愛車をザラつきから守る。キーパー技術コンテスト優勝・高橋美帆が語る「アイアンプロテクトキーパー」の実力

「しっかり洗車しているのに、なぜかボディがザラザラする…」そんな違和感を覚えたことはありませんか?

実はその原因のひとつが、目に見えない“鉄粉”です。

普段の洗車では落としきれず、知らないうちにボディの美観や状態に影響を与えてしまうこともあります。

そこで今回は、そうした鉄粉対策として注目される「アイアンプロテクトキーパー」について、キーパー技術コンテスト優勝の高橋美帆さんに詳しく伺いました。

本記事に先立ち、 全国5,000人の頂点に立った技術者のリアルな想いを紹介したインタビューも公開中です。

こちらでは、優勝までの道のりや技術へのこだわり、現場での挑戦について詳しく語っていただいていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

▶︎ キーパー技術コンテスト優勝インタビューを見る

目次

鉄粉対策として生まれた新メニュー「アイアン・プロテクトキーパー」

編集部:新たにアイアンプロテクトキーパーというメニューが加わりましたよね?

高橋さん:はい、その通りです!鉄粉が深く刺さりにくく、付着しても取りやすいのが特徴ですね。

従来の「Wダイヤモンドキーパー」から名称変更されたメニューで、基本的な構造や性能は変わっていません。

編集部:なるほど、鉄粉対策に特化したコーティングなんですね。

実際、洗車しても取りきれない汚れが残っていると、「これって何なんだろう?」と気になる方も多そうですし、高架下や線路の近くなど、環境によって付きやすいケースもありますよね。

なぜ「アイアン・プロテクトキーパー」は鉄粉に強いのか

編集部具体的にはどのような仕組みになっているのでしょうか?

高橋さん:ポイントはコーティングの構造です。

キーパーコーティングは2層構造であることが多いですが、アイアンプロテクトキーパーは3層構造になっています。


※アイアン・プロテクトキーパーの構造イメージ

編集部:構造が違うことで、どのような効果があるのでしょうか?

高橋さん:その前に、鉄粉の性質を少し説明すると分かりやすいと思います。

鉄粉は空気中に浮遊している鉄の粉が、ボディに“刺さる”ように付着します。

汚れのように表面に乗るのではなく、突き刺さるような状態になるため、洗車では落ちにくいんです。

編集部:なるほど、それがザラつきの原因なんですね。

高橋さん:そうですね。そういった性質があるため、表面だけでなく“刺さりにくい構造”が重要になります。

アイアンプロテクトキーパーは、自然硬化の高密度ガラスWが2層、その上にレジン被膜が重なる構造です。

この厚みのある被膜によって、鉄粉が深く刺さりにくくなります。

プロが語る、鉄粉の性質とボディへの影響

編集部:鉄粉はどのような環境で付きやすいのでしょうか?

高橋さん:高架下や踏切の周辺、工場地帯の近くなどは付着量が多くなる傾向があります。
ただ、鉄粉がまったく付かない車はほぼありません。

編集部:見た目への影響もありますか?

高橋さん:あります。

白い車だとくすんで見えたり、茶色っぽく見えることもありますし、鉄粉が多いとコーティングの定着にも影響します。

編集部:普段の洗車では落としきれないのも厄介ですね。

高橋さん:そうですね。通常の汚れとは性質が違うので、しっかりした対策が必要になります。

その「自己流ケア」が愛車の寿命を削る?

編集部:市販のアイテムで自分で除去することは可能でしょうか?

高橋さん:可能ではありますが、注意が必要です。

例えばスポンジタイプのアイテムは、力加減によって傷が入りやすいです。
しっかり取れるものほど、扱いが難しいですね。

編集部:手軽そうに見えて、実は難しいんですね。

高橋さん:そうですね。実際、プロの現場でもかなり繊細な作業です。
少しやり方を間違えると、塗装にダメージを与えてしまうこともあります。

編集部:具体的にはどんな点が難しいのでしょうか?

高橋さん:例えば粘土を使う場合でも、専用の潤滑剤を使いながら作業します。
さらに力加減や水分量、作業環境(炎天下を避けるなど)にも注意が必要です。

編集部:除去だけすればいいわけではないんですよね?

高橋さん:鉄粉除去を行ったあとは、コーティングで保護することが前提になります。
そのままの状態だと塗装が無防備になりやすく、再び鉄粉が付きやすくなってしまいます。
そのため、私たちの現場でも除去だけを単体で行うことはほとんどありません。

編集部:自己流でやるのは少し不安になりますね。

高橋さん:正直なところ、無理にご自身で行うのはあまりおすすめしていません。

鉄粉はすぐにサビにつながるわけではありませんが、作業ミスで傷をつけてしまうリスクのほうが大きいです。

長い目で見ても、プロに任せたほうが安心だと思います。

施工後の感動と、5年先を見据えたケア

編集部:アイアン・プロテクトキーパー施工後はどのような変化がありますか?

高橋さん:見た目はツヤツヤな仕上がりになることはもちろん、手触りも滑らかになります。
鉄粉の影響を抑えながら、良い状態を維持しやすくなります。

編集部:持続性についてはいかがでしょうか?

高橋さん:1年に1回のメンテナンスを行うことで、約5年間持続させることが可能です。

編集部:長くキレイな状態を維持しやすいというのは、うれしいポイントですね。

「アイアン・プロテクトキーパー」はこんな方におすすめ!

今回の内容から、アイアンプロテクトキーパーは以下のような方に特に適していると言えそうです。

  • 洗車してもボディのザラつきが気になる方
  • 工場地帯や線路沿いなど、鉄粉が付きやすい環境で車を使用している方
  • 自分での鉄粉除去に不安を感じている方
  • 愛車を長くキレイな状態で維持したい方

鉄粉は完全に防ぐことが難しい汚れだからこそ、「付きにくくする」「影響を抑える」という考え方が重要になります。

まとめ

今回は、キーパー技術コンテスト優勝の高橋美帆さんに、鉄粉の性質から対策、そしてアイアンプロテクトキーパーの特徴についてお話を伺いました。

鉄粉は目に見えにくいものの、ボディの手触りや見た目、さらにはコーティングの状態にも影響を与える存在です。

自己流での除去にはリスクもあるため、除去と保護をセットで考えることが重要であることが分かりました。

アイアンプロテクトキーパーは、そうした鉄粉の性質に着目し、付着しにくく・刺さりにくい状態をつくることで、長期的にボディを守るコーティングです。

施工やメンテナンスについて気になる方は、プロの知識と技術を持つENEOSウイングへお気軽にご相談ください。

愛車の状態や使用環境に合わせて、最適なご提案をいたします。


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この記事を書いた人

ENEOSウイング編集部です。コラムで車に関するお役立ち情報をお届けしています。

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