車を購入すると車の登録手続きが必要となりますが、手続きの手間を省きたいと考える方は多いことでしょう。

基本的に、車の登録手続きは業者に代行を依頼できるケースが一般的です。

ただし手続きの代行を依頼する場合、委任状という書類の提出が求められます。

委任状そのものは業者側が用意してくれるため、自分で取得などする必要はありません。

車種による書類の違い

普通車と軽自動車を購入する場合に必要な書類をまとめると、以下の通りになります。

普通車軽自動車
・車検証
・車庫証明書
・実印
・印鑑証明書
・委任状
・車検証
・車庫証明書
・住民票
・委任状(申請依頼書)

大きな違いは、実印と印鑑証明書の有無です。

普通車は実印と印鑑証明書がセットで必要ですが、軽自動車は印鑑は必要なく、住民票を用意できれば問題ありません。

中古車購入時の注意点

中古車は新車のように品質が一定ではないからこそ、購入時に注意すべき点がいくつかあります。

購入後に後悔しないためにも、以下4つの点に注意しましょう。

中古車選びのポイント

年式が古く部品の劣化が進んでいたり修復歴があったりと、購入後に不具合が起こりやすい中古車が販売されていることもあります。

安全に使用できる中古車を購入するためには、以下のポイントに注意して選ぶことが大切です。

  • 修復歴の有無
  • 水害車かどうか
  • 走行距離と年式

不具合のリスクが高い中古車は安くてもその後の修理や整備でコストがかさむ恐れがあるため、慎重に選びましょう。

販売店の選び方

中古車だけでなく、利用する販売店選びも重要なポイントです。

定価が存在しない中古車の購入だからこそ、信頼性の高い販売店を見つける必要があります。

販売店の信頼性は実際に利用するまで把握できない部分も多いですが、問い合わせの時点で把握できる情報の中でも以下の3つは有効な判断材料となります。

  • 問い合わせ時に丁寧な対応をしてくれるか
  • 選べる車種は豊富か
  • アフターサービスの有無

信頼性の高い販売店は多くの人に利用されやすく、適正な価格で中古車を購入できる可能性が高い傾向にあります。

諸費用の確認

中古車を購入する際に必要な費用は、主に以下の4つがあります。

  • 車両代金
  • 税金
  • 保険料
  • 諸費用

上記のうち、登録費用とは登録検査費用・車庫証明費用・納車費用・預かり法定費用などが含まれています。

登録手続きの代行を依頼するのであれば、別途代行費用も必要な場合もあります。

販売店によって諸費用の内訳は異なるため、よく確認しておきましょう。

納車を早める方法

中古車の場合、車検を済ませて間もない車は点検・整備に時間がかからず納車が早まりやすくなります。

状態が良い中古車であれば、1週間以内に納車される可能性もあります。

急いで中古車を調達する必要がある場合は、販売店に相談してみると良いでしょう。

購入から納車までの一般的な流れと日数

販売店で直接中古車を購入する場合の基本的な流れは、以下の通りです。

STEP
予算・希望車種を決める
STEP
販売店に問い合わせて在庫状況を確認する
STEP
来店して車の状態を確認する
STEP
見積もりを依頼する
STEP
ローン審査の申込みをする
STEP
必要書類を用意する
STEP
契約手続きを行う
STEP
納車までに保険関係の手続きを済ませる
STEP
代金を支払う
STEP
納車

契約・支払い・保険加入など諸々の手順を済ませてから納車までには1~2週間程度の期間が必要です。

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ENEOSウイングでの中古車購入をおすすめする理由として、以下5つのメリットが挙げられます。

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オークション形式で中古車をご購入いただけるENEOSウイングでは、全国にある約120ヶ所のオークション会場に出品された車両からお好きな中古車を探すことができます。

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一般的な中古車オークションでは、以下のような経費が車両の購入費に含まれています。

  • 手数料(利益)
  • 税金などの諸費用
  • 在庫車の維持費や売却費
  • 広告宣伝費
  • 店舗運営のコスト
  • オークション価格

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ENEOSウイングでは給油や洗車など一般的なガソリンスタンドとしてのサービスに加え、以下のサービスもご提供しております。

  • 中古車売買
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  • 板金塗装
  • タイヤ交換  など

※店舗ごとに取り扱いサービスは異なります

車に関するお困りごとはトータルでサポートいたしますので、ご購入後の中古車や現在所有しているお車のケアはすべてENEOSウイングにお任せください。

現在所有している車の買取も可能

ENEOSウイングは中古車のご購入だけでなく、車の買取サービスも実施しております(店舗によって買取サービスを取り扱っていない場合がございます)。

専任のスタッフがお車の状態を検査し、納得の価格で買取ができるようにいたしますので安心してご相談ください。

現在の愛車から中古車への乗り換えをご検討中の方もぜひお気軽にお声がけください。

中古車購入の流れに関するよくある質問

最後に、中古車購入に関してよくある質問を回答と一緒にまとめました。

中古車を買ったらいつ納車されますか?

中古車販売店によって期間が変わる場合もありますが、一般的には1~2週間程度で納車されます。

納車までの期間を短縮したい場合は、できるだけ年式が新しく状態が良好な車を選びましょう。

比較的新しい中古車は点検・整備にかかる時間が短い傾向にあり、迅速な納車に期待ができます。

遠方からでも中古車購入は可能ですか?

遠方の販売店から中古車を購入することも可能です。

その場合はインターネットを通して車を選び、販売店に問い合わせて契約などのやり取りを経て納車されるという流れになります。

ただし遠方の販売店から購入すると、陸送費が高くなったり他府県登録費用がかかったりする可能性もあります。

初心者ですが中古車の買い方のポイントはありますか?

中古車を購入するにあたって、以下のポイントに注意が必要です。

  • 不具合のリスクが低い車を選ぶようにする
  • 信頼できる販売店を見つける
  • 諸費用の内容を確認する

信頼できる販売店と連携しながら、後悔のない中古車選びをしましょう。

まとめ

中古車購入の基本的な流れとしては、車選び・販売店への来店・見積もり・各種手続き・支払い・納車という順で進みます。

購入に際して様々な書類の用意や手続きが必要となるため、本記事を参考としてスムーズに中古車を入手できるように備えておきましょう。

ENEOSウイングでは、全国各地で出品されている中古車の中から遠方へ足を運ぶことなくお選びいただけます。

中古車を購入するなら、「理想の中古車をお得に入手したい」「アフターサービスが充実した販売店で購入したい」などあらゆるご希望を叶えるENEOSウイングにお任せください。

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この記事を書いた人

ENEOSウイング編集部です。コラムで車に関するお役立ち情報をお届けしています。

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