車のツヤを出す際に役立つワックスですが、すでにガラスコーティングを施工した車に塗布することは避けるべきです。
本記事ではワックスとガラスコーティングの具体的な違いに加え、ガラスコーティング後にワックスをかけてはいけない理由やコーティング後の正しいケア方法について詳しく解説いたします。
コーティング済みの愛車をよりキレイに保つために有用な情報を記載していますので、ぜひ最後までご覧ください。
ワックスの性質

車におけるワックスは「ろう」を主成分としており、車に塗布することで塗装表面に油性の被膜を作ってツヤを出すことができるアイテムです。
ワックスのメリット
ワックスの主なメリットは、以下の通りです。
- 価格が安い
- 施工が簡単なので誰でも試せる
- 強い光沢感を出せる
ワックスはカー用品店や通販などを通して安く入手でき、塗布するだけという使いやすさから、誰でも簡単に愛車のツヤと撥水性を高められます。
ワックスのデメリット
一方で、ワックスには以下のようなデメリットもあります。
- 耐久性が低い
- 使い方を誤ると汚れが混ざってツヤが失われる
ワックスは水・気温・紫外線などに弱く、塗布してから2週間程度で効果が失われてしまいます。
継続的にワックスの効果を得たい場合は、こまめに塗り直す手間が生じる点はデメリットです。
また、ボディの汚れを落としたうえで塗布しないと油膜に汚れが混ざり、かえって光沢感が失われる原因となります。
ガラスコーティングの性質

ガラスコーティングは、ガラス成分を含む被膜を車のボディ表面に形成させる施工です。
ワックスと同じくツヤ出しや撥水性の向上を目的に行われますが、得られるメリットとデメリットは異なります。
ガラスコーティングのメリット
ガラスコーティングの主なメリットは、以下の通りです。
- 持続力と耐久力に優れている
- 洗車が楽になる
- 透明感のあるツヤを出せる
ガラスコーティングは施工から数ヵ月~数年程度効果が持続するためこまめに施工し直す必要がありません。
防汚性能にも優れており、軽い汚れなら簡単な洗車だけできれいに落とすことができます。
また、施工後はガラス特有の透明感がある美しいツヤをもたらすことも特徴です。
ガラスコーティングのデメリット
ガラスコーティングのデメリットといえるポイントは、以下の通りです。
- 施工費用が高い
- 自力での施工は難しい
ガラスコーティングは、ワックスよりも施工費用が高額な傾向にあります。
持続力を踏まえて長い目で見ればコストパフォーマンスは高いですが、一度の施工にまとまった出費が生じることに抵抗感を覚える方もいることでしょう。
また、施工の難易度が高く時間がかかるため、自分で手軽に効果を体験できない点もデメリットです。
ワックスとガラスコーティングの大きな違い

ワックスとガラスコーティングにおける大きな違いとして、「性質」「費用」の2つが挙げられます。
それぞれの違いについて、以下より詳しく解説いたします。
性質の違い
ワックスの原料はカルナバ蝋という「ろう」であるのに対し、ガラスコーティングの主成分はガラスです。
前者は有機質、後者は無機質の被膜を形成するため、紫外線・熱・雨などに対する耐久性に差が生じます。
基本的に無機質であるガラスコーティングの被膜の方が、紫外線など外的要素の影響を受けにくくすぐに剥がれることはありません。
費用面の違い
ワックスは、市販されているものだと500円~5,000円程度、業者に依頼する場合でも数千円~10,000円程度と安価です。
一方でガラスコーティングは、20,000円~100,000円程度とワックスよりも高額な傾向にあります。
短期的なコストという面では、ワックスの方がお得です。
しかし長期的なツヤ・撥水性などの効果を求めるのであれば、その後も続く定期的なメンテナンスの手間と費用を考えると、持続性に長けたガラスコーティングの方がコストパフォーマンスが高いといえます。
ガラスコーティング後にワックスをかけても良い?

ガラスコーティングの施工後にワックスを施せば、ツヤ感や撥水性の相乗効果を得られるのではないかと考える方も多いことでしょう。
結論から述べると、ガラスコーティングとワックスの併用はかえって悪影響が生じるため避けるべきです。
ワックスの併用がガラスコーティングに及ぼす影響
ガラスコーティングの被膜にワックスを重ね塗りすると、以下のような影響が生じます。
併用によるコーティング効果の低下
先述の通りワックスは紫外線や熱に弱く、日差しで劣化して溶けてしまいます。
ワックスが溶けるとガラスコーティングの被膜に油分や汚れが固着し、ガラス被膜が持つツヤ感・撥水性・防汚性能などの低下につながります。
また、すでに施工しているガラスコーティングとワックスの成分の相性が悪いと、表面が白く濁って美観が損なわれることもあります。
不均一な膜の形成
耐久性の低いワックスは、やり方によっては洗車の際に落ちる可能性があります。
ガラスコーティングの上に塗り重ねたワックスが一部落ちてしまえば、ツヤ感にムラが生じて外観に違和感が生じることも懸念点です。
併用をおすすめしない理由
ワックスの性質を踏まえて、ガラスコーティングとの併用がおすすめできない理由をまとめると以下の通りです。
ガラスコーティングの効果を維持するため
ワックスの主成分である「ろう」は、日光で日焼けしやすいという特徴があります。
ガラス被膜に塗り重ねられたワックスが日焼けすると、ガラスコーティングの被膜にダメージを与えて劣化を早めます。
その結果、「持続性に長けている」というガラスコーティングの強みを潰してしまうのです。
ガラスコーティング本来の耐用年数まで効果を持続させるなら、ワックスの併用は避けましょう。
ワックス併用時の具体的な逆効果
無機質のガラス被膜を形成するガラスコーティングは、排気ガスや花粉といった有機系の汚れが付着しにくいという特徴があります。
一方で有機質なワックスは、同じ性質である有機系の汚れが付着しやすくなります。
本来はガラスコーティングで予防できた汚れに対し、影響を受けやすくなってしまうということです。
さらに副次的な弊害として、堆積した汚れによる凹凸でボディ表面に水分が溜まり、水シミ・イオンデポジットを引き起こす可能性もあります。
カーコーティング後の正しいケア方法

コーティングの施工後に性能が落ちたと感じたときは、ワックスを上塗りせずにまずは洗車しましょう。
コーティングは被膜の表面に汚れが蓄積されると、撥水性やツヤ感が落ちてしまうからです。
洗車しても効果が改善されない場合、すでに汚れが固着しているか被膜の表面が傷んでいると考えられます。
コーティングを施工した業者に相談し、メンテナンスを行ってもらいましょう。
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ガラスコーティングやワックスに関するよくある質問

最後に、ガラスコーティング・ワックスに関してよくある質問を回答と一緒にまとめました。
車のワックスとコーティングのどちらがいいですか?
ワックスは安価かつ施工が簡単というメリットがある反面、持続力が低くこまめな塗り直しが必要です。
一方でコーティングは、施工費用は比較的高いですがツヤ感・撥水性・防汚性能など様々な点で優れており、持続性も高いためこまめなメンテナンスは不要です。
より簡単に愛車を美しく保ちたい場合は、ガラスコーティングの施工をおすすめします。
コーティング車にワックスを塗ってもいいですか?
コーティング済みの車にワックスを塗ることはおすすめできません。
特にガラスコーティングの場合、ワックスとは真逆の性質を持つためガラスコーティング本来の性能が発揮されなくなる恐れがあります。
コーティング車のお手入れはワックスを塗るのではなく、施工した業者に相談のうえメンテナンスを実施してもらいましょう。
コーティング車にしてはいけないことはありますか?
コーティングを施工したら、ワックスの塗布に加え以下の2つも避けることをおすすめします。
- 中性のカーシャンプー以外を使った洗車
- コーティング表面に付着した汚れの放置
カーシャンプーには様々な種類がありますが、酸性・アルカリ性の強いタイプや研磨剤入りなど洗浄力が高いものはコーティングの被膜を傷めやすいです。
また、被膜に汚れが蓄積されるとコーティング効果が低下するため、施工から1ヶ月経過したら定期的に簡単な洗車を行いましょう。
まとめ
車におけるワックスとガラスコーティングの主な違いは、性質と施工にかかる費用です。
日々のお手入れの手間を省きつつ、愛車の美観を長く保ちたいとお考えならガラスコーティングの施工をおすすめします。
なお、ガラスコーティング施工後にワックスを塗布すると効果が低下する恐れがあるため、避けましょう。
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