爪やアクセサリーにより気づいたらドアノブが傷だらけになっていた、というケースは多く見受けられます。
ドアノブの傷は小さな傷でも、積み重なることで傷が深くなり、修理費用が大幅にかかる可能性があります。
今回は、ドアノブの傷修理の原因や予防策、傷の消し方について詳しく解説いたします。
車のドアノブの傷はなぜできる?その原因とは
車のドアノブに傷がつく原因は多岐にわたります。
主なドアノブの傷の原因となる事例を3つ紹介いたします。
爪の引っかきによるもの
ドアノブにつく傷で特に多く見られる爪の引っかきによる傷は、ドアノブを握る際、爪がドアノブに接触し、微細な傷を引き起こすことがあります。
最初は目立たない程度の些細な傷ですが、日常的な使用により徐々に蓄積され、目立つようになる可能性があります。
アクセサリーとの接触によるもの
指輪やブレスレット、時計などのアクセサリーも、ドアノブとの接触時に傷を引き起こしやすいです。
特に金属製のアクセサリーは、硬くて鋭いエッジを持っていることが多く、ドアノブに細かい傷を残す原因となります。
バッグなどの持ち物との接触によるもの
バッグやその他の持ち物がドアノブに擦れることも、ドアノブ周辺に傷ができる原因のひとつです。
特に重い荷物を運ぶ際や、急いでいるときに無意識のうちにドアノブに接触してしまうことがあります。
バッグなどの持ち物と接触した傷は、表面的で軽微なものから、深くて目立つものまで様々です。
車のドアノブの傷を防止するためには?
ドアノブにつく傷の原因は爪やアクセサリー、持ち物との接触が主な原因となっており、意識することである程度の傷を防ぐことはできます。
しかし、急いでいる時や他車との接触を防ぐために自分の車への接触が避けられない場合など、状況によっては接触を免れないケースも考えられます。
そのような状況でも、ドアノブへ傷がつくことを防止するための対策をご紹介します。
防止フィルターを使用する
ドアノブに透明の保護フィルムや防止フィルターを貼ることで、傷や摩擦からドアノブを守ることができます。
フィルターは透明のシールのようなもののため、目立たず、ドアノブやボディのデザインを損なうことなく、傷から保護する効果があります。
傷防止プロテクターを使用する
市販されているドアノブ専用の傷防止プロテクターを取り付けることも有効です。
プロテクターは耐久性のある素材で作られており、直接的な衝撃や擦れからドアノブを守ります。
ドアノブカバーを使用する
ドアノブにフィットするカバーを使用することで、擦れや小さな衝撃からドアノブを保護できます。
ドアノブカバーはさまざまなデザインや色があり、車の外観に合わせて選ぶことができます。
コーティングを施工する
ボディ全体への施工が一般的なコーティングですが、もちろんドアノブ周辺もコーティングすることになるため、ドアノブ周辺の傷防止に効果的です。
コーティングを施すことで、塗装表面に保護層ができ、直接塗装の表面に傷がつくことを防いでくれます。
車のドアノブについた傷を消す方法
ドアノブへの傷は、予防策を講じていても完全に傷を防げるわけではありません。
万が一、ドアノブ周辺についてしまった場合、傷を消す方法としてはDIYで傷を目立たなくさせるか、業者へ依頼して修理してもらうかの2パターンになります。
DIYで補修する
DIYで補修をするメリットとしては、自分の都合に合わせて修理ができること、安価で修理ができることの2点が挙げられます。
ただし、DIYでの補修は一定の知識と技術が必要となります。
そのため、余計に傷が悪化する可能性もあることは理解しておく必要があります。
DIYでの傷補修は、比較的表面的な傷に適しており、深い傷には効果が限られることがあるため事前に確認しましょう。
業者へ依頼する
深い傷や自分での補修が難しい場合は、専門の修理業者への依頼を検討することがおすすめです。
プロの技術者は、傷の深さやドアノブの素材に合わせて、適切な修理方法を選択します。
必要に応じて部品の交換などが必要な場合もありますので、相談してみましょう。
ドアノブの傷は見た目の問題だけでなく、車の価値にも影響を与えるため、DIYでの補修に自信がない方は、専門店で適切な修理方法を選択することが大切です。
DIYで補修する場合の手順
ここでは、DIYで補修する場合の3つの補修方法を紹介します。
シールで隠す方法
保護シールを使用して傷を隠す方法は、最も簡単な手法の一つです。
市販されている保護シールを傷がある部分に適切に貼り付けることで、傷を目立たなくすることができます。
傷が浅く、外観を少し変えてもよい場合に適した方法です。
ワックスで目立ちにくくする方法
ドアノブ周辺についた傷が浅い場合は、カーワックスを使用して傷を目立たなくさせることもできます。
ワックスを塗布し磨き上げることで、傷の見た目を軽減し、同時にドアノブを保護することができます。
傷の深さによって効果が限られますが、手軽に試すことができます。
コンパウンドで補修する方法
コンパウンドを使用した補修は、技術が必要ですが、傷を効果的に修復することができます。
傷のある部分をきれいに洗浄・乾燥させ、適切なコンパウンドを選んで優しく研磨します。
ただし、コンパウンドで研磨することで傷を目立たなくし、元の状態に近づけることができますが、過度の研磨は塗装を傷める可能性があるため、慎重に行う必要があります。
また傷が深すぎる場合は、コンパウンドでの補修が難しいケースもあります。
無理に補修しようとせず、また作業に自信がない場合は、業者に依頼することをおすすめします。
ドアノブについた傷をキレイに消すなら業者への依頼がおすすめ
前述の通り、DIYでの補修は、完璧に傷を補修できるのではなく、傷を目立ちにくくさせる程度となります。
ドアノブの傷をキレイに消すためには、専門業者への依頼が最も効果的な方法です。
ドアノブの傷を修理できる業者とは
ドアノブの傷を修理できる業者は、ディーラー、板金塗装業者、カー用品店、ガソリンスタンドなどが挙げられます。
業者によっては、広範囲におよぶ傷の修理は受け付けていないことなどもあるため、事前に確認しておきましょう。
また、どの業者においても、対応する作業に得意、不得意があるため、事前に口コミや評判などをチェックしてリサーチすることがおすすめです。
ドアノブについた傷修理ならENEOSウイングへお任せください
ENEOSウイングは、全国300店舗以上展開するガソリンスタンドであり、給油だけでなく車の傷修理なども承っております。
ENEOSウイングの板金修理の特徴
ENEOSウイングの板金修理は、これまで培ってきたノウハウはもちろん、最新の技術と設備を用いて行います。
傷の大きさや深さに関わらず、車種や塗装の色に合わせて丁寧に修理いたしますので、安心してお任せいただけます。
また、自社工場の保有により、一定以上の品質を保ち、中間マージンをなくしリーズナブルな価格の実現、そして迅速な修理を提供しています。
事前のお見積もりも無料で承っております。まずはお気軽にお近くのENEOSウイングへご相談ください。
車のドアノブについた傷消しに関するよくある質問
最後に、ドアノブの傷修理に関してよくある質問を回答と一緒にまとめました。
メッキのドアノブの傷を消す方法はありますか?
メッキされたドアノブの傷は、専用の研磨剤やメッキ用クリーナーを使用して軽減することが可能です。
ただし、メッキ表面はデリケートなため、慎重に扱うようにしましょう。
なお、深い傷の場合は専門家による再メッキが必要になることもあります。
車のドアノブに傷がついてしまった場合の修理費用はいくらくらいですか?
傷の深さや広がりにより修理費用は異なります。
表面的な浅い傷ならDIY補修で数千円程度、深い傷の場合はプロの修理が必要で数万円かかることもあります。
依頼先や傷の状態によって修理費用は異なるため、具体的な金額を知りたい場合は、専門業者に相談することをおすすめします。
車の傷を直さないとどうなりますか?
傷をそのままにしておくと、傷の状態が悪化したり、錆が発生したりすることが考えられます。
傷がついてすぐに修理した場合と、傷の状態が悪化した状態で修理をした場合では、修理の作業内容に大きな差が生じ、高額の出費となるケースもありますので、早めの対応がおすすめです。
また、修理を行わない場合、車の見た目に影響を与えるほか、下取りに出す際の査定額にも影響する可能性があります。
まとめ
今回は、車のドアノブについた傷の原因、予防策、修正方法について詳細に解説しました。
傷の原因としては、日常的な使用から生じる爪の引っかき、アクセサリーとの接触、バッグなどの持ち物の摩擦などが挙げられます。
これらを防ぐための対策としては、保護フィルムの使用やコーティング施工などが有効です。
すでにドアノブに傷がついてしまった場合は、専門店での修理を行うことで、元の綺麗な状態へと近づけることが可能です。
ENEOSウイングでは、ドアノブについた傷の修理も承っており、リーズナブルな価格かつ、スピーディな修理を提供しております。
ドアノブの傷でお困りの方は、お気軽にお近くのENEOSウイングまでご相談ください。
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