雹(ひょう)で車がボコボコに…保険で修理できる?費用・直し方まで徹底解説

雹が降ると、車のボディやルーフが一瞬でボコボコになることがあります。こうした雹害は一瞬で発生し、修理を必要とする深刻なダメージになることも少なくありません。

被害後には、「修理費はいくらかかるのか」「保険は使えるのか」など多くの疑問や不安が出てくるはずです。

本記事では、雹による車のへこみ修理方法や費用相場、保険適用の可否についてわかりやすく解説します。

修理を検討している方や、費用を抑える方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

雹(ひょう)で車が受けるダメージとは?

雹は、主に梅雨から夏にかけて突発的に発生しやすい自然現象です。

発達した積乱雲によって生まれた氷の粒が地上に落下し、屋外に停めた車に思わぬダメージを与えることがあります。

特に被害を放置すると、サビや安全性の低下など二次被害につながる可能性もあるため注意が必要です。

雹(ひょう)が車に与える主な被害例

車に対する雹害(雹による被害)として多い事例は、以下のような損傷です。

  • ボディの塗装が剥がれる
  • 複数の箇所にボコボコとへこみができる
  • パーツやガラスなどが割れる

雹は5mmほどの小さな雹でも、時速約36kmで落下してくるため、車のボディに当たればへこみや傷の原因になります。

さらに大きな雹が降れば、フロントガラスや窓ガラス、ヘッドライトが割れることもあります。

どんな部位が損傷しやすい?

雹により特に損傷しやすいのは、ボンネットやルーフなどボディの上部にある部位です。

また、広い面積を持つフロントガラスも雹によりひび割れや損傷のリスクが高くなります。

屋根のない屋外に車を保管している場合、ボディ全体が被害を受けやすく、へこみや傷が広範囲に及ぶケースも珍しくありません。

雹に見舞われた場合は、車全体をくまなく点検しましょう。

雹(ひょう)でボコボコになった車の直し方

愛車が雹害でへこみや傷を受けた場合は修理が必要ですが、具体的な方法は損傷の度合いによって異なります。

代表的な方法をまとめたので、参考にしてください。

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修理方法適用ケース方法特徴注意点
デントリペア塗装剥がれのない小さなへこみ専用工具で裏側から押し出す or 表側から引き出す再塗装不要で短時間・低コスト広範囲や深いへこみには対応不可
板金塗装修理塗装剥がれを伴うへこみ、大きな傷、複数の損傷ボディの塗装を剥がし、修復後に再塗装幅広い損傷に対応できる工数が多く費用が高め
パーツ交換ガラス割れ、著しい変形、板金不可のケースパーツを丸ごと交換確実に新品状態に戻せる部品代+工賃がかかる。ただし広範囲の場合は交換の方が安い場合も

雹(ひょう)被害の修理費用はいくら?

雹害の修理費用は、損傷の大きさや修理方法によってさまざまです。

ここでは、主な修理方法ごとの一般的な費用相場と、ENEOSウイングで依頼した場合の料金目安を紹介します。

【修理方法別】一般的な費用相場

雹害に遭った車に行われる修理方法ごとの費用相場は、以下の通りです。

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修理方法費用
デントリペア1箇所(10cm程度まで)あたり8,000円~40,000円程度
板金塗装修理30,000円~100,000円程度
パーツ交換20,000円~500,000円程度

基本的に、どの修理方法でも損傷の度合いが深刻になるほど工賃が高くなります。

また、パーツ交換の場合はパーツ本体の価格によって費用総額が大きく変わります。

ENEOSウイングで修理する場合の料金目安

同じ修理内容でも、どこへ依頼するかによって費用総額が変わることもあります。

ここでは、一例としてENEOSウイングにおける板金塗装料金の目安をご紹介いたします。

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傷の大きさ線傷・擦り傷修理バンパーのえぐれ傷修理へこみ修理
〜10cm以下22,000円28,600円36,300円
〜20cm以下28,600円38,500円49,500円
〜30cm以下35,200円47,300円59,400円
〜40cm以下38,500円51,700円69,300円
〜50cm以下41,800円55,000円79,200円
〜60cm以下46,200円59,400円89,100円

※店舗によって異なる場合がありますので、詳しくはお近くのENEOSウイングへご確認ください。

雹(ひょう)による車の傷やへこみ修理に車両保険は使える?

愛車が雹害に遭うと、損傷度合いによっては決して安くはない修理費用が発生するため、車両保険の使用を検討する人もいると思います。

雹による損傷は「一般型」「エコノミー型」のどちらの車両保険でも補償対象となるのが一般的です。 

雹(ひょう)による被害で車両保険を使う場合の注意点

雹害で車両保険を使う場合には、主に3つの注意点があります。

等級ダウンによる保険料への影響

雹やあられによる被害で車両保険を使うと、翌年から等級が1つ下がります。

等級が下がると保険料が高くなるため、軽微なへこみや修理費用が少額な場合は、保険を使わず自己負担したほうが結果的に安く済むこともあります。

免責金額(自己負担額)の確認

車両保険に「免責金額(自己負担額)」を設定している場合、その金額を下回る損害では保険金は支払われません。

例えば免責額が5万円で修理費用が3万円なら、保険を使えないことになります。

契約内容をよく確認しておくことが大切です。

保険金請求には期限がある

車両保険の請求には原則3年の時効があり、雹害の場合は「雹が降った日」から起算します。契約が切れていても、被害当時に加入していれば請求は可能です。

ただし、先延ばしにすると気づかないうちに期限を過ぎる恐れがあるため注意が必要です。

「3年以内なら大丈夫」と後回しにすると、損害が拡大したのではないか、本当に雹でできた傷かどうか、と保険会社に疑われるリスクがあります。

その結果、修理費用が満額支払われない可能性もあるため、早めの請求が安心です。

保険請求の流れと手続きのポイント

愛車に雹が原因の損傷があると確認したら、できるだけ早めに保険会社へ連絡しましょう。

基本的な流れは、以下の通りです。

STEP
加入している保険会社へ連絡する
STEP
担当者の指示に従い、被害状況が分かる写真や修理見積書などの資料を用意する
STEP
保険会社から届く保険金請求書類に記入のうえ提出する
STEP
保険会社が被害状況や保険金支払いの可否を確認する
STEP
保険金が支払われる

必要書類や対応の流れは保険会社によって異なる場合があるため、まずは指示を仰ぎましょう。

保険金は修理せず受け取ることもできる

車両保険で受け取った保険金は、必ず修理に使わなければならないという決まりはありません。

保険金は「損害に対する補償」として支払われるもので、用途は自由です。

そのため、修理をせずに保険金を新しい車の購入資金に充てることも可能です。

修理せず保険金を受け取るケース例

以下のようなケースでは、あえて修理をせず、保険金を買い換え資金とする人も少なくありません。

  • 修理費用が高額で、車の時価を上回ってしまうとき
  • 年式が古く、修理しても今後の維持費がかさむと予想されるとき
  • 次の車検までに乗り換えを検討しているとき

ただし、保険金は「想定修理費用」を基準に算出されるため、修理工場での見積もり金額より少なくなることがあります。

さらに修理しないままでは売却時の査定額が下がる点にも注意が必要です。

最終的には、修理して乗り続けるか、修理せず乗り換えるかをトータルコストで比較して判断することが重要です。

雹(ひょう)でボコボコになった車、修理せず放置するとどうなる?

雹は車にへこみや傷ができるとはいえ、多少の損傷であれば放置しても問題ないと考える方もいます。

しかし、雹による車への被害は以下のようなトラブルを招くリスクもあります。

  • ボディのサビ・劣化につながる
  • 走行中の安全性低下
  • 売却査定への影響

重大なトラブルとなるケースもあり得るため、速やかな修理がおすすめです。

以下より、雹害に遭った車を放置することで起こり得るトラブルを詳しく紹介します。

ボディのサビ・劣化につながる可能性

雹の衝撃で塗装が剥がれることがあり、放置するとその部分から汚れや水分が侵入し、ボディの金属部分がサビる原因になります。

一度サビが発生すると、徐々に広がり、車全体の劣化を早めてしまいます。

小さな損傷でも放置せず早めに修理することで、サビの進行や高額な修理を防ぐことができます。

走行中の安全性に関わるケースもあるので注意

雹の被害によってフロントガラスやフレームが損傷すると、安全に走行できなくなるおそれがあります。

フロントガラスはヒビがあるだけでも走行中に割れる危険があり、フレームの変形は走行の安定性を損ないます。

命に関わる事故を防ぐためにも、雹害を受けた場合は早急に修理しましょう。

売却査定への悪影響は避けられない

雹によるへこみや塗装の傷は、車の外観に大きく影響します。

特に、ボンネットやルーフなど目立つ場所の損傷は査定時に減額の対象となりやすく、放置したまま売却すればその分評価が下がる可能性が高いです。

査定額は、買取後の修理コストを見越して決められるため、損傷がある状態で売るとその分差し引かれてしまう点に注意しましょう。

雹(ひょう)から車を守るには?事前にできる予防と対策

雹は大気の状態が不安定なタイミングで突然降るため、数日前から予測することは困難です。

特に、雹が発生しやすい夏場は、いつ降ってきても対応できるように備えておくことが大切です。

事前にできる代表的な雹害対策は次の3つです。

  • 屋根付き駐車場やカーポートを活用する
  • 気象情報・雹予報をチェックする習慣をつける
  • 急な雹には毛布や厚手のボディカバーで対応する

以下で、それぞれの対策を詳しく解説します。

屋根付き駐車場・カーポートの活用

屋外に駐車している場合は、「カーポートを設置する」「屋内駐車場を利用する」など、保管場所を見直すのが効果的です。

屋根がある場所なら、突然雹が降ってきても愛車を守れるほか、日差しや花粉などの外的ダメージも軽減できます。

なお、カーポートを設置する場合はスチール製やアルミ製など、雹にも耐えられる丈夫な屋根材を選びましょう。

気象情報・雹(ひょう)予報のチェックを習慣に

雹は予測が難しいものの、積乱雲の発達や雷注意報が出ているときは発生の可能性があります。

天気予報や雨雲・雷レーダーをこまめに確認し、兆候があれば屋根付き駐車場やカーポートへ避難しましょう。事前の行動で、へこみやガラス破損などの被害を防げます。

急な対応には毛布やボディカバーも有効

屋根付き駐車場がなく雹が降ってきた場合は、毛布や厚手のボディカバーで車を覆うと被害を軽減できます。

毛布はボディ上部を覆える枚数を用意し、落ちないようロープで固定しましょう。

ボディカバーは3〜5層構造の厚手タイプがおすすめで、車体全体を守ることでへこみや傷のリスクを下げられます。

雹(ひょう)で車がボコボコに…修理や保険のことはENEOSウイングに気軽にご相談ください

「雹に降られて愛車がボコボコにへこんでしまった」など、愛車のへこみ・傷でお困りならENEOSウイングにご相談ください。

ENEOSウイングでは、専門知識と豊富な経験を持つ技術者が、小さなへこみから大規模な損傷まで幅広いトラブルに対応します。

独自のツールと技術を活用し、仕上がりの美しさはもちろん、スピーディーな対応にも力を入れ、大切なお車をできる限り早く元の状態に戻せるよう努めております。

全国300店舗以上のENEOSウイングがサービス窓口となっており、お見積もりは無料で承ります。

まずはお近くのENEOSウイングへ、お気軽にお問い合わせください。

雹(ひょう)による車のトラブルでよくある質問

最後に、雹による車のトラブルに関するよくある質問について解説いたします。

雹(ひょう)による被害で、修理せず保険金だけを受け取ることはできますか?

雹による車への被害で車両保険を使う場合、修理せず保険金を受け取ることは可能です。

ただし、以下の点に注意が必要です。

  • 車両保険を使うと等級ダウンして翌年の保険料が高くなる
  • 修理する場合よりも保険金(損害額)が安く見積もられる可能性がある

また、受け取ることのできる保険金は特約や免責金額によっても変わるため、保険会社とよく相談のうえ車両保険の利用を判断しましょう。

雹害は車両保険以外で補償されますか?

基本的に、雹害による車の損傷を補償するのは「車両保険」です。自賠責保険は人身事故のみ、火災保険や地震保険も自動車は対象外となります。

共済の自動車保険でも雹害がカバーされることはありますが、プランによって異なるため契約内容の確認が必要です。

雹(ひょう)が降っているときに車を運転しても大丈夫ですか?

雹が降っているときの運転は避けた方が安全です。

雹の衝撃で車がへこんだり、ガラスやミラーが割れて視界不良や怪我の原因になる恐れがあります。

運転中に雹が降り始めたら、屋内駐車場など安全な場所へ早めに避難しましょう。

避難できない場合は、走行の妨げにならない場所に停車し、ボディカバーや毛布で保護するのが有効です。

車にへこみができるのは、雹(ひょう)がどのくらいの大きさのときですか?

一般的に、雹は直径5mm以上の氷の粒です。

この程度の大きさでも、ボディの構造やパネルの厚みによっては、衝撃でへこむことがあります。

へこみだけでなく、塗装の剥がれや傷がつくケースも少なくありません。

雹でフロントガラスは割れることはある?

大きな雹(ゴルフボール大以上)が降ると、フロントガラスやサンルーフにヒビや割れが入る可能性があります。

ただし、そのようなケースはまれで、小さな雹ではガラスが割れることはほとんどありません。

とはいえ、細かな傷(チッピング)がつくことはあり、放置するとヒビが広がる恐れがあるため注意が必要です。

雹はなぜ降るのですか?

雹(ひょう)は、積乱雲(入道雲)の中で氷の粒が成長してできるものです。

雲の内部では強い上昇気流と下降気流が繰り返し発生しており、その中で水滴が凍ったり溶けたりを繰り返しながら大きくなっていきます。

やがて上昇気流で支えきれないほど重くなると、地表に落ちて「雹」として降ってきます。

日本では春から夏にかけて大気が不安定になりやすく、特に5月〜6月は雹が発生しやすい季節といわれています。

まとめ

雹は小さくても車にダメージを与える可能性があり、降った後にはボディに複数のへこみができることもあります。

これを放置すると、サビの発生や車の価値低下につながるため、早めの修理が大切です。
ENEOSウイングは、経験豊富な技術者による高品質な板金塗装修理を行っており、独自の工法によりスピーディーな対応も可能です。

「車両保険を使わず、できるだけ費用を抑えて早く直したい」といったご相談にも対応しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。


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この記事を書いた人

ENEOSウイング編集部です。コラムで車に関するお役立ち情報をお届けしています。

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