ボディコーティングは必要?自分でできる?おすすめのコーティングや価格まで徹底解説

車のボディコーティングには多くのメリットがありますが、「必要ない」「しない方がいい」といった意見も耳にすることがあります。

そこで本記事では、ボディコーティングは本当に必要なのか、施工する場合のおすすめのコーティングなどについて、詳しく解説いたします。

また、自分で施工する方法についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

車のボディコーティングとは?

車のボディコーティングとは、ガラス成分や樹脂成分を配合した溶剤を車体に塗布し、塗装面を保護する施工のことです。

主成分の違いによって複数の種類があり、使用するコーティング剤によって効果や持続性、価格などが変わります。

ボディコーティングの主な種類は、以下の通りです。

  • ポリマーコーティング
  • ガラス系コーティング
  • ガラスコーティング
  • セラミックコーティング

ボディコーティングの主な目的は塗装面の保護ですが、樹脂パーツ・ホイール・窓ガラスなど、特定のパーツ専用のコーティングを施工できる業者もあります。

また、塗装面の保護だけを目的とすると「新車には必要ない」と思われがちですが、美しい艶や光沢を長く保ちたい場合や汚れの付着を防ぎたい場合には、ボディコーティングは効果的です。

以下の記事では、新車へのボディコーティングの必要性や、メリット・デメリット、後悔しないためのポイントについて詳しく解説していますので、参考にしてください。

ワックスとコーティングの違い

ワックスもボディコーティングと同様に、車の塗装面に塗布して艶を出すための製品ですが、いくつか異なる点があります。

ワックスの主成分は油と蝋(ロウ)であり、光沢感を出すことに特化しています。

そのため、艶出しを目的に使われることが多いです。

しかし、ボディコーティングよりも持続性が低く、雨や洗車でボディが濡れると油脂成分が流れやすい特徴があります。

その結果、ボディに残った蝋が固着して水垢の原因になることがあります。

そのため、保護効果を持続させるには、こまめな塗り直しと適切なメンテナンスが必要です。

このように、光沢重視のワックスと保護性能を重視したコーティングでは役割が異なるため、目的に応じて使い分けることが大切です。

車にボディコーティングは必要!コーティングのメリットは?

車にボディコーティングが必要な理由は、以下のようなメリットがあるからです。

  • 塗装面の保護と耐久性の向上
  • 光沢の維持と美観の長持ち
  • 撥水効果による汚れ防止
  • 売却時に査定額アップが期待できる

それぞれのメリットについて、詳しく解説します。

塗装面の保護と耐久性の向上

ボディコーティングは、塗装面の表面で被膜を形成します。

その被膜が、汚れ・ホコリ・紫外線などから塗装面を守るため、塗装が長持ちしやすくなります。

また、ガラスコーティングやセラミックコーティングなど、強度に優れたボディコーティングなら砂利・鉄粉・飛び石など小傷の原因から塗装を保護することも可能です。

光沢の維持と美観の長持ち

新車の塗装面は、最上層のクリア層によって光沢感が保たれていますが、経年劣化とともにその光沢感が失われていきます。

ボディコーティングを施工することで、くすんでしまった塗装面の光沢を取り戻すだけでなく、保護性能により、そのツヤを長期間維持することができます。

撥水効果による汚れ防止

ボディコーティングには防汚性能もあり、砂ボコリ・花粉・黄砂などの汚れが塗装面に固着しにくくなります。

また、汚れ落ちや水弾きが向上するため、軽い汚れであれば水洗いだけでキレイになる場合も多いです。

定期的にセルフ洗車する習慣がある方なら、特に実感しやすいメリットといえます。

なお、ボディコーティングを施工したからといって洗車が一切不要になるわけではありません。

塗装面の代わりにコーティング被膜が汚れを受け止めており、時間の経過とともに汚れが蓄積されていきます。

汚れが蓄積するとコーティング本来の性能が発揮されない場合があるため、定期的な洗車が必要です。

売却時に査定額アップが期待できる

車を売却する際の査定基準には、外装の状態も含まれています。

ボディコーティングは塗装面の劣化や傷のリスクを抑える効果があるため、査定時の評価向上が期待できます。

将来的に愛車をできるだけ高く売りたいと考えている方にとって、ボディコーティングは価値のある施工といえるでしょう。

ボディコーティングは自分でできる?

ボディコーティングの溶剤はカー用品店などでも販売されており、自分で施工することも可能です。

自分で施工する場合、工賃がかからないため、業者に依頼するより費用を抑えやすいのがメリットです。一般的に業者に依頼すると数万円~10万円程度かかることがありますが、自分で施工すれば、道具を一式そろえても1万円前後で済むことが多いです。

ただし、ボディーコーティングの施工には技術や知識が求められ、失敗するリスクもあるため注意が必要です。

自分でコーティングをする方法

自分でコーティングする場合は、以下の道具を揃えましょう。

  • 洗車道具
  • 鉄粉除去剤
  • 水垢除去剤
  • 脱脂剤
  • コンパウンド
  • コーティング溶剤
  • コーティング用のスポンジ
  • マイクロファイバークロス数枚

必要な道具を用意したら、以下の手順で施工します。

STEP
洗車後にボディの鉄粉・水垢・油分を除去する
STEP
コンパウンドで研磨して小傷を除去する
STEP
コーティング溶剤を塗布する
STEP
塗布したコーティング溶剤を拭き取って硬化させる

自分で施工する場合の作業時間は、洗車や下地処理を含めると6~8時間程度が目安です。

また、コーティングを硬化させる際は、最低でも24時間は水やホコリに触れないように車を管理する必要があります。

十分な技術力・環境・時間がなければキレイに仕上げることが難しいため、一般の家庭においてボディコーティングの施工はハードルの高い作業といえるでしょう。

車のボディコーティングはプロにまかせるのがおすすめである理由

愛車にボディコーティングを施工するなら、業者への依頼をおすすめします。

その理由は、ボディコーティングの専門知識・技術力を持つプロならではのメリットがあるからです。

【プロに依頼するメリット】

  • 失敗のリスクが低い
  • 専門的な設備が整っているためキレイな仕上がりが期待できる
  • 定期メンテナンスのオプションがある場合が多く、コーティング効果を長持ちさせやすい

ただし、業者によって費用総額や仕上がりの質に差が出る場合があります。

施工事例や口コミなどを参考に、信頼できる業者をしっかり選ぶことが大切です。

ボディコーティングの依頼場所

ボディコーティングは、以下の業者で依頼ができます。

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業者特徴
ディーラー・新車購入時にも依頼できる
・サービス品質が高い
・費用は高額になりやすい
コーティング専門店・選べるコーティングの種類が多い
・施工品質が高い
・費用が高額になる場合がある
カー用品店・施工依頼のついでに買い物もできる
・施工品質はディーラーやコーティング専門店に比べて低い傾向にある
・費用が安い
ガソリンスタンド・施工依頼のついでに給油などのカーメンテナンスもできる
・店舗によっては専門店と同等の設備と技術力を持つスタッフが揃っている
・費用が安い

自分の希望や利用のしやすさを考慮し、最適な業者を選びましょう。

おすすめのボディコーティングを紹介

ボディコーティングには複数の種類があるため、どのボディコーティングを施工すべきか悩む方も多いでしょう。

そこで、ボディコーティングに求めるポイント別に、おすすめのコーティングを以下にまとめました。

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ポイントおすすめのボディコーティング
安く気軽に施工したい・ワックス
・ポリマーコーティング
洗車を楽にしたい・ガラス系コーティング
・ガラスコーティング
・セラミックコーティング
ツヤ感・性能の高さを重視したい・ガラスコーティング
・セラミックコーティング

各コーティングのメリット・デメリットは、以下の記事で解説しています。

より詳しくコーティングの特徴を知ってから選びたい場合は、参考にしてください。

ボディコーティングの価格目安

各種ボディコーティングの施工を依頼する場合の価格目安は、以下の通りです。

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コーティング価格
ワックス1,000~2,000円程度
ポリマーコーティング5,000~20,000円程度
ガラス系コーティング20,000~50,000円程度
ガラスコーティング50,000~100,000円程度
セラミックコーティング200,000~300,000円程度

性能や持続性に長けているものほど、価格が高くなる傾向にあります。

なお、ボディコーティングの施工価格は種類だけでなく、依頼先・車のサイズ・オプションの有無などによって変わります。

よりお得にボディコーティングを施工したい場合は、以下のポイントを意識して業者を利用すると良いでしょう。

  • ガソリンスタンドなど価格が安い業者を選ぶ
  • 割引サービスやキャンペーンを使う
  • 複数の業者で見積もりを取って比較する

また、施工後は定期的に洗車を続けることで、コーティング被膜の効果が長持ちし、維持費を抑えやすくなります。

KeePer技術力コンテスト入賞者多数輩出!ボディコーティングならENEOSウイング

ENEOSウイングではカーコーティングサービスを提供しており、Keeperコーティングの豊富なメニューの中からご希望の価格や性能に合わせてお選びいただけます。

Keeper技術力コンテストでの入賞者を多数輩出しており、コーティング専門店に引けを取らない技術力で、高品質な施工が可能です。

さらに、各店舗で屋内型のコーティングブースの設置にも注力しており、コーティングの仕上がりをさらに高める取り組みを続けております。

WEB予約割引など、各店舗でお得なサービスもご用意しておりますので、初めてコーティングを施工したいとお考えの方も安心してお任せください。

コーティングに関するよくある質問

ボディコーティングに関する、よくある質問について解説いたします。

車のボディコーティングは何年くらい持ちますか?

持続期間は、施工するボディコーティングの種類によって変わります。
主な種類ごとの持続期間の目安は、以下の通りです。

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コーティング持続期間
ワックス1~2週間程度
ポリマーコーティング2~3ヵ月程度
ガラス系コーティング半年程度
ガラスコーティング3~5年程度
セラミックコーティング5~7年程度

ただし、施工後の車の保管方法によって持続期間が変ります。

屋外駐車で車を保管している場合や、こまめに洗車しない場合は、一般的な期間よりも早くコーティングが劣化する可能性があります。

車のボディコーティングをしないとどうなりますか?

ボディコーティングをしないまま車を使い続けると、以下のようなトラブルが起こりやすくなります。

  • 塗装の劣化
  • 汚れの固着
  • 小傷

これにより、塗装の光沢感や本来の色合いが失われ、愛車の美観に悪影響が及びます。

将来的に愛車を売却した際、査定額が減額される可能性も考えられます。

愛車の美観にこだわりたい方、愛車の価値を長く保ちたい方は、ボディコーティングの施工がおすすめです。

ボディコーティングした車の洗車は水洗いだけで良いですか?

雨水や軽い汚れなら水洗いだけで落ちることがありますが、基本的には中性のカーシャンプーを使った洗車がおすすめです。

鉄粉や砂利などの汚れが付着している場合、水洗いだけで拭き上げをすると、摩擦で塗装面に傷がつく可能性があります。

ただし、ボディコーティングの施工から1ヵ月に満たないうちは、被膜が完全に硬化していないため洗車を避けましょう。

まとめ

ボディコーティングとは、溶剤を塗布することで形成される被膜により、車の塗装面を保護できる施工です。

汚れ・紫外線・傷などから塗装面を守り、車の美観と価値を長持ちさせることができます。

ENEOSウイングでは、確かな実績と実力を持つスタッフによるコーティングサービスをご提供しております。

コストパフォーマンスの高いポリマーコーティングから、ツヤ感・防汚性能に特化したガラスコーティングまで、幅広いメニューからお選びいただけます。

お得に・キレイにボディコーティングを施工できる業者をお探しなら、ENEOSウイングにお任せください。

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この記事を書いた人

ENEOSウイング編集部です。コラムで車に関するお役立ち情報をお届けしています。

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