タイヤ交換・組み替え・脱着などタイヤ交換の方法、正しい手順などを詳しく解説

一口に「タイヤ交換」と言っても脱着や組み替えなど複数の作業内容があり、目的によって適した作業は異なります。

今回はタイヤ交換における作業方法の種類と共に、工賃の相場や作業の手順・やり方などを詳しく解説いたします。

タイヤ交換は走行の安全性・快適性を保つために重要なメンテナンスなので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

タイヤ交換とは

タイヤ交換を業者に依頼する際、料金表などで「組み換え」や「履き替え(脱着)」といった言葉を見かけた方は多いはずです。

これらの作業では具体的に何を行うのか、それぞれどんな違いがあるのかはご存知でしょうか。

まずはタイヤ交換とは何か、タイヤ交換として行われる各作業の違いとは何かについて解説いたします。

タイヤ交換は新しいタイヤを取り付けるまでの全工程を指す

一般的に「タイヤ交換」とは、現在装着しているタイヤから新品のタイヤに付け替える際に生じる工程の総称です。

タイヤ交換における作業は主に組み換え・履き替え(脱着)・ローテーションの3種類があり、目的によって何を行うべきかが異なります。

タイヤの組み換えとは?

タイヤの組み換

タイヤの組み換えとは、タイヤ(ゴム部分)だけを付け替える作業のことです。

タイヤに摩耗・傷・ひび割れといった劣化症状が見受けられた場合の他、劣化を防ぐための定期メンテナンスとして、組み換え作業が行われます。

「タイヤチェンジャー」など専用の工具を使ってホイールから古いタイヤを取り外し、新しいタイヤを取り付けます。

取り付け後はタイヤとホイールの重量バランスを調整する作業が行われるため、工賃にバランス調整費用もプラスされます。

組み換え専門的な工具と技術が求められるため、自分で行うことはできず業者へ依頼するケースが一般的です。

タイヤの組み換えについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

タイヤの履き替え(脱着)とは?

タイヤの履き替え

タイヤの履き替えとはタイヤとホイールをセットで付け替える作業のことで、脱着と呼ばれることもあります。

季節に合わせてノーマルタイヤとスタッドレスタイヤを付け替える場合、タイヤのインチアップをしたい場合に必要な作業です。

組み換えとは異なり、専門的な機器・設備は不要なため一般の方でも道具を揃えて実践することができます。

とはいえ、車体をジャッキアップする必要があるため作業に危険を伴うことは変わりません。

また、ホイールのナットを適切に締めることができていないと、走行中にタイヤが外れる恐れがあります。

シンプルな作業に思えて重大な事故につながるリスクが潜んでいるため、プロに任せた方が安全です。

タイヤの履き替えについては、以下の記事で詳しく解説しています。

タイヤのローテーションとは?

タイヤのローテーション

タイヤのローテーションとは現在装着しているタイヤの配置を入れ替える作業のことで、新しいタイヤと付け替えることはありません。

タイヤは同じ配置で装着し続けていると、タイヤの摩耗に偏りが出て走行性能や安全性が著しく低下します。

それを防ぐため、定期的なローテーションが必要になるのです。

タイヤのローテーションについては、以下の記事で詳しく解説しています。

タイヤ交換・組み替えなど店舗によっては含まれる作業に違いもある

タイヤの履き替えはタイヤとホイールをセットで付け替えるシンプルな作業内容ですが、組み換えを伴う作業の場合は注意が必要です。

一般的にタイヤ交換はタイヤとホイールの「履き替え(脱着)」と、ホイールからタイヤを取り外して新しいタイヤに替える「組み換え」を合わせた作業の総称であるため、料金もひとまとめにされていることが多いです。

しかし業者によっては履き替えをタイヤ交換と呼び、組み換えに対して別途追加料金を設定しているケースもあります。

作業内容を同じ言葉で表現していても、それに含まれる作業内容や料金は違う可能性があるため事前によく確認しておきましょう。

作業別に見るタイヤ交換の時間

各作業にかかる時間の目安は、以下の通りです。

作業時間
組み換え40分~2時間程度
履き替え(脱着)30分~1時間30分程度
ローテーション20~30分程度

なお、大型の車種における作業や店舗の混雑具合によっては、時間が長引く可能性もあります。

できるだけスムーズに作業を完了させたい方は、事前予約が可能な業者を選ぶことをおすすめします。

作業別に見るタイヤ交換の費用・工賃相場

タイヤ交換は、ディーラー・整備工場・ガソリンスタンド・カー用品店などで依頼が可能です。

各業者における費用・工賃相場を、作業内容に分けてご紹介いたします。

タイヤ交換

業者費用相場(1本あたり)
ディーラー2,000〜8,000円程度
タイヤ専門店2,000~4,000円程度
ガソリンスタンド1,000~3,000円程度
カー用品店1,500~3,000円程度

タイヤ交換は業者によって含まれている作業内容が異なりますが、組み替え・履き替えなどの作業をセットにすると価格が割安となる場合が多いです。

タイヤの組み替え

業者費用相場(1本あたり)
ディーラー2,000〜10,000円程度
タイヤ専門店2,000~4,000円程度
ガソリンスタンド1,000~5,000円程度
カー用品店1,000~3,000円程度

※上記はタイヤを店頭購入する場合です。持ち込みの場合は別で料金設定されていることもありますので、持ち込みの際は事前に確認しておきましょう。

タイヤの履き替え(脱着)

業者費用相場(1本あたり)
ディーラー2,000~5,000円程度
タイヤ専門店1,000~4,000円程度
ガソリンスタンド1,000~3,000円程度
カー用品店1,000~3,000円程度

※上記はタイヤを店頭購入する場合です。持ち込みの場合は別で料金設定されていることもありますので、持ち込みの際は事前に確認しておきましょう。

タイヤの脱着は組み換えと比べて作業工程がシンプルなため、工賃を割安に設定している業者もあります。

タイヤのローテーション

業者費用相場(1回)
ディーラー3,000円以上
タイヤ専門店3,000円以上
ガソリンスタンド2,000円以上
カー用品店2,000円以上

ローテーションについては単純な入れ替えだけを行う業者もあれば、バランス調整とセットにしている業者もあります。

前者の場合、バランス調整は別途料金が必要です。

一般的なタイヤ交換の手順・やり方

タイヤ交換の工程は業者によって異なりますが、例えば組み換えを伴うタイヤ交換の場合は以下の手順で行うケースが一般的です。

STEP
リフトやジャッキなどでジャッキアップする

まずはホイールのナットを軽く緩めたうえで、車に合わせてリフトやジャッキを使い、車体をジャッキアップします。

STEP
車体から古いタイヤとホイールを取り外す

タイヤを浮かせたままホイールのナットを完全に緩め、タイヤを取り外します。

STEP
古いタイヤからホイールから取り外す

タイヤからエアーを抜き、タイヤチェンジャーという専用の機械を使ってホイールから取り外します。

STEP
新しいタイヤをホイールに組み込む

再びタイヤチェンジャーを使用し、新しいタイヤをホイールに組み込んでエアーを充填します。

STEP
バランス調整をする

タイヤの組み換えを行うとどうしても不均一な部分が生じるため、必ずバランス調整を行って重心を均一化させます。

STEP
タイヤを車体に取り付ける

ホイールをセットしたタイヤを車体に取り付けて、作業完了です。

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タイヤ交換をご検討中の方は、ENEOSウイングへお気軽にご相談ください。

まとめ

タイヤ交換とは、「組み換え」や「履き替え(脱着)」といった作業の総称として使われています。

組み換えはタイヤの部分だけ、履き替えはタイヤをホイールごと付け替える作業のことです。

また、新品のタイヤには替えず既存のタイヤの配置を変える「ローテーション」という作業もあります。

業者によっては履き替えだけをタイヤ交換として扱っていることもあるため、事前に料金表を見るときは作業内容も確認しておきましょう。

お得・正確・迅速なタイヤ交換が可能な業者をお探しの方は、確かな技術・知識を持つスタッフを揃えたENEOSウイングにご相談ください。

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この記事を書いた人

ENEOSウイング編集部です。コラムで車に関するお役立ち情報をお届けしています。

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