ふと愛車のボディを見ると、いつどこでついたのか見当もつかない浅い傷ができていた…という経験はないでしょうか。
走行時や駐車時など、日常のあらゆる場面に傷がつくリスクは潜んでいるため原因と対策を理解しておく必要があります。
今回は車につく浅い傷の原因・対策に加え、傷ができた際に自分で修理する方法や業者へ依頼した際の費用相場などについても解説いたします。
車につく浅い傷の種類と原因

車に浅い傷ができる原因は、走行時・駐車時・車に乗り降りする際など様々なシーンに潜んでいます。
その中でも、特に多く見受けられる原因と各原因においてつきやすい傷の種類をご紹介いたします。
木の枝による傷

路肩の木の至近距離で車を走らせると、枝の鋭い部分がボディと接触して引っかき傷や線傷がつきます。
柔らかい葉・草の部分であれば大きな傷にはなりませんが、太い枝などは下地層まで届くほどの深い傷になる恐れがあります。
特に夏場は草木が至る所で生い茂り、民家の敷地からはみ出している場合も多く一層の注意が必要です。
爪やキーによる傷

車のドアを開閉する際、爪やキーが接触してドアノブの周辺に引っかき傷や線傷が付くケースも多いです。
爪が伸びている状態でドアノブに手をかけたとき、キーを差し込もうとしたときなどに、ドアノブの辺りを引っかいてしまうことで傷になります。
対策としてはドアノブ用の傷防止シートを貼ったり、日頃からドアの開閉時はゆっくりとした動作を心がけたりすると良いでしょう。
バッグやアクセサリーによる傷
爪やキーと同じくドアの開閉時に傷がつく原因として、手に持ったバッグや身に付けているアクセサリーとの接触も挙げられます。
バッグやアクセサリーのパーツは固く鋭い場合が多く、接触の仕方によっては引っかき傷がつきます。
バッグを手に持ちながら、または手にアクセサリーを身に付けたままドアを開閉するときは、固いパーツが接触しないよう慎重に動きましょう。
鳥や猫などの動物が車に乗ることによる傷

屋外に車を停めている間、鳥や猫など野生の動物がボディに乗ってくることがあります。
その際、ボディに爪が当たって引っかき傷がついたり、ボンネットなどに小さなへこみができたりするケースは多いです。
屋外に車を停めるときは、できるだけボディカバーを被せて動物による傷のリスクを下げましょう。
洗車時に埃や砂などが原因でつく傷

愛車を綺麗にするための洗車が、かえってボディに傷をつける原因となることもあります。
ボディに砂ボコリや汚れなどの異物が付着したままスポンジを擦り付けたり、洗車機を使ったりすると摩擦が生じてボディに浅い擦り傷がつくのです。
また、砂が入り込んだブラシをそのまま使うことで擦り傷になるケースも珍しくありません。
手洗い・洗車機のどちらにおいても、洗車前は入念に水洗いをして異物を洗い落とすことが大切です。
浅い傷を自分で修理することは可能?

万が一ボディに傷がついた場合、車の修理を請け負っている業者へ相談のうえ依頼をするケースが一般的です。
しかし業者へ依頼をすると費用がかかるため、市販のアイテムを使い自力での修理を試みる方も多いことでしょう。
車のボディについた浅い傷は、深さや範囲によって難易度が異なります。
一般の方が自力で修理を行える傷の目安は、「爪で撫でても引っかからない深さかつ、ごく狭い範囲」です。
塗装剥がれやへこみがある場合や広範囲に傷ができた場合は修理の難易度が高くなるため、自分で修理をすると失敗して状態を悪化させるリスクも高まります。
車についた浅い傷をDIYで修理する方法

車の傷を自分で修理するにあたって、失敗のリスクを下げるために必要なアイテムや正しい手順をあらかじめ把握しておく必要があります。
ここでは浅い傷の修理に必要な物と修理手順、修理を行う際の注意点などについて解説いたします。
DIYで修理する際に必要な道具や材料
必要な道具の詳細は傷の種類や状態によって異なりますが、基本的に浅い引っかき傷や擦り傷であればコンパウンドをメインに使用する場合が多いです。
コンパウンドで傷修理をする場合に必要な道具は、以下の通りです。
- 粗目のコンパウンド
- 細目のコンパウンド
- 極細目または液体タイプのコンパウンド
- スポンジまたは柔らかいクロス(複数用意)
コンパウンドは傷の深さに応じて粒子の粗さを選ぶ必要がありますが、迷った場合は粒子が異なる複数のコンパウンドがセットになったものを購入すると良いでしょう。
修理手順
コンパウンドを使った修理の手順は、以下の通りです。
DIYで修理する際の注意点・リスク
自分で修理をすると費用を安く抑えることができる一方、様々なリスクが伴います。
以下のリスクや注意点も理解したうえで、本当に自分で修理を行うべきか慎重に判断しましょう。
修理に時間がかかる
車の修理は慣れた方であれば最短1時間程度で完了しますが、手際よく作業をすることが難しい初心者の方はより長い作業時間を要します。
だからといって慌てて作業をすると失敗のリスクが高まるため、各工程を1つずつ確認しながら着実に作業を進めなければなりません。
そのため、浅い傷でも一般の方が行う修理は長く見積もって作業に数時間程度はかかると見て良いでしょう。
日頃から忙しくまとまった時間の確保が難しい方にとって、自力での修理はハードルが高い手段です。
広い作業場所が必要
修理作業の正確性を高めるには、広さに余裕のある場所で作業を行う必要があります。
自宅に広々としたガレージがあれば良いですが、ガレージが狭い場合や共用の駐車場で車を保管している場合は別途作業場所を用意しなければなりません。
このような手間も加味すると、自分で修理を行うよりも最初から作業場所と専門的な設備が確保された業者へ依頼する方が賢明と言えます。
傷が余計に悪化する可能性がある
一般の方と、これまで車の傷修理を専門的に行う中で技術・知識を身に付けた業者とではどうしても仕上がりの質に差が生じます。
また、コンパウンドなどのアイテムは傷消し用と言えど扱い方を誤ると傷を増やしたり状態を悪化させる可能性もあります。
最悪の場合、本来よりも高額な費用をかけた修理が必要な傷へ変化する恐れもあるため、不安な方は最初から業者へ依頼することをおすすめします。
綺麗な仕上がりを求めるなら専門家への依頼がおすすめ

自力での修理が可能な浅い傷でも、より確実に・手間をかけず修理をしたい方であれば専門業者への依頼がおすすめです。
ここでは傷の修理を専門業者へ依頼するメリット、依頼した場合の費用相場をご紹介いたします。
専門家へ依頼するメリット
業者はこれまでに車を修理した経験を通し、専門的なノウハウを身に付けています。
加えて一般の家庭では用意できないような高度な機材も揃えているため、技術者本人のスキルと機材を組み合わせたハイクオリティな修理を行うことが可能です。
手間がかからないうえに、自分で修理を行った場合よりも綺麗な仕上がりとなることが業者へ依頼する最大のメリットです。
専門家へ依頼した場合の費用相場
業者による修理にかかる費用は、傷の種類・大きさ・場所や業者の種類によって変わります。
例えばバンパーに20cm以内の擦り傷ができた場合、主な修理業者ごとの費用相場は以下の通りです。
| 業者 | 費用 |
|---|---|
| ディーラー | 25,000~40,000円程度 |
| 民間の整備工場 | 20,000~35,000円程度 |
| ガソリンスタンド | 20,000~30,000円程度 |
専門家への依頼の流れ

業者による修理は、来店当日にすぐ依頼できるわけではありません。
一般的には見積もりを取り、その内容を元に検討してから依頼を行います。
具体的な流れは業者によって異なりますが、おおむね以下のような手順となっています。
依頼先の選び方・ポイント
業者による修理は、自分で修理を行う場合よりも低リスクで綺麗な仕上がりとなります。
ただし技術力やサービス内容、費用などは業者によって大きな差があることも多いです。
依頼してから後悔するような結果とならないためにも、以下のポイントを留意しながら依頼先を選びましょう。
口コミや評判を参考に
近年は規模にかかわらず多くの業者が公式ホームページを設置しており、工賃やサービスの特徴などを簡単にリサーチすることができます。
しかし実際のスタッフの対応や見積もり内容の詳細など、公式ホームページだけでは把握しきれないポイントも少なくありません。
しかしネット上には様々なサイトで修理業者の口コミが投稿されており、実際にその業者を利用したユーザーのリアルな意見を見ることもできます。
公式ホームページと併せて、ネット上などに寄せられた口コミ・評判も調べてみると、業者に対する理解度をより深めることが可能です。
見積もりを取る
依頼の流れでも記載した通り、修理の依頼先候補は複数ピックアップのうえ見積もりを取ることも大切です。
業者によって費用とサービス内容のバランスは異なるため、最初から1つに絞らず複数の業者から見積もりを取って比較検討することで、よりお得な依頼先候補を見つけることができます。
基本的にどの業者でも見積もりは無料かつ、すぐに依頼をしなくても問題はないため焦らず慎重に依頼先を選びましょう。
保証の有無
業者による修理は自分で行う修理よりも確実とは言え、必ずしも不具合が起こらないとは限りません。
万が一修理した箇所に不具合が発生した場合、業者はどのようなサポートをしてくれるのかという「保証サービス」の内容や有無も確認しておくと安心です。
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価格の安さと作業のクオリティのどちらも妥協せず依頼先を選びたいとお考えの方は、ぜひENEOSウイングにご相談ください。
まとめ
愛車のボディについた浅い引っかき傷・線傷・擦り傷などの原因は日常の様々な場面に潜んでおり、どれだけ注意を払っても避けることができないケースもあります。
浅い傷であればコンパウンドを使い自分で修理することも不可能ではありませんが、失敗のリスクがあるためおすすめはできません。
手間をかけず綺麗に修理をしたい方は、ディーラー・整備工場・ガソリンスタンドなどの業者へ依頼をしましょう。
ENEOSウイングであれば、リーズナブルかつ全国各地に店舗を展開しているためどなたもお気軽にご利用いただけます。
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