車の屋根(ルーフ)にへこみが!原因や修理方法、修理費用まで徹底解説

車の傷・へこみといえばバンパーやドアなどのパーツにつくもの…とイメージされがちですが、実は屋根(ルーフ)にも傷やへこみが生じるケースは少なくありません。

もしも屋根に傷やへこみがついていた場合、どのように修理をすれば良いのでしょうか。

今回はへこみができた場合に焦点を当てて、屋根の具体的な修理方法や修理費用などについて徹底解説いたします。

屋根にへこみができる原因もご紹介していますので、対策を講じる際の参考にもしてみてください。

目次

車の屋根(ルーフ)にへこみができる原因とは

車の屋根は日頃から視界に入る箇所ではないため、へこみができていてもその原因までは予測できない方も多いはずです。

原因究明や今後へこみができることを予防するためにも、車の屋根にへこみができる原因として考えられる代表的なケースを知っておきましょう。

落雪・雹(ひょう)によるへこみ

屋根に積もった雪

積雪地帯では、屋外に車を停めていると自宅や建物の屋根に積もった雪が車に落ちてくることがあります。

雪は意外にも重みがあり、落ちてきた衝撃で車の屋根がへこむケースも珍しくないのです。

また、積雪地帯でなくとも雹が降ってきたときに車の屋根に小さなへこみが複数生じることもあります。

自然現象によるへこみはどの地域にも起こりうるため、注意が必要です。

駐車場のシャッターによるへこみ

駐車場のシャッター

自宅にあるガレージに車を停めた際、降りてきたシャッターとぶつかって屋根がへこむこともあります。

予防法としてはシャッターが開閉するタイミングに注意を払い、ガレージから出入りをする際は車高よりも高くシャッターが上がっていることを確認することが大切です。

飛び石によるへこみ

飛び石とは、近くを走行している車のタイヤに巻き上げられた小石が飛んできて愛車に当たってしまうトラブルのことです。

飛び石はバンパーやボディに当たるケースが多いですが、スピードを出している車や大型車の後ろを走行しているときは屋根も飛び石被害に遭いやすくなります。

落下物によるへこみ

比較的珍しいケースではありますが、駐車中に上から落下してきた物で屋根にへこみができることもあります。

例えば果実がなっている樹木の下に車を駐車していたり、台風で物が強風に飛ばされていたりすると落下物によるへこみのリスクが高まります。

ウレタンマットなど、衝撃を吸収するアイテムを適宜屋根に置いておくと安心です。

イタズラによるへこみ

子供がボールや石などをぶつけたり、悪意のある人が駐車中の車の屋根にイタズラをしたりしてへこみができるケースもあります。

特に住宅街に駐車していると上記のような被害に遭いやすくなるため、ボディカバーを被せるなどの対策が重要です。

積雪地方での落雪は要注意

先述したように、積雪地方は落雪で車の屋根にへこみが生じる可能性が高いです。

自宅の屋根に限らず、木や電柱など高さのあるものに積もった雪が車の屋根に落ちてくることもあります。

雪は柔らかいため深刻な損傷にはつながらないと考えてしまいがちですが、場合によっては塗装剥がれを伴う大きなへこみになる可能性もあるため、十分に注意が必要です。

落雪によるへこみに保険は使える?

落雪によるへこみは加害者がいないことから、修理に保険は使えないかもしれないと懸念する方もいることでしょう。

「車両保険」に加入していれば、落雪が原因の損傷は修理費用の補償を受けることが可能です。

落雪に限らず、車に積もった雪の重みや雪崩など雪が原因の損傷なら車両保険の補償対象となります。

修理に保険を使う場合は等級の把握を

車両保険は車の修理に伴う費用負担を抑えることができますが、事前にご自身の等級を把握のうえ慎重に利用を検討しましょう。

一般的に落雪による被害で車両保険を使うと1等級、落雪で事故を起こし他車に傷をつけると3等級ダウンとなります。

等級がダウンすれば翌年から保険料が高くなり、修理費用によっては自己負担をした方がお得になる場合もあるのです。

【直し方】車の屋根(ルーフ)のへこみを自分で修理する方法

車の屋根の修理費用を削減する方法としてはDIY修理もありますが、どのようにして修理を行えば良いのでしょうか。

以下より、車の屋根にできたへこみの直し方として代表的な方法をご紹介いたします。

ドライヤーを使用した修理方法

軽度のへこみであれば、ドライヤーでへこみ部分を温めて直すという方法があります。

車のボディは熱を加えてから冷やすと形状が元通りになる「形状記憶」という性質があり、それを利用した方法です。

へこみ部分にある汚れをクロスなどできれいに拭き取ってから、まんべんなくドライヤーの熱を当てます。

その後、温めた部分に冷却スプレーを吹き付けると形状記憶でへこみ部分が軽減されていきます。

この作業を数回に分けて繰り返せば、元通りに近い状態まで修復することが可能です。

熱湯&ハンマーを使用した修理方法

へこみ部分に熱湯で熱を加え、柔らかくなったところで裏側からハンマーで叩いて直すという方法です。

へこみは一方向から強い力が加わることで生じるため、反対側から力を加えれば元通りに近い状態へ戻すことができます。

ただし、ハンマーで叩くにはルーフパネルの脱着が必要になり、非常に大掛かりな作業となるため現実的な方法ではありません。

修理キットを使用した修理方法

カー用品店には、「修理キット(デントリペアキット)」と呼ばれるへこみ修理用のアイテムが販売されています。

修理キットなら吸盤のような道具で外側からへこみ部分を引っ張り出し、元通りに近い状態まで戻すことが可能です。

なお、修理キットで対応可能なへこみは小さく軽微なへこみとなります。

大きなへこみやルーフの角にできた複雑なへこみなどの修理には適さないため、使いどころは考える必要があります。

パテを使用した修理方法

大きなへこみの修理にも有効的な方法が、パテを使った修理です。

パテをへこみ部分に埋め込み、平らになるまで研磨してから塗装を施します。

熱や修理キットを利用した修理方法よりもきれいな仕上がりに期待ができますが、そのぶん高い技術力を要するため修理経験がない方にはおすすめできません。

また、パテの密着性を高めるために洗車や脱脂などの作業も行う必要があり、手間や時間がかかります。

失敗のリスクも高いため、基本的に板金修理の経験や技術に自信がある方のみが実施可能な方法と考えて良いでしょう。

車の屋根(ルーフ)のへこみを自分で修理するのはリスク大!

車の屋根にできたへこみ修理は、基本的にDIYで対応することはおすすめできません。

単純な塗装作業とは異なり、へこみの修理には板金作業が必要となります。

板金作業は専用の工具を使い、正しい専門知識と高い技術力をもって行わなければ失敗する可能性が高いです。

自分で修理する際に考えられるリスク

板金作業の経験がない方が自分でへこみ修理を行うと、失敗によりへこみが深くなったり範囲が広がったりと状態の悪化につながりかねません。

また、仕上げの塗装時に色ムラが発生し、修理した箇所が目立ってしまう可能性もあります。

さらに表面的な傷の修理よりも作業に時間がかかるため、へこみのDIY修理は気軽に試すことができる手段ではないのです。

安全な修理を求めるならプロへ依頼が賢明

状態を悪化させず、より確実に修理を行いたい場合は修理をプロへ依頼しましょう。

板金作業に対応したプロであれば、これまでの経験から培われたノウハウと専門的な機材を駆使し、車ごとに最適な方法で修理を行ってくれます。

工賃が発生するためDIY修理よりも費用はかかりますが、その分手間の削減と安全性が補償されると考えれば大きな損失にはなりません。

車の屋根(ルーフ)のへこみ修理はどこで依頼できる?

車の屋根にできたへこみ修理は、主にディーラー・板金業者・カーショップ・ガソリンスタンドで依頼が可能です。

ただし業者ごとに特徴や費用の傾向が異なるため、依頼先を決める際はよく考えて選ぶ必要があります。

ディーラーへの依頼

ディーラーは自社メーカーの車の販売やメンテナンスなどを行っており、メーカー指定の修理方法や塗料の再現も可能としています。

そのため、修理のクオリティが高く安心して任せることができます。

その反面、人件費や設備費などの事情からどの業者よりも工賃が高額になる点はデメリットです。

板金業者への依頼

車の傷・へこみ修理を専門的に行っている板金業者は、ディーラーと比べて工賃が安い傾向にあります。

また、マニュアルに縛られない修理で「予算内の修理」や「中古部品を使った交換」などの希望にも柔軟に対応してくれることがメリットです。

ただし板金業者は工場によって技術力にバラつきがあることも多いため、初めて利用する場合は入念にリサーチをしながら依頼先を探す必要があります。

カーショップへの依頼

カー用品を販売しているカーショップも、へこみ修理の依頼が可能な店舗があります。

ディーラーや板金業者よりも工賃が安く、部品交換が必要となれば純正品だけでなく店舗にある数多くの商品から選ぶことも可能です。

しかし、カーショップは多くの場合軽微な傷・へこみの修理や消耗品交換など、簡単な作業のみを可能としています。

複雑なへこみや深刻な損傷の修理は対応してもらえない場合があるため、事前の確認が必要です。

ガソリンスタンドへの依頼

街の至る所にあるガソリンスタンドも、車の傷・へこみ修理に対応している店舗が増えています。

給油や洗車など車の維持に必要な利用のついでに修理を依頼できる利便性の高さ、カーショップと同等の安さがガソリンスタンドの魅力です。

ガソリンスタンドも店舗によっては軽微な損傷しか対応していませんが、技術者の育成や設備を充実させることに注力しているガソリンスタンドもあります。

そのため、ガソリンスタンドは安くて質の高い修理を依頼できる業者を探している方におすすめです。

車の屋根(ルーフ)のへこみをプロに依頼した時の修理代とは

業者に修理を依頼するにあたって、特に気になるポイントが修理代です。

ここでは、車の屋根にへこみができた場合にかかる修理代について詳しく解説いたします。

車の屋根(ルーフ)の修理は高額になる傾向にある

数あるパーツの中でも、車の屋根は修理代が高額になりやすいです。

バンパーやボディと比較すると、修理代に万単位の差が生じることも珍しくありません。

車の屋根の修理代が高くなる理由としては、以下2つの事情が挙げられます。

修理が難しい箇所である

車には高さがあるため、屋根を修理するとなれば地面に立ったまま作業することは困難です。

作業の際は脚立などの不安定な足場を利用しながら正確に補修を行う必要があるため、他のパーツよりも難易度が上がります。

作業にかかる手間が増えることから、屋根の修理は工賃が高くなりやすいのです。

車の屋根(ルーフ)全体の塗装が必要になる可能性がある

大規模な損傷となった場合、一部のみならず屋根全体の板金塗装が必要となります。

例えば落雪で大きなへこみができた場合や、雹や落下物などで小さなへこみが複数できた場合などは全体の修理という対応となる可能性が高いです。

また、部分的に補修するよりも全体を塗装した方が自然な仕上がりになるため、業者から全体塗装を勧められることもあります。

塗装の必要な範囲が広がれば、その分だけ工賃も高くなります。

車の屋根の修理代

車の屋根の修理にかかる費用は、損傷の度合いや状態によって変わります。

以下より、へこみ・傷・錆・交換という4つのケースにおける費用相場をご紹介いたします。

凹みがある場合の修理費用

車の屋根にへこみができた場合に行われる主な作業と、それぞれにかかる費用の相場は以下の通りです。

作業費用
付属品の脱着5,000~15,000円程度
へこみの修理10,000~25,000円程度
部分塗装30,000~50,000円程度

総額にして、50,000~100,000円程度の費用を要します。

ただしへこみの程度が軽微で塗装が不要な場合は、相場よりも安く済むことがあります。

傷がついた場合の修理費用

塗装面の傷

へこみはなく塗装面に傷のみが付いた場合の修理で行われる作業と、それぞれにかかる費用の相場は以下の通りです。

作業費用
傷の修理5,000~10,000円程度
部分塗装30,000~50,000円程度

※10cm程度の傷の場合

総額にして、35,000~60,000円程度が費用相場となります。

ただし10cmを超える大きな傷がついた場合は、上記の費用を上回る可能性があります。

錆ついている場合の修理費用

屋根に錆が発生している場合、「表面的な錆」か「穴が開いている錆」かで以下の通り修理費用が変わります。

作業費用
表面的な錆の修理5,000~20,000円程度
+塗装費用(30,000~50,000円程度)
穴が空いている錆の修理30,000~50,000円程度
+塗装費用(30,000~50,000円程度)

ただし外的要因による損傷が原因ではなく、塗装の内部で発生した錆やその錆による穴の修理はメーカー保証の対象となります。

原因に心当たりがない錆については、メーカーの公式サイトや取扱説明書を確認のうえ問い合わせてみましょう。

車の屋根(ルーフ)を交換する場合の費用

屋根の損傷がひどく、修理で対応しきれない場合はパネルの交換となる場合があります。

屋根の交換にかかる費用は、「100,000~1,000,000円程度」が相場です。

車種や車のサイズなどによって費用が大きく変わるため、業者に相談をしない限り具体的な金額を予想することは難しいです。

いずれにしても、屋根のパネル交換は大掛かりな作業となるため、へこみ・傷・錆の修理に比べて費用が高額になることは理解しておきましょう。

車の屋根(ルーフ)の修理における注意点

車の屋根を修理するにあたって、いくつか注意するべきポイントがあります。

修理後に後悔する結果とならないためにも、下記のリスクがあることを知っておきましょう。

傷・へこみの大きさによっては「修復歴あり」の車になることも

車を売却する際、「修復歴あり」とみなされると買取価格が減額されます。

車のフレーム部分にまで損傷が及んでおり、その箇所を修理した際に修復歴ありとして扱われるケースが一般的です。

屋根のパネルは外板パネルであると同時に、フレームの一部としても扱われます。

そのため、傷・へこみが大きく屋根のパネルを交換した場合は修復歴ありとみなされ買取価格に影響が及ぶ可能性があります。

損傷具合によってかなり高額な修理費用となることも

車の屋根の修理は数万円~10万円近く、交換となれば高くて100万円程度かかります。

屋根は他のパーツよりも修理費用が高額になるため、場合によっては無理に修理を行うよりも車を手放して乗り換えた方がお得になる場合があります。

その場合は中古車買取業者よりも、廃車買取業者の方が損傷がある状態でも比較的高く買い取ってもらうことが可能です。

工賃が高くなる場合がある

屋根の損傷度合いが深刻なだけでなく、ディーラーなど工賃の水準が高い業者に依頼すればかなりの出費となります。

例えば屋根のへこみ修理だとディーラーは「60,000~80,000円程度」が相場であるのに対し、ガソリンスタンドやカーショップの費用相場は「30,000~60,000円程度」と非常に大きな差があります。

想定以上の費用をかけて修理することにならないよう、事前に複数の業者に見積もりを依頼して比較検討すると良いでしょう。

内部構造や溶接部分が変形している場合は修理できないことも

外見上は小規模な傷やへこみに思えても、屋根のパネルの内部構造や溶接部分に変形が見うけられる場合は修理対応が不可となる場合があります。

表面的な板金塗装では完全に修理することができず、交換対応となり高額な費用が発生するケースもあるため注意が必要です。

交換以外でも「修復歴あり」になるケースもある

屋根のパネルを交換すると修復歴ありとみなされることは先述した通りですが、下記のようなケースでは交換をしていなくても修復歴ありとして扱われることがあります。

センターピラーやフロントピラーが何らかの理由で損傷した場合の修理

屋根のパネルは、フレームの「センターピラー」「フロントピラー」という部分に溶接で取り付けられています。

つまり、状況によっては屋根のパネルのダメージは小さくともフレーム部分が損傷する可能性もあるということです。

センターピラーやフロントピラーは車の安全性に関わる重要なフレームの一部であるため、損傷したらその時点で買取価格に影響が及びます。

ルーフパネルの周囲のインナー部に凹みや曲がりがある場合

屋根のパネルは、外側の「アウターパネル」と内側の「インナーパネル」という部品で構成されています。

ルーフそのものを交換していなくても、インナーパネルにへこみや曲がりなどの変形がある場合や、その変形を修理した痕跡が発覚すると修復歴ありとみなされます。

【参考】オープンカーのルーフ交換をしても「修復歴あり」にはならない

通常の自動車は屋根のパネルを交換すると修復歴ありとなりますが、オープンカーの屋根部分(幌など)は交換しても買取価格に影響が出ません。

オープンカーに取り付けられている屋根は柔らかい素材の「ソフトトップ」や金属・樹脂などでできた「ハードトップ」などがありますがそのどちらも強固に取り付けられているわけではありません。

オープンカーの場合、屋根は重要な箇所ではないため損傷しても車の安全性に及ぼす影響が少ないと考えられています。

そのため、屋根を交換した場合も修復歴のある車として扱われないのです。

車の屋根(ルーフ)の修理なら高い技術力と最新設備が揃うENEOSウイングへ!

車の屋根にできた傷やへこみを修理したくとも、費用が高額になることを懸念してなかなか依頼ができない方も多いのではないでしょうか。

ENEOSウイングでは、「カーコンビニ倶楽部」または「ピッカーズ」の修理メニューを取り扱う店舗を全国規模で展開しております。

どちらも無駄を省くことでコストを削減し、仕上がりのクオリティと価格の安さのどちらも実現した工法が特徴です。

また、作業は検定に合格し、確かな知識と高い技術力を身に付けた技術者が担当いたします。

一流の整備機材で特殊な塗装も自然な仕上がりで修理させていただきますので、安心してお任せください。

車の屋根(ルーフ)のへこみに関するよくある質問

最後に、車の屋根のへこみに関してよくある質問を回答と一緒にまとめました。

車の屋根(ルーフ)のへこみはDIY修理できますか?

車の屋根にできたへこみは、ドライヤーやお湯で熱を加えることでへこんだ部分を修復することができます。

また、小さなへこみであれば修理キットを使えば簡単にへこみの状態が改善されます。

しかしDIY修理は確実にきれいな仕上がりになるとは限らず、失敗すれば状態が悪化する可能性もあるためおすすめはできません。

洗車で車の屋根(ルーフ)がへこむことはありますか?

洗車で屋根にへこみができるケースは少ないですが、作業中に手をついたり道具を強くぶつけたりしてへこむ可能性はあります。

近年の車は屋根のパネルが薄く柔らかい傾向にあり、体重をかけるだけでもへこんでしまいます。

車の屋根(ルーフ)は傷消し剤で直せますか?

塗装の下地が見えていない、表面的な傷であれば市販の傷消しアイテムで修理することができます。

浅い擦り傷ならコンパウンド、ごく小さな傷や細い線傷ならタッチペンといったように、傷の状態に合わせて使い分けることが大切です。

傷の外見から自分で直せるかどうかの判断が難しい方、アイテムの使い分けについて不安がある方は、無理をせずプロに依頼をしましょう。

車のルーフパネルとは何ですか?

ルーフパネルとは、車の屋根部分(ルーフ)を構成する外板のことです。

一般的にルーフパネルそのものの強度は弱いですが、フレームの一部であるフロントピラーやセンターピラーなどと溶接されているため、全体的に剛性は高いです。

しかしその反面、損傷を受けて交換となればフレームを修理した場合と同様に「修復歴あり」の車として、売却時の査定額に影響が出る可能性があります。

ルーフ交換の見分け方はありますか?

ルーフ交換を行っている車を見分けるにあたって、フロントガラス側・リアガラス側の接合部に溶接の痕跡があるかどうかで判断することができます。

また、リアゲートの留め具部分にあるネジの塗装が剥がれており、なおかつボディとルーフのつなぎ目にシーラーによる補修痕がある場合も、ルーフ交換歴のある車と考えられます。

まとめ

車の屋根(ルーフ)は日頃から目に入る部分ではありませんが、落雪・雹・シャッターとの接触・飛び石・落下物・イタズラなどが原因でへこみができていることがあります。

へこみの度合いによっては自分で修理することも不可能ではありませんが、屋根は高い位置にある分作業が難しく、失敗する可能性が高いため業者への依頼がおすすめです。

屋根の修理費用は他のパーツよりも高くなりやすいですが、ENEOSウイングであればリーズナブルな価格で素早くきれいに直すことが可能です。

費用が心配で屋根のへこみを修理できずお困りの方は、ENEOSウイングにご相談ください。

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この記事を書いた人

ENEOSウイング編集部です。コラムで車に関するお役立ち情報をお届けしています。

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