車検の時期が近づく中で、フロントガラスにヒビや傷が見つかると「この状態で車検は通るのか?」や「小さい傷でも補修が必要か?」と、心配になるかもしれません。
この記事では、車のフロントガラスにヒビがある場合、車検に通るかどうかの判断基準をはじめ、リペア(補修)が可能か、交換が必要なケース・注意点など詳しく解説します。
また、フロントガラスのヒビや傷を防ぐための予防策も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
フロントガラスにヒビが入った状態で車検に通る?

フロントガラスにヒビがある場合、その場所や大きさが具体的に何センチであれば車検に通らない、といった明確な基準はありません。
合否は、車検時の検査官の判断によります。
ここでは、車検におけるフロントガラスの審査基準を踏まえて、ヒビが入った状態で車検に通るかどうかを解説します。
車検におけるフロントガラスの審査基準
フロントガラスの車検審査基準は、一般的に以下の3点です。
・運転席の視野を確保できること
フロントガラスにヒビがある場合、それが運転者の視野を遮ると、車検に通るのは難しくなります。運転席からの視界が遮られる状態では、車検に合格できません。
・容易に貫通されないこと
フロントガラスは本来、簡単に貫通しない構造ですが、ヒビが入ることで強度が低下し、この基準を満たさなくなる可能性があります。
・フロントガラスとサイドガラスのどちらも、透明で、運転者の視野に歪みが生じない状態であること
透明度は、可視光線透過率70%以上であることが条件となるため、フィルムを貼る場合は注意しましょう。
ちなみに、以下のような状況の場合は車検に通る可能性もあります。
- 助手席側に傷があるが、運転者の視界には影響がない場合
- ヒビや傷ではなくフロントガラスの表面が少し欠けた程度
フロントガラスにヒビがあると車検に通らない可能性が高い
「運転者の視野に影響を及ぼさない小さなヒビであれば車検に通るのでは?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、運転席側にヒビがある場合、例え小さなヒビでも車検で不合格になる可能性は高いです。
その理由は、小さなヒビであっても走行中の強い風圧や振動で、ヒビが拡大して大きな亀裂になってしまう可能性が考えられます。
そうすると、運転者の視界を遮り危険な状態を引き起こす恐れがあるためです。
車検に通るかどうかは検査官の判断によりますが、基本的にはフロントガラスにヒビがある場合、車検は通らないと考えて、事前に補修を行うほうが安全でしょう。
車検を通すためにはどうしたらいい?

車検前にフロントガラスにヒビが入っているのを見つけた場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。
例え小さなヒビでも、放置するのは危険です。
走行中の振動や温度差でヒビが少しずつ広がる可能性があり、風圧の強い高速道路では、急に亀裂が広がることも考えられます。
そのため、ヒビが入った場合は早めの補修が大切です。
自分でリペアする
小さいヒビであれば、カー用品店などで購入できるリペアキットを使って自分で補修できる場合もあります。
プロに依頼するよりコストを抑えられるメリットはありますが、慣れていない方が行うと、補修がうまくできなかったり、ヒビをさらに広げてしまったりするリスクもあります。
そのため、自信がない方はプロに依頼するのがおすすめです。
プロにリペアを依頼する
自分での補修が難しい場合や、市販のリペアキットでは対応できないヒビの場合は、プロにリペアを依頼しましょう。
板金・リペア専門店、ディーラー、カーケアショップ、ガソリンスタンドなどで対応してもらえます。
ただし、ひびの大きさや位置などによっては、リペアが難しいと判断され、フロントガラスを交換することになる場合もあります。
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フロントガラスのヒビや傷を防ぐための予防策

日頃から安全運転を心がけていても、フロントガラスのヒビや傷を完全に防ぐのは難しいかもしれません。
しかし、意識することで避けられるヒビや傷もあります。
以下に予防策を紹介します。
飛び石対策:車間距離を空けて運転する
フロントガラスにヒビが入る原因として最も多いのが、飛び石によるヒビ割れです。
運転中に突然「ピシッ」という音とともにフロントガラスにヒビが入ることがあります。
これは、走行中に他の車から弾き飛ばされた石がフロントガラスにぶつかることで発生します。
特に高速道路走行中は、大型車のタイヤに挟まった小石が飛んでくることがあります。
飛び石によるヒビ割れは完全には防げないこともありますが、車間距離を十分に取って運転することで被害を軽減することができるでしょう。
凍結対策:熱湯を使用せず解氷スプレーを活用
真冬の寒い時期は、フロントガラスが凍結してしまうことがあります。
この際に、凍結した部分をブラシで削ったり、熱湯をかけて溶かしたりすると、フロントガラスがひび割れを起こすことがあります。
フロントガラスが凍結した場合は、カー用品店などで購入できる解氷スプレーを使用し、氷がある程度溶けたらワイパーをかけ、ゆっくり溶かすようにしましょう。
夏の温度差対策:日除けなどで温度差を軽減
真夏の強い日差しでフロントガラスの外側は高温になります。
一方、車内のクーラーによってフロントガラスの内側の温度はそれほど上がらず、ガラスに大きな温度差が生じることがあります。
この極端な温度差は、ガラスに負担をかけ、ヒビ割れの原因になることがあります。
温度差を軽減するために、日陰に駐車する、サンシェードで日除けをするなどの対策を行いましょう。
また、真夏は洗車時も注意が必要です。
熱を持ったフロントガラスに急に冷水をかけると、ガラスの表面が急激に伸縮し、小さな傷が大きなヒビに広がる可能性があります。
夏場の洗車は、気温が上がりすぎない早朝や夕方に、ぬるま湯を使って行うと良いでしょう。
ワイパーの傷対策:汚れは放置せず定期的に交換を
雨や雪の際に使用するワイパーによって、フロントガラスに傷がつくことがあります。
ワイパーに砂や汚れが付着したまま使用していると、フロントガラスを傷つける可能性があります。
また、ワイパーのゴムも経年劣化するため、定期的に交換をすることが大切です。
フロントガラスに関するよくある質問

フロントガラスにヒビがあっても車検に通る基準は?
車検時に求められるフロントガラスの規定は「運転席の視野を確保できること」
「容易に貫通されないこと」の2つがあります。
また、フロントガラス・サイドガラス共通の規定として「透明で運転者の視野を妨げるひずみがない」という条件も設定されています。
フロントガラスのヒビは何センチなら補修できますか?
直径1.5センチ程度までのヒビであれば、補修できる可能性がありますが、ヒビが入った場合、なるべく早めに対応することが大切です。
時間が経つと、ヒビに埃や水分が入り込み修理が難しくなるだけでなく、ヒビが広がるリスクも増します。
また、ヒビの種類や位置によっては補修できない場合もあるため、プロに相談するのが良いしょう。
大きなヒビの場合、補修は難しくなることが多く、補修できたとしても再びヒビ割れが発生する可能性があります。
その場合は、フロントガラス交換が必要になることがあります。
まとめ
フロントガラスにヒビや傷があると車検に通らない可能性があります。
特に、ヒビや傷が運転者の視界を遮るようであれば、車検を受ける前に修理しておきましょう。
小さいヒビだからと放置していると、大きくなることもありますので、ヒビや傷を見つけたら早めに対処することが重要です。
ENEOSウイングでは、フロントガラスにヒビや傷がある場合も丁寧に確認しながら、車検を実施します。
車検後のアフターフォローも充実していますので、車検の際はぜひENEOSウイングへお任せください。


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