車のドアを勢いよく開けたことで隣の車や障害物にぶつかり、ドアエッジに傷がついてしまったというケースは多く見受けられます。
ドアエッジの傷は一見目立たないように思えても、第三者から見ればドアの開閉時に目につくことが多いため、早めに修理をしたいところです。
そこで今回は、ドアエッジの傷修理にかかる費用の相場や交換が必要になるケース、自分で修理する方法などについて詳しく解説いたします。
ドアエッジに傷がつく原因

車のドアは、走行時・駐車時のどちらにおいても傷がつきやすいパーツです。
その中でもドアエッジは、以下のような状況で傷がつくケースが多く見受けられます。
ドアを開ける際にぶつけた
駐車場で車に乗降する際、ドアを勢いよく開けてしまい隣接する車や壁などにぶつけることを「ドアパンチ」といいます。
このドアパンチはドアエッジに薄い縦傷やへこみ傷ができる原因として代表的ですが、大きな傷になることはほとんどありません。
そのため、ドアパンチ後も傷に気が付かず放置してしまう方は多いです。
アクセサリーや荷物の積み下ろしの際に擦った
車に乗り込む際、ドアを開けたまま車内に荷物を積み下ろす際も注意が必要です。
身に付けたアクセサリーや積み下ろし中の荷物を強くぶつけて、ドアエッジにひっかき傷やへこみなどができることもあります。
ドアの開閉や荷物の積み下ろしはできる限りゆっくりとした動作で行い、ドアを大きく開き接触を避けるなど、ドアエッジに強い衝撃が加わらないよう心がけることが大切です。
ドアエッジにつきやすい傷の種類

車の傷は様々な種類があり、傷がついた状況によって損傷範囲も異なります。
ここでは、ドアエッジにつきやすい4種類の傷について解説いたします。
表面の薄いキズ
爪で撫でたときに引っかからない、または水をかけると見えなくなるほどの表面的な傷です。
塗装の最上層にあたるクリア層のみダメージを受けている場合が多く、一見すると放置しても問題がないように思える傷でもあります。
しかし実際は、下にあるカラー層が紫外線や水分などの外的要因に晒されている状態となっています。
外的要因に晒され続ければ塗装の劣化を早めることにつながるため、放置せずに修理をする必要があります。
塗装はがれ
クリア層だけでなくカラー層にまでダメージが及び、下地層が見えてしまっている状態です。
塗装はがれは目立つため見栄えが悪くなるだけでなく、水分や汚れが塗装内部に入り込みやすくなります。
放置するとボディの金属部分にサビが発生し、時間の経過とともに範囲が広がってしまいます。
サビが広がれば大掛かりな修理が必要となり、多額の費用が発生する恐れもあるため速やかな修理が必要です。
へこみ
ドアエッジのへこみは程度によって板金修理で解決することもあれば、修理で対応しきれずドアごと交換になることもあります。
へこみと同時に傷がついている場合が多いため、状態の悪化を防ぐためにも早めにプロへ相談することが大切です。
ドアエッジが折れ曲がる
衝撃の加わり方によっては、ドアエッジが内側または外側に折れ曲がってしまうこともあります。
場合によっては「デントリペア」という手法で調整することが可能ですが、非常に繊細な力加減と専門的な設備を要するため一般の方が直すことはできません。
ドアエッジについた傷の修理費用目安

ドアエッジについた傷の修理は業者へ依頼するケースが一般的ですが、「費用はいくらかかるのか」という点は気になる方が多いことでしょう。
ドアエッジにだけ傷がついた場合やドアエッジとドア部分に傷がついた場合、修理ではなく交換が必要になった場合に分けて、修理費用の目安をご紹介いたします。
ドアエッジのみの場合
損傷個所がドアエッジのみで表面的な傷・塗装剥がれがある場合、「10,000~20,000円程度」で修理を提供している業者が複数見受けられます。
多くの業者は「ドア」のみの工賃を提示しており、基本的に5~10cm程度の大きさであれば10,000円前後の価格設定となっています。
ドアエッジの傷に限定して価格を提示している業者は少ないですが、ドアエッジの場合はごく小さな範囲の傷となる場合が多いため、おおよそ上記の工賃がかかると考えて良いでしょう。
ドアエッジ+ドアに傷がついている場合

ドアそのものの傷修理にかかる費用は、10cm以内であれば「10,000~30,000円程度」、10cmを超える傷であれば「25,000~40,000円程度」かかる場合が多いです。
ドアエッジとドアに傷がついた場合、修理費用の総額は傷の範囲によって異なります。
実際に、ついている傷の範囲を測ったうえで、ドアエッジにおける修理費用の相場を参考にしながら総額の見込みを立てると良いでしょう。
ドアの交換が必要な傷の場合

修理作業では対応しきれない損傷の場合、ドアそのものを交換することになります。
ドアの交換にかかる費用は、国産車であれば「100,000~300,000円程度」、外国車は「300,000~1,000,000円程度」が相場です。
ドアの脱着作業は工数が多いうえに難易度が非常に高く、限られた技術者しか行うことができません。
相応に工賃が高くなり、総額にして最低でも数十万円はかかるケースが一般的です。
ドアエッジの傷修理で交換が必要なケース

ドアの交換となれば高額な費用がかかるため、「できる限り修理で対応してほしい」と誰しもが考えるはずです。
しかし損傷の度合いによっては修理で対応することができず、業者から交換を提案されます。
また、傷がついた原因によっては、ドアの交換を選んだ方が安心できるケースもあります。
下地部分がむき出しになるほど深い傷の場合
他の車から一方的にぶつけられて傷ができると、ほとんどの場合交換をすすめられます。
交通事故では車体に大きな衝撃が加わるため、外見上は板金修理で対応できる傷に見えても内部に深刻なダメージが及んでいる可能性があるからです。
ご自身が一方的に損害を与えられた被害者であれば、任意保険で費用の補償を受けることが可能です。
交通事故の場合は保険の利用も検討しつつ、ドアの交換をしておくと安心です。
へこみが大きく板金修理が不可な場合
大きなへこみでドアに著しい損傷が見受けられる場合、板金修理で対応することができないため交換が必要です。
また、それほど大きく見えないへこみでも、ドアの素材がアルミまたはカーボンだと交換での対応となります。
アルミやカーボンは柔らかい素材のため、損傷個所を叩いたり押し出したりして調整する板金修理はほぼ不可能とされているからです。
ドアエッジについた傷を自分で直すことはできる?

ドアエッジの傷修理にかかる費用を少しでも安く抑えるには、自分で修理をするというのも1つの手です。
ここでは、ドアエッジの傷を自分で修理するにあたって知っておきたいポイントを解説いたします。
薄い傷なら自分で修理をすることは可能!修理方法は?
塗装の表面のみダメージを受けている薄い傷であれば、市販のアイテムを使い自分で修理することもできます。
薄い傷の修理に使われるアイテムとしては、ワックス・コンパウンド・タッチペン・パテの4種類が代表的です。
各アイテムを使った修理方法を、以下よりご紹介いたします。
ワックスを使った傷修理
ワックスはツヤを出すものだけでなく、傷消し専用の製品も販売されています。
傷消しワックスを使った修理方法は、以下の通りです。
コンパウンドを使った傷修理
コンパウンドとは、細かな粒子で傷を研磨することができる傷消し剤です。
製品によって粒子の大きさは異なり、傷の状態に適したものを選ぶ必要があります。
初めて使う場合、複数のコンパウンドがセットになった商品を購入すると良いでしょう。
コンパウンドを使った修理方法は、以下の通りです。
タッチペンを使った傷修理

ペンのように細長い形状をした傷消し剤で、ごく小さな傷にピンポイントで補修したいときに役立ちます。
製品によって様々な色があるため、愛車のボディカラーに合ったものを選びましょう。
タッチペンを使った修理方法は、以下の通りです。
パテを使った傷修理
小さなへこみを伴う傷の場合、パテを埋めて平らにするという修理方法が有効です。
パテを使った修理の手順は、以下の通りです。
自分で修理する際の注意点
傷消しアイテムは500~2,000円程度で販売されており、業者に依頼した場合よりも費用を削減できることはメリットです。
しかし、以下のようなデメリットも潜んでいることを留意したうえで自己責任のもと行う必要があります。
傷が余計に悪化する可能性もある
傷の状態によって最適な傷消しアイテムは異なるうえに、きれいに仕上げるための技術力も必要です。
知識や技術を持たない一般の方が無理に修理を行うと、かえって傷の範囲を広げてしまう恐れがあります。
さらに塗料の選び方を誤ると傷のあった部分が目立ち、修理前よりも愛車の見栄えが損なわれる結果となりかねません。
失敗すれば修理費用が余分にかかる
修理に失敗して傷の状態を悪化させると、本来は業者でも安い費用で済むはずだった小さな傷が、修理に高額な費用を要する傷へと変化してしまいます。
さらに傷を悪化させないための適切な修理方法やアイテムの使い方が身に付いていない一般の方は、失敗のリスクが常に付いて回ることを理解しておきましょう。
車の修理に関する知識・技術に自信がない場合、無理をせず最初からプロへ依頼する方が賢明です。
リセールバリューが下がる可能性がある
業者に依頼をした場合と比べ、一般の方が市販のアイテムで修理をした部分はどうしても浮いて見えてしまいます。
そのため車を売却したときの査定で修理箇所を見抜かれ、通常よりも査定額が下がる恐れがあります。
将来的に車を売却のうえ乗り換えることを検討している方は、きれいに修理をしてくれる業者に相談することをおすすめします。
キレイな仕上がりを求めるならプロへの依頼がおすすめ

ドアエッジを含め、大切な愛車のボディに傷がついた場合はプロへの修理依頼がベストです。
ごく薄い傷であれば自力での修理も可能ではありますが、失敗により余分に費用がかかってしまう可能性が高いためおすすめはできません。
ただし業者によって工賃や技術力などは差があるため、複数の業者から見積もりを取り、口コミなどをチェックして比較検討しながら依頼先を選ぶと安心です。
リーズナブルな価格で高品質の修理を!ドアエッジの修理はENEOSウイングで

ENEOSウイングは、「カーコンビニ倶楽部」または「ピッカーズ」の傷・へこみ修理サービスに対応した店舗を全国各地に展開しています。
いずれも独自の検定試験に合格し、確かな技術と豊富な知識を身に付けたプロが作業を担当いたします。
スタッフの高いスキル・一流の整備機材・徹底的に無駄を省いた独自の工法で、高品質と低価格のどちらも兼ね備えた修理を実現していることがENEOSウイングの特徴です。
ドアエッジはもちろん、どのような箇所についた傷やへこみの修理も対応させていただきます。
愛車の傷・へこみでお困りの際は、ぜひお近くのENEOSウイングをご利用ください。
ドアエッジの傷修理に関するよくある質問

最後に、ドアエッジの傷修理に関してよくある質問を回答と一緒にまとめました。
車のドアをぶつけてへこみができた際の修理代はいくらぐらいですか?
ドアにへこみができた場合、修理費用は「25,000~80,000円程度」と傷がついた場合よりも高くなります。
へこみは擦り傷や引っかき傷など表面的な傷とは異なり、工数の多い板金修理が必要になるからです。
ただし、大きなへこみができているなど著しい損傷が見受けられる場合、修理ではなく交換での対応になる可能性があります。
ドア交換の費用相場としては、「300,000~1,000,000円程度」です。
ドアエッジの塗装費用はどれくらいですか?
ドアエッジの傷修理や塗装はがれを補修するための費用は、「10,000~20,000円程度」が相場です。
ドアエッジではなくドアの修理費用のみを明記している業者が多いため、問い合わせや見積もりなどで事前に確認しておくことをおすすめします。
ドアエッジの傷は気にしなくても大丈夫ですか?
ドアエッジに限らず、車のボディについた傷は速やかに修理を行いましょう。
車にできた傷のほとんどは塗装のクリア層やカラー層が剥がれている状態であり、放置すると塗装の劣化やサビの発生につながります。
ほんの小さな損傷で愛車の状態を著しく悪化させないためにも、傷を見つけしだい早めにプロへ相談することが大切です。
車のドアをぶつけた際の修理代に保険は使えますか?
車両保険に加入していれば、ドアの傷の修理代を補償してもらうことができます。
車両保険には「一般型」と「エコノミー型」の2種類がありますが、加入しているタイプによって補償範囲は異なるため事前に確認をしておきましょう。
また、保険を使用すると翌年から保険料が上がるため、修理費用によっては自己負担をした方がお得になる場合もあります。
まずはプロに相談をしながら見積もりを依頼し、金額を見たうえで保険を使用するべきか検討しましょう。
なお、加入保険によっては、修理工場が指定されているケースもあります。事前に確認した上で、修理を行うようにしましょう。
まとめ
車のドアエッジは、駐車時に勢いよくドアを開いて障害物や車にぶつけたり、アクセサリーや荷物と接触したりすることで傷がつくことが多い箇所です。
修理にかかる費用は10,000~数万円程度が相場となっていますが、ドア交換が必要な場合は数十万円と金額が急激に跳ね上がります。
傷の程度によっては自力での修理も不可能ではありませんが、失敗により様々なデメリットを被るリスクがあるためおすすめはできません。
現在ドアエッジの傷でお困りの方は、高い技術力と独自の工法で低価格かつきれいな仕上がりが特徴のENEOSウイングにお任せください。


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