運転中のミスや飛び石、洗車など日常の様々なシーンに傷のリスクは潜んでいます。
万が一車に傷ができた場合、どのような修理で傷を消すことができるのでしょうか。
今回は車の傷について、よくある原因や修理方法、料金の相場などを詳しく解説いたします。
料金を安く抑えるコツもご紹介していますので、参考にしてみてください。
車に傷がついてしまう原因

車に傷がつく原因として多く見受けられるケースは、以下の通りです。
飛び石
走行中、前走車や自車のタイヤに巻き上げられた小石がボディに当たるトラブルのことを「飛び石」と言います。
飛び石でついた傷は数ミリ程度の小さなものから、凹みを伴うような傷などさまざまです。
スピードを出している車が多い高速道路や、トラックのような大型車の後ろを走行している場合は飛び石の被害を受けやすくなります。
日頃から前走車との車間距離を十分にあけたり、高速道路でもスピードを出し過ぎないようにすることで飛び石による傷を最小限防ぐことができます。
洗車傷
洗車傷とはその名の通り、洗車の際についてしまう傷のことです。
ボディの表面には砂ボコリや汚れなど小さな汚れが付着しており、この汚れを洗い流さないまま洗車を始めると摩擦で細かい線傷ができます。
また、硬い素材のブラシでボディを強く擦った場合も傷がつく可能性が高いです。
手洗い洗車と洗車機のどちらにしても、事前の水洗いはしっかりと行うことで、洗車傷を防げます。
壁など障害物をこすった
狭い路地の走行中やドアを開けたとき、壁や障害物と車が接触して傷ができるケースも多いです。
接触の仕方によっては、広範囲に及ぶ傷ができる恐れもあります。
壁や障害物が当たりやすい路地に入ったときは落ち着いて運転することを意識し、ゆっくりと走りましょう。
動物のひっかき傷
屋外の駐車場で車を保管している場合、野良猫に爪で引っかかれたり、鳥にくちばしでつつかれたりなどの被害を受けることがあります。
対策としてはシャッター付きガレージの設置が最も有効ですが、難しい場合は車をカバーで覆ったり、市販の忌避剤や猫よけアイテムなどを活用しましょう。
鍵やキーホルダー
鍵穴やドアノブ付近にある小さな傷は、鍵やキーホルダーとの摩擦が原因と考えられます。
リモートキーを使用している場合でも、キーを持ったままドアの開閉をしていると擦れて傷ができることがあります。
鍵を使って施錠や解錠を行うときは、キーホルダーも一緒に握ってドアに当たらないよう注意しましょう。
また、ゆっくりと鍵を差し込むよう意識することも傷の防止につながります。
車の傷修理は放置厳禁!傷がついたらすぐに修理しよう

前項では車に傷がついてしまう原因についてみてきましたが、傷がついた場合は、サイズや深さにかかわらず速やかに修理することをおすすめします。
車のボディは金属でできていますが、防錆加工としての役割を兼ねている塗装によりサビることはありません。
しかし傷で塗装が剥がれるとボディの金属部分が露出し、水分や汚れが侵入して少しずつサビを進行させます。
傷は見た目を損なうだけでなく、車の劣化を早める原因にもなるため、早急な修理が必要となるのです。
サビが発生すると修理費用が高額になることも
一度ボディにサビが発生すると、時間の経過とともに傷口だけでなくその周囲にまでサビが広がっていきます。
サビが広がるほど修理の範囲が拡大し、大規模な作業が必要となるため修理費用も相応に高くなります。
さらに長期間にわたりサビを放置すると最悪の場合ボディに穴があき、安全性に支障をきたすため注意が必要です。
車についた傷の補修・直し方

車についた傷の直し方は、大きく「自分での修理」と「専門業者に依頼」の2通りに分けることができます。
自分で修理する
市販の傷消し剤を使用し、自分で傷を補修する方法です。
傷消し剤には様々なタイプがありますが、その中でも「コンパウンド」「タッチペン」「スプレー」はよく使われています。
コンパウンド
コンパウンドとは、細かな粒子で傷の表面を削る研磨剤タイプの傷消し剤です。
洗車傷や鍵・キーホルダーとの摩擦などでつく、浅い線傷などの補修に適しています。
傷消しの流れ
タッチペン
細い棒やペン先から傷消し剤を塗布するタイプのアイテムです。
飛び石などでつく豆粒程度の小さな傷を、ピンポイントで隠したいときに役立ちます。
使用の際は、愛車のボディカラーと同じカラーコードの製品を選びましょう。
傷消しの流れ
スプレー
ひと吹きで広範囲に傷消し剤を塗布できる、スプレータイプのアイテムもあります。
研磨や埋め込みの効果はありませんが、広範囲にできた浅い傷を均一に隠したいときに最適です。
傷消しの流れ
専門業者に依頼して修理する
車の傷修理を依頼できる専門業者は、「ディーラー」「板金塗装業者」「カー用品店」「ガソリンスタンド」などがあります。
専門業者へ依頼した場合、一般的には以下のような流れで補修(傷消し)を行います。
傷消しの流れ
業者によって補修の工程や使用する用具、設備などが異なるため、料金は大きく異なってきます。
自宅から利用しやすい範囲にある店舗を複数ピックアップのうえ見積もりを取って比較しましょう。
依頼先を決めたら、希望した日時に車を持ち込んで作業開始となります。
あとは作業完了の連絡が来るまで待機し、最後に仕上がりを確認のうえ料金を支払えば修理完了です。
自分で修理できる傷と専門業者に依頼すべき傷の見極め方

車の傷は、自分でも修理が可能なものと専門業者でなければ対応できないものがあります。
先述の通り、自分でも修理は行えますが、厳密には応急処置であって完全に修理できることはありません。
どのような傷であっても、状態が悪化する前に専門業者へ依頼すべきです。
ただし、以下のような場合は、すぐに専門業者へ依頼しましょう。
えぐれや凹みなど深い傷
塗装の下地部分が露出しているような深い傷、えぐれや凹みを伴う傷は業者へ修理を依頼しましょう。
深い傷・えぐれ・凹みはパテを用いた下地処理だけでなく、ボディの状態によっては防錆加工も必要になることがあります。
傷消し剤を塗るだけの単純な作業では修理が難しく、自己判断で誤った修理を行うとかえって状態が悪化する可能性が高くなります。
広範囲に及ぶ傷
「爪で撫でても引っかからない」「塗装の下地部分までは届いていない」などの浅い傷であれば、広範囲でもスプレーを使って自分で修理することが可能です。
ただし色ムラや液だれなどが起こりやすいため、高度なテクニックが求められます。
傷の修理について経験や知識がない初心者の方は、無理に自分で修理しようとせず業者へ依頼することをおすすめします。
クオリティを求める、今後売却を考えている場合
「確実に元通りに近い状態へ戻したい」「近いうちに車を売却したい」と考えている方は、どんな傷でも業者に修理を依頼しましょう。
プロではない人が行う修理は失敗しやすく、かえって傷の部分を目立たせることになります。
そうなれば修復のコストが増えるため、売却時は下取り価格の大幅な減額が予想されます。
その点、車に関する専門知識と技術を有した業者であれば、自分で修理を行った場合と比べて失敗のリスクを格段に下げることが可能です。
車の傷修理にかかる費用はどれくらい?
車の傷修理にかかる費用は、傷の程度や依頼する業者などによって変わります。
ここでは、単純な傷の修理にかかる費用とヘコミを伴う傷の修理にかかる費用の相場をご紹介いたします。
傷の修理
ボディにへこみやえぐれなどがない傷における修理費用の相場は、以下の通りです。
| ディーラー | 25,000円〜80,000円程度 |
| 板金塗装業者 | 10,000円~50,000円程度 |
| カー用品店・ガソリンスタンド | 20,000円〜60,000円程度 |
上記の金額はあくまで目安としているため、実際の修理費用は傷の範囲やパーツによって異なる場合があります。
傷とへこみ両方の修理
傷だけでなくボディのへこみやえぐれもある場合、修理費用の相場は以下の通りです。
| ディーラー | 60,000円〜100,000円程度 |
| 板金塗装業者 | 20,000円~50,000円程度 |
| カー用品店・ガソリンスタンド | 30,000円〜60,000円程度 |
へこみやえぐれは板金(ボディの形を元に戻す作業)が必要になるため、単純な傷だけの修理よりも費用が高額となります。
車の傷修理(傷消し)を安く抑えるためのコツ

「プロの技術できれいに修理をしてもらいたいけれど、費用が気になる…」と悩む方は多いことでしょう。
以下のコツを押さえることで、車の修理を安く依頼できる場合があります。
相見積もりを取る
依頼先を選ぶにあたって、近隣の利用しやすい店舗から複数の候補をピックアップし、各店で見積もりを取って費用を調べてみましょう。
サービス内容と価格のバランスは業者や店舗によって金額が大きく異なるため、より高品質な修理を低価格で依頼できる店舗を見つけることができます。
パーツを変える場合は中古パーツ・リビルト品を検討する
修理に用いるパーツを中古品に変更すれば、新品の純正品を使用した場合よりも費用を大幅に下げることができます。
なお、中古パーツと似たもので「リビルト品」と呼ばれるパーツがあります。
リビルト品のパーツは中古パーツに洗浄・修理などのメンテナンスを施したもので、廃車から採取したものをそのまま販売している中古パーツよりも品質は高いです。
車両保険を利用する
車の傷修理にかかる費用は、車両保険でカバーできる場合があります。
加入している車両保険の種類によっては他車との事故やいたずらでついた傷だけでなく、自損事故でついた傷の修理も補償範囲内に含まれています。
ただし車両保険を利用すると、等級ダウンにより翌年の保険料が増額することに注意が必要です。
傷が大きい場合やパーツ交換が必要な場合など、比較的高額な傷修理が必要なときに車両保険の利用を検討すると良いでしょう。
特典や割引をチェックする
店舗によっては、独自の特典や割引を実施していることがあります。
ENEOSウイングでも、WEBからのお申し込みで割引価格にてご提供しています。割引価格については店舗によって異なるため、詳細はお近くのENEOSウイング店舗ページをご確認ください。
また、店舗ごとにキャンペーンを実施している場合もございますので、キャンペーン情報のチェックもお忘れなく。
ENEOSウイングは高品質・リーズナブルな価格で傷修理をご提供!
ENEOSウイングでは、車にできたあらゆる傷・ヘコミの修理をプロの技術で対応しております。
知識と高い技術力を兼ね備えたスタッフが責任をもって作業いたしますので、安心してお任せください。
技術はもちろん、一流の整備機材と作業環境で早く・リーズナブルな修理を実現していることも強みです。
例えば、WEBからご予約いただいた場合、ドアミラーキズは8,800円〜、10cm以下の線キズ・すりキズは22,000〜、バンパーえぐれキズは28,600円〜、へこみキズは36,300円〜です。(※あくまでも目安価格です。詳細については店舗へお問い合わせください。)
車の傷修理に関するよくある質問
最後に、車の傷修理に関してよくある質問を回答と一緒にまとめました。
- 車の傷修理は何日かかりますか?
-
修理を業者に依頼する場合、10cm以内の小さく浅い傷であれば数時間~半日程度で完了します。
一方、10cmを超える大きな傷や深い傷、ヘコミを伴うキズなどの修理は1日~4日程度の期間を要する場合があります。
- 即日で傷修理をすることはできますか?
-
小さな傷・浅い傷であれば即日修理が可能な業者もあります。
ただしディーラーは整備工場へ引き渡す工程があるため、傷の状態にかかわらず即日対応は難しいです。
また、ディーラーでなくともパーツの交換が必要になったり、長期休暇シーズンなどの繁忙期で混雑していたりすると即日対応ができない可能性があります。
- 細かい傷でも修理したほうがいいですか?
-
細かく目立たないものでも、塗装に傷がつけば水分や汚れなどの異物が塗装の内部へ侵入するリスクが高まります。
塗装の内部に異物が侵入すると、ボディにサビが生じて拡大する恐れがあるため修理することをおすすめします。
- 車の傷消しでおすすめはありますか?
-
ご自身で傷消しを行いたいのであれば、浅い線傷や擦り傷はコンパウンド、ごく小さな傷であればタッチペンがおすすめです。
ですが、セルフ補修は失敗するリスクが高く、今後買い取りの依頼を考えている場合、査定額に影響することもあります。
そのため、どんなに小さな傷でもプロに依頼することがおすすめです。
まとめ
車についた傷は、浅いもの・小さいものであれば市販の傷消し剤を使って修理することも可能です。
ただし扱い方を誤ると状態がさらに悪化し、高額な費用をかけて修理するという結果に陥る恐れがあります。
車の修理に関する知識・技術がない方は無理に自分で修理を行わず、業者に修理を依頼することをおすすめします。
修理の依頼先選びに迷ったときは、高品質な作業をリーズナブルな価格で提供するENEOSウイングへご相談ください。


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